更新日:

任意整理で和解できない場合はどうする?パターンや対処法を解説

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
任意整理で和解できない場合はどうする?パターンや対処法を解説
注目
任意整理でお急ぎの方へ
Cta ballon icon
何度でも
相談無料
Vertical line
Cta bill icon
後払い
分割払いOK
Vertical line
Cta calender icon
夜間・土日
相談OK
任意整理の無料相談先を探す
Cta magnifying glass icon
任意整理の
無料相談先を探す
※一部事務所により対応が異なる場合があります

任意整理はあくまで債権者(お金を貸している業者)との話合いにより借金を整理する方法です。そのため、債権者と合意できないケースもあります。

通常の貸金業者であれば債務整理の協議自体を拒否することはありませんが、最終的に合意が成立しないということもあり得ます。

合意できない場合は、原因を探って、債務整理の方法を見直す必要があります。

この記事では、

  • 任意整理で和解が成立しづらいパターン
  • 和解できない場合の対処法
  • 任意整理が和解できないときに弁護士や司法書士へ依頼するメリットと費用

について説明しているので、任意整理をしたいのに和解できなくて困っている方は、ぜひお読みください。

【関連記事】任意整理とは?

任意整理を検討されているあなたへ

任意整理について詳しく知りたい、真剣に検討している人は弁護士・司法書士事務所に直接相談することをおすすめします。

弁護士・司法書士事務所に直接相談・依頼することで以下のような事が望めます。

  1. 催促・取り立てを最短即日で止められる
  2. あなたに最適な債務整理を提案してくれる
  3. どれぐらい減額できそうか計算してくれる
  4. 過払い金が見つかる可能性がある
  5. 返済計画を一緒に考えてくれる

借金原因は問われませんので、まずは、お気軽にご相談ください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ債務整理で
任意整理に強い弁護士を探す
この記事に記載の情報は2023年11月17日時点のものです

任意整理で和解が成立しづらいパターン

和解が成立しないパターンは、大きく分けて以下の4つが考えられます。

借金の額が大きい

任意整理は、借金の元金を3~5年で返済していく債務整理なので、借金が大きすぎる場合は、期限内に返済するのが困難と捉えられ交渉に応じてもらいにくいと考えられます。

この場合は、もはや話合いでどうこうできる問題でないため、個人再生自己破産などの法的整理を検討しましょう。

どの手続が適しているかは、弁護士や司法書士に相談することでわかります。

借金元金を5年以内に返済できる見込みがない

借金の元金を3~5年で返済する見込みがない場合(例えば、収入が少なかったり無職である場合)相手が交渉に応じないでしょう。

この場合も再建の目処が立たないのでやはり上記のような法的手続を検討してください。

借入先が任意整理に応じない方針を採っている

貸金業者のなかには、ごくまれに任意整理に応じない方針を採っている会社もあります。

なかでもすでに廃業している業者などは応じない可能性が高いです。

しかし、このようなケースは特殊であるため、弁護士や司法書士などの専門家に相談して個別に対応策を検討するべきでしょう。

交渉内容に無理がある場合

そのほか交渉条件が極端に債務者に有利なものであるなど、債権者側で受け入れ困難である場合も合意は不可能です。

この場合は、交渉条件を調整したり、弁護士や司法書士などの専門家に相談してアドバイスをもらったりしてください。

借金の返済をして間もない

債権者にとってはもちろん、より多くのお金を回収できたほうが望ましいです。

しかし、債務者が借金の返済を始めてすぐに任意整理をしてしまうと、予定より少ない金額を回収することになるので、交渉に応じてくれないことが多いです。

この場合も、弁護士や司法書士などの専門家に相談して、借金に対する方針を固めましょう。

和解できないときはどうすればいい?

債権者が和解に応じてくれない場合の解決策としては、以下のような方法が挙げられます。

個人再生を検討する

個人再生」とは、借金を最大で10分の1にカットする法的整理手続です。

この手続では住宅を持っている場合は、住宅ローンの返済を延期することで住宅を所有し続けられる「住宅ローン特則」という制度を利用することもできます。

個人再生を希望する場合は「個人再生の利用条件」をチェックしてみてください。

自己破産もあり

自己破産」とは、財産のいっさいを精算することで借金をほぼゼロにする制度です。借金の返済目処が立たない場合は自己破産を選択することも検討すべきです。

自己破産をすると、99万円を超える財産が没収されるという難点がありますが、借金が膨大で苦しい生活を強いられているような場合は、自己破産をするのも手だと考えられます。

弁護士や司法書士をつける

弁護士や司法書士といった専門家に依頼すれば、債権者との交渉をうまく進めてくれたり、任意整理以外の債務整理の方法を提案してくれたりします。

また、後述しますが「依頼するメリット」も多いです。近年は、無料で相談を受け付けている弁護士・司法書士が多いので、一度相談してみるとよいでしょう。

和解できないときに弁護士や司法書士へ依頼するメリット・費用

弁護士や司法書士に依頼するメリットと費用は、以下で紹介しています。

弁護士・司法書士に依頼するメリット

先述した通り、弁護士や司法書士に依頼すると、債権者との交渉が成立しやすくなる・任意整理以外の債務整理の方法を提案してもらえるなどのメリットがありますが、そのほかにも以下のようなメリットが受けられます。

メリットについては、「任意整理を弁護士に依頼した際のメリット」で詳しく解説しているのでご覧ください。

司法書士に依頼できないケース

原則として、司法書士は借金が1社あたり140万円を超える案件には対応できません。借金が1社あたり140万円を超える場合は、弁護士に相談しましょう。

依頼費の相場

任意整理を依頼する場合の費用は、債権者数や借金の総額よって大きく変わってきますが、着手金・基本報酬金は、1社あたり2万円~が相場だといわれています。

現在手持ちがない場合

「依頼費って数十万円もするんでしょ?そんな費用払えない…」という方は少なくありません。

場合によっては費用を後払いや分割払いにしてもらることができるかもしれません。また、法テラスなどの公的な制度を利用して費用を立て替えてもらったりすることもできる場合があります。

依頼費をすぐに用意できない場合の対処法は「弁護士・司法書士への依頼費を用意できない場合の救済措置」で説明しているので、読んでみてください。

任意整理でいくら借金を減らせる?デメリットはある?無料相談で確認しよう

まずは、お近くの弁護士・司法書士事務所に次の3点を無料相談して、任意整理すべきか確認しましょう。

・借金を減額できるか?いくら減らせるか?
・あなたにどんなデメリットがあるか?
・費用はいくらぐらいかかるのか?

当サイト債務整理ナビでは、任意整理や借金問題の解決が得意なお近くの事務所を簡単に探すことができます。借金問題が得意な事務所のみを掲載しているので、どの事務所に相談してもOKです。

まずは、以下からお住まいの都道府県を選んで、無料相談しましょう。今すぐにお話できない方はメールがおすすめです。

もちろんあなたの都合やプライバシーを配慮しますので、安心して相談してください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ債務整理で
任意整理に強い弁護士を探す

まとめ

任意整理で和解が成立しないときは、交渉内容を変える、個人再生自己破産で借金を減らす、などの解決策が挙げられます。

ただし、いずれも個人で実行するのは難しいので、一度弁護士や司法書士などの専門家に相談してみてください。

相談したからといって必ずしも依頼する必要はないですし、相談料を払う必要は基本的にありません。

当サイトでは、債務整理を手掛けてきた熟練の弁護士をご紹介しています。

まずは一度相談することで、肩の荷を下ろしてみませんか?

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ債務整理で
任意整理に強い弁護士を探す

【最短30秒】ユーザーアンケートに回答する

 
 ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)では、よりよいコンテンツを提供するためにアクセスいただいたユーザーの声を募集しております。
 8問選択式の簡単なアンケートですので、ぜひご協力ください。
 
アンケートに回答する
 
東京
神奈川
埼玉
千葉
大阪
兵庫
Office info 202306051503 77971 w220 【メール・LINE予約24H受付中】司法書士法人ホワイトリーガル

全国対応】【ご相談・着手金0円|返金保証制度◎|特別割引制度◎「依頼して良かった」と感謝のお声を沢山いただいております◆経験豊富な先生が、あなたの代わりに借金問題を1日も早く解決!≪24年間で26,200件の解決実績≫

事務所詳細を見る
Office info 202206101545 19741 w220 【全国対応】立川支店 アディーレ法律事務所

【全国65拠点以上】【法律相談実績90万人以上】【周りに知られずに相談OK】はじめの一歩は弁護士への無料相談!あなたの街のアディーレに、何でもお気軽にご相談ください

事務所詳細を見る
Office info 202302061444 17711 w220 【全国対応】北千住支店 アディーレ法律事務所

【全国65拠点以上】【法律相談実績90万人以上】【周りに知られずに相談OK】はじめの一歩は弁護士への無料相談!あなたの街のアディーレに、何でもお気軽にご相談ください

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
弁護士費用保険をご存知ですか?

いつ起きるかわからない法的トラブル。弁護士費用の準備はできていますか?

答えがNoの方、ベンナビ弁護士保険が役立ちます。

Cta_merci

弁護士への依頼費用は数十万~数百万円かかりますが、ベンナビ弁護士保険(月2,950円)に加入しておくことで、弁護士費用の補償が受けられます。

  • 保険料は1日あたり約96円
  • 通算支払限度額1,000万円
  • 追加保険料0円で家族も補償

補償対象となる家族が5人の場合、1人あたりの保険料は月590円(2,950円÷5人)。労働問題、ネット誹謗中傷、近隣トラブルなど様々な法的トラブルに対応しています。

補償内容、付帯サービスをまとめた資料の請求はWEBから。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

任意整理に関する新着コラム

任意整理に関する人気コラム

任意整理の関連コラム

弁護士・司法書士があなたの借金返済をサポート


債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。

ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたをベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)の弁護士・司法書士がサポートいたします。

編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。