事務所はどうやって選んだらいいの?
掲載しているのはいずれも借金問題・債務整理に詳しい事務所ばかりなので、迷ったらまずは第一印象で問題ありません。あなたと相性の良い事務所を見つけることが結果的に借金問題解決への近道となるので、まずは連絡を取ってみて「話しやすいか」「説明がわかりやすいか」確かめてみましょう。
複数の事務所に相談してもいいの?
問題ありません。事務所により提案する解決方法が異なる場合もありますので、あなたが納得のいく提案をしてくれる事務所を探しましょう。
相談前に準備しておいたほうがいいことは?
ご自身の借金について、わかる範囲で答えられるようにしておくと、相談がスムーズに進みます。
借入社数/返済年数/月々返済額/借金総額/住宅ローン有無 など
※わからない場合はそれでも問題ありません
全国消費者実態調査の都道府県別負債残高に注目してみると、富山県は全国で36番目に位置しており、負債残高は520万円です。全国平均は700万円なので、180万円下回り、全国的にも負債残高が少ない県と言えます。
富山県よりも負債残高が低い県は、順に宮崎県517万円、山梨県515万円、山口県514万円、福岡県502万円、佐賀県501万円、徳島県486万円、香川県486万円、大分県461万円、高知県445万円、島根県406万円、長崎県379万円と続いています。
富山県の平均消費性向は73.8となっており、全国で41番目の数値です。富山県よりも低い県は順に、岐阜県73.4、鳥取県73.4、新潟県73.0、秋田県72.7、山梨県72.3、福井県70.4と続き、全国平均は78.4となっています。
最も低い福井県と3.4ポイントの差にとどまっているので、消費が控えめと読み取ることができます。
次に、年間収入のデータを見ていくと、富山県民の年間収入は746万円で全国6番目に位置しています。
上位5県は順に、東京都847万円、福井県776万円、神奈川県765万円、千葉県750万円、愛知県747万円です。 下位5県については、順に大分県594万円、宮崎県588万円、鹿児島県583万円、青森県471万円、沖縄県495万円となっています。
全国平均は706万円なので、富山県は全国的に年間収入が多い県です。
貯蓄現在高が高い順に、福井県1,602万円、香川県1,438万円、愛知県1,418万円、東京都1,418万円に次いで、富山県1,416万円で全国5番目の貯蓄現在高の多さです。
全国平均は1,179万円で、200万円以上上回っています。下位3県の鹿児島県695万円、青森県643万円、沖縄県410万円と比べると、倍以上貯蓄を確保できているので、負債を抱えるリスクが少ないと言えるでしょう。
日本弁護士連合会 消費者問題対策委員会が発表している2014年破産事件及び個人再生事件記録調査では、都道府県別に無作為に自己破産者を数十名選出し、年齢層や手続き状況などの細かいデータを公開しています。
富山県では20人が選出されているので、まず自己破産者の負債額帯から見ていきましょう。
・100万円未満:1人
・100~200万円:2人
・200~300万円:0人
・300~400万円:3人
・400~500万円:0人
・500~600万円:1人
・600~700万円:3人
・700~1000万円:0人
・1000~2000万円:5人
・2000~3000万円:2人
・3000~4000万円:0人
・4000~5000万円:0人
・5000~1億円:1人
・1億円以上:2人
100万円未満も1億円以上の自己破産者も存在し、幅広い負債額帯に自己破産者が分布しています。最も多いのが1,000~2,000万円の負債を抱える自己破産者で、全国平均の14.11%を上回る割合です。
次に自己破産者の年齢層に注目していきます。
・20歳未満:0人
・20歳代:0人
・30歳代:8人
・40歳代:6人
・50歳代:5人
・60歳代:0人
・70歳代以上:1人
富山県で選出された自己破産者で最も多い年齢層は30歳代で、全体の4割を占めています。40歳代6人、50歳代5人となっており、30歳代~50歳代に自己破産者が集中しているとわかります。
富山県で無作為に選ばれた自己破産者20人の免責申し立ての結果は、19人が免責許可、1人が取り下げという内訳です。
自己破産手続きの取り下げは、自己破産者自ら行うこともありますが、裁判所から促されることもあり、自己破産は失敗に終わってしまいます。
自己破産の手続き方法に注目してみると、代理人委任ありが16人、代理人委任なしが1人、司法書士に依頼が3人です。
取り下げになった1人が代理人委任なしとは言い切れませんが、法律の専門家である弁護士・司法書士に依頼した方が自己破産をさせる確率が高まります。
自己破産をするなら、弁護士・司法書士に依頼することを前提に置くことをおすすめします。