借金が500万ある場合はどうするべき?完済に向けた返済対応を解説


複数社のカードローンに手を出してしまい、500万円という収入に見合わない額の借金を抱えてしまうケースもあります。
500万円の借金を一定の期間で無理なく返済するには、債務整理を検討する必要があるでしょう。
債務整理を行うことで返済負担を減らすことが可能です。返済能力などに応じておすすめの債務整理が異なりますので、あなたに最適な債務整理をご紹介します。
この記事では、借金500万を完済した体験談やあなたにおすすめの債務整理などについて解説します。
借金500万円の返済は、毎月の収入や利息、返済に充てられる額などによっては、どうにもならないと感じるほど大変でしょう。
現状、500万円を返すことが難しいと感じている場合、早い段階で借金問題の解決が得意な弁護士・司法書士にご相談ください。
毎月の返済額を減らす・返済期間を延長する・借金の元本を大きく減らす・借金を法的にゼロにするなど、あなたの状況に合わせた解決方法をご提案します。


無料相談できる弁護士一覧
【体験談】借金500万円は完済できる?
ここでは、借金500万円の完済にまつわる体験談をご紹介します。
ショッピングや交際費で借金が540万円に…
【A美さん|50代女性】
ショッピングや交際費を捻出するためにカードローンに手を出してしまいました。返済できると思い、利用を続けていたところ、気づいた時には3社からの借金総額が約540万円に…。
自力で返済できず弁護士を通し、自己破産を行いました。弁護士費用は掛かりましたが、借金を完済することができました。
住宅ローンとリストラで550万円の借金を背負いました
【B夫さん|40代男性】
住宅ローンを組み自宅を購入したのですが、その11年後にリストラされてしまい、生活費やローン返済などであっという間に借金が550万円まで膨れ上がってしまいました。
家を絶対に手放したくなかったので、家を残せないか弁護士に相談したところ、個人再生を提案してもらいました。そのおかげで、借金は110万円まで減額に成功。住宅ローンの支払いは残ってしまいましたが、安定した生活を送れるようになりました。
借金が500万あるなら債務整理!
借金500万円も自力で返済するのはかなり厳しいでしょう。 無理なく完済したい人は債務整理がおすすめです。ここでは、債務整理について簡単に説明します。
債務整理を行う
債務整理とは、借金を減免するよう要求する行為を指します。
以下のように3種類の方法があり、借金への効果や手続き期間、裁判所費用などそれぞれ異なります。状況に応じて適切な対応を選択することで、現在抱える返済負担を減らすことができるため、効果的な手段と言えるでしょう。
債務整理以外の方法をおすすめできない理由
500万円の借金を完済するのであれば支払額や支払方法を見直すことが一番の近道です。
債務整理以外で考えられる解決方法には、「おまとめローン」や「繰り上げ返済」がありますが、これらは借金の支払先を整理したり、債務元本を減らすための返済努力に過ぎません。
少しでも多く減額したいのであれば、債務整理が最適です。
債務整理で借金を大幅に減額できる可能性があります。
債務整理とは、借金返済を続けるのが難しい方のための救済制度です。
消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードのリボ払いなどの借金を大幅に減額することができます。
実際に借金はいくらぐらい減る?
例えば、金利18%で150万円を借りていて、毎月4万円を返済している場合
【減額前】
月々の返済額:4万円
利息を含む総返済額:217万円
※小額でも追加で借入した場合、総返済額はもっと増えます。
【減額後】
月々の返済額:2.5万円
利息を含む総返済額:150万円
などのように、月々の返済額や、総返済額を減らせる可能性があります。
債務整理にもいくつか種類がある
上の減額例は『任意整理』という手続きを行った例です。
『任意整理』とは、あなたの代わりに弁護士や司法書士が金融機関と交渉して、今後支払う利息をカットし、元本の金額だけを返済できるようにする手続きです。交渉によっては利息だけでなく、元本の金額の一部を減額してもらえる可能性もあります。
『任意整理』の他に、収入が大きく減ったり、働けなくなった方には、借金総額を8割ほど減らせる可能性がある『個人再生』や借金をゼロにする『自己破産』等の方法もあります。
弁護士・司法書士と相談して、あなたの状況に応じて、ベストな方法を選びましょう。
費用がいくらかかるかよく確認する
債務整理の手続きを弁護士・司法書士に依頼した場合、依頼費用がかかります。
依頼前に費用がいくらかかるかよく確認し、減額できる借金以上に依頼費用がかかる場合には、依頼を見合わせるなどの判断をしましょう。
今手持ちのお金がなくて費用が払えなくても、分割払いや後払いに対応している事務所が多いため、状況に応じて事務所を選びましょう。
まずはお近くの事務所に無料相談しよう
まずは、お近くの事務所に以下3点を無料相談して、債務整理すべきか確認しましょう。
・借金を減額できるか?いくら減らせるか?
・どの債務整理の方法が一番合うか?
・費用はいくらぐらいかかるか?
当サイト債務整理ナビでは、全国の事務所からお近くの事務所を簡単に探すことができます。借金問題の解決が得意な事務所のみを掲載しているので、どの事務所に相談してもOKです。
まずは、以下からお住まいの都道府県を選んで、無料相談しましょう。今すぐにお話できない方はメール相談がおすすめです。
もちろんあなたの都合やプライバシーを配慮しますので、安心して相談してください。


無料相談できる弁護士一覧
状況別|借金500万ある人におすすめの債務整理と判断基準
「借金が500万あるなら債務整理!」で解説した通り、債務整理には任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。以下のようにそれぞれ特徴が異なるため、状況に応じて適切な方法を判断する必要があります。
ここでは、借金が500万ある場合に債務整理する際の判断基準を解説します。
任意整理をおすすめする人
任意整理は、利息カットや支払回数の見直しなどを債権者と交渉することです。
特に借金が500万円を超えるようなケースでは、かかる利息負担も大きいため、利息がカットされるだけでもある程度の返済負担の軽減が望めます。また他の方法と異なり、裁判所を介さないため簡易的に行える上、家や車などの財産も残すことができるという点も特徴的です。
しかし、債務整理はあくまで債権者との交渉により、その同意を得て進める必要があります。債権者が交渉に応じなければ任意整理は実現しませんので注意しましょう。
個人再生をおすすめする人
個人再生は、債務元本そのものを圧縮する法的手続です。
債務整理と異なり、法的手続であるため債権者の個別同意や交渉は不要です。しかし、再生計画について裁判所の許可が必要となりますので、許可が得られなければ再生による利益を受けることはできません。
自己破産を行うべきケース
自己破産は、財産を全て精算して再スタートを切るための法的手続です。
自己破産を行う場合、基本的に家、車、有価証券、預金などの財産は換価処分の対象となり、換価処分された後債権者に分配されます。
もっとも手続後、一定の範囲を除き債務は免除されますので、債務のない状態で経済生活を再スタートすることができます。
債務整理は早い段階で弁護士・司法書士に相談!
債務整理を検討している人は、早い段階で弁護士・司法書士に相談することがポイントです。早めに相談することで、自己破産を回避することも可能ですし、より少ない負担で借金を返済できます。
「自分にどの債務整理がおすすめかわからない」「自分の借金の総額が曖昧」という人でも、弁護士・司法書士へ相談することが可能です。
また、「今手元にまとまった費用がない」という人でも、事務所によって無料相談を行っていますので、安心して相談して頂けます。ただし司法書士については、司法書士法第3条より140万円を超える案件は対応できないため注意しましょう。1社からの借入額が140万円を超えるようなケースは、弁護士へ相談してください。
なお「依頼費用を支払う余裕がない」という場合、交渉によって分割払い・後払いなどの対応が可能なケースもあるため、一度交渉してみると良いでしょう。そのほか、法律相談窓口である法テラスでは「民事法律扶助業務」という援助サービスなども行っており、そちらを活用するのも有効です。
まとめ
500万円の借金を完済するためには、現在の借金状況について把握した上で、現実的な返済計画を作成する必要があります。もし自力での完済が難しい場合は、返済にかかる負担を少しでも軽減するよう努めるべきでしょう。
返済負担を軽減するための方法はいくつかありますが、なかでも任意整理・個人再生・自己破産などの「債務整理」が効果的です。ただし借金への効果やメリット・デメリットなど、それぞれ特徴は大きく異なるため、借金状況や支払い能力などを十分に考慮した上で、適切な方法を判断する必要があるでしょう。
また対応にあたっては、債務整理に関する知識・経験が豊富な弁護士や司法書士に依頼することで、スムーズな手続きの進行が見込めます。なお依頼費用を支払うことが難しい場合でも、なかには分割払い・後払いなどの対応が可能な事務所もあるため、一度無料相談を利用してみることをおすすめします。


無料相談できる弁護士一覧
【最短30秒】ユーザーアンケートに回答する |
|

闇金問題の相談窓口【初回相談無料/分割払い・後払い対応】闇金問題に豊富な経験あり・月間400件以上の解決実績のある弁護士が違法な取り立てからお客様を解放します/任意整理・時効援用にも対応可<即日対応・24時間体制>
事務所詳細を見る
【初回相談30分無料】年間100件以上!の対応実績◎支払いの督促が来た/返済しきれず限界を感じているなど、早めにご相談ください!◆依頼者目線の丁寧かつ的確な対応には自信がございます【詳細は写真をクリック!】
事務所詳細を見る当サイトでは、有料登録弁護士を優先的に表示しています。また、以下の条件も加味して並び順を決定しています。
・検索時に指定された都道府県に所在するかや事件対応を行っている事務所かどうか
・当サイト経由の問合せ量の多寡

借金問題に関する新着コラム
-
借金問題を抱えているなら、まず弁護士に相談してみましょう。一人で悩んでいても、事態は悪化していくばかりです。本記事では、借金問題に対応してくれる弁護...
-
本記事では、督促と催告の違いについて解説していきます。 債権者から督促や催告を受け取った際に注意して確認すべきポイントも詳しく解説していきますので...
-
消費者金融から裁判を起こされ、「どうすればよいのかわからない!」という方に向けて、対処法や注意点などを解説します。放置したり無視したりして思わぬ不利...
-
借金を滞納してしまい、裁判所から通知が届いたら、決して放置してはいけません。 本記事では、裁判所から届く通知にはどのようなものがあるのか、どのよう...
-
不景気といわれている現代でも、住宅ローンを組まれる家庭は多くいらっしゃいます。住宅ローンは、何十年の長い期間で返済する高額なローンのため、少しでも返...
-
個人間融資掲示板とは、個人同士で融資のやり取りをおこなうインターネット掲示板のことです。なかには犯罪被害に遭うケースもあるため、安易な利用は避けまし...
-
借金減額を考える人に向けて、各制度の仕組みを法律のプロが詳しく解説。借金減額制度のメリット・デメリットを知ることで、自身に最適な減額方法を選ぶことが...
-
借金の支払いを延滞し続け、裁判所から通知が来てしまった人に向けて、裁判所からの通知を無視すると起こる重大なリスクについて解説します。また、裁判を和解...
-
クレジットカードの料金が支払いできておらず、延滞を告げるハガキが来てしまった場合に取るべき対処をケース別に紹介。合わせて、クレカの料金未納が引き起こ...
-
自己破産を検討している場合、依頼できる専門家には司法書士と弁護士がいます。どちらも法律の専門家ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。本記...
借金問題に関する人気コラム
-
借金の時効援用は、成功すればどれほど多額な借金でも返済を免除されます。しかし同時に、失敗すれば大きなリスクを背負う法律行為でもあります。 この記事...
-
専門家の助力があったとしても、今すぐブラックリストを削除することは難しいです。信用情報を回復させる方法、ブラックリストが消えるまでの期間、これ以上悪...
-
自己破産を検討されている方にとっては、破産後の生活は気になるところでしょう。この記事では、自己破産後に受ける制限や、生活を良くするために考えておきた...
-
債務者(さいむしゃ)とは、特定の債権者(さいけんしゃ)に対してお金を借りている、あるいは一定の給付義務を持つ人のことで、ローンの未払いや奨学金の滞納...
-
催告書(さいこくしょ)とは、滞納しているお金等を請求する際に送られてくる書類のことをいいます。この記事では、①催告書の意味②督促状との違い③すぐに払...
-
奨学金の返済額をしっかり把握していることで、利用後の返済計画が立てやすくなり、効率よく返済することができます。この記事では、返済額の相場とともに、返...
-
自分の知らない間に住民税を滞納しているケースは珍しくありません。この記事では、住民税を滞納するリスクや滞納した場合の対処法、支払いが困難な場合に活用...
-
国民健康保険は国民皆保険と呼ばれるように、「20歳以上の社会保険未加入者は国民健康保険へ加入する義務」があるため、もし滞納をしている場合は必ず滞納分...
-
自己破産は、全ての借金の支払い義務を逃れ、所持する高価な財産を処分する法的手続きであり、生活をゼロから再建するための最終手段です。本記事では自己破産...
-
奨学金が返せないとどうなるのか、皆さんはご存知でしょうか。今や大学生の約半数が利用している奨学金ですが、返せない人が増えていることが社会問題にもなっ...
借金問題の関連コラム
-
債務者(さいむしゃ)とは、特定の債権者(さいけんしゃ)に対してお金を借りている、あるいは一定の給付義務を持つ人のことで、ローンの未払いや奨学金の滞納...
-
「友達から10万円借りている」「クレジットカードの支払いを滞納してしまった」「ローンの返済に追われている」「今日の食費すらない」など、借金の悩みは人...
-
任意整理は債務整理の1つで、借金の利息をカットして元金を返済していく方法です。この記事では、任意整理で減らせる借金(利息)・メリット・デメリット、利...
-
住宅ローンの連帯保証人には、さまざまなリスクが伴います。また、一度連帯保証人になってしまうと、簡単に解約することができません。この記事では、住宅ロー...
-
任意整理でリボ払いの借金を減らすことができます。この記事では、返済が終わらない理由、任意整理のメリット・デメリット、任意整理後にクレジットカードやロ...
-
お金がないと生きてはいけない世の中ですが、働いても働いてもお金が増えない、お金がないときはどうすればよいのかと切実に考えている方も多いでしょう。そこ...
-
「廃課金」とも言われるソーシャルゲームにハマった廃人たちのネットスラングもあるように、ソシャゲ課金で人生を壊すほどの入れ込みを見せる人たちがいますが...
-
任意整理を行って借金の整理を行った人が、新たにクレジットカードを発行することは可能なのでしょうか。債務整理後にクレジットカードを作りたいと思っている...
-
滞納(たいのう)とは、税金や家賃・住宅ローン、各公共料金など、一定期間までに収めるべき料金の支払いが滞ることを言います。突然、大幅に収入が減ったり、...
-
借金問題を自己破産で解決したいけれど、「仕事に影響が出てしまうのではないか」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。この記事では、仕事への影響を中心に、...
-
マイナンバー制度を介して、借金の事実が周りに知られるリスクがあるのか、またマイナンバーにおいて管理される個人情報についてまとめてみました。
-
貧乏生活とは、収入と生活費のバランスが取れずギリギリな生活をすることを表します。ギリギリな生活なため貧乏生活を送っている多くの方が貯金をする余裕もな...
弁護士・司法書士があなたの借金返済をサポート
債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。
ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたをベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)の弁護士・司法書士がサポートいたします。

借金問題の解決方法をもっと知りたいあなたに