官報に載っても自己破産がバレない2つの理由!いつまで掲載される?


官報(かんぽう)とは、国が発行する機関紙で、自己破産者や個人再生者の情報が掲載されます。
そのため、自己破産や個人再生してしまうと周囲にバレるのではないかと不安に思う方も多いでしょう。
ですが、実際に官報から周囲にバレることはほとんどあり得ません。
なぜバレないのかについて、掲載内容と期間などを合わせてご紹介します。
自己破産が認められれば、すべての借金がなくなりますが、その代わり最低限の財産以外手放すことになります。
借金問題を解決させる方法には、任意整理や個人再生などの方法もあるのです。
もしかしたらあなたにとって自己破産をすることが、ベストな選択肢ではないかもしれません。
自己破産をご検討中の方は、弁護士に依頼するのがおすすめです。
弁護士に依頼をすれば、下記のようなメリットがあります。
- 自身にとって最適な解決策を提案してくれる
- 面倒な手続きを一任できる
- 依頼した時点で、取り立てが停止する など
初回相談が無料の弁護士事務所も多数掲載しているので、まずは下記からお気軽にご相談ください。
官報に自己破産で載ってもバレない2つの理由
官報に載ってもバレない理由を2つご紹介します。
理由その1:読む人が限られている
そもそも、官報を読んでいる人が多くないことが大きな理由です。役所や省庁、法律事務所などには置いてありますが、従業員全員が読むわけではありません。
また、ページが多い上に、自己破産者について記載されているのは、最終章の方です。仕事でもない限り読むことはないでしょう。
理由その2:官報内から見つけるのが難しい
自己破産や個人債務に関する情報は、最終章の方に書いてある上に、このように淡々と情報が記載されています。
あ(引用:官報 第7385号 平成30年11月8日本紙)
このような文面が約20ページ続きます。これを見ていただくと、『官報からバレる』という不安を解消できるのではないでしょうか。
官報に掲載される情報と期間とは
官報に掲載されるあなたの情報や掲載期間についてご紹介します。
官報に掲載される情報は?
自己破産をした場合、官報には次のような情報が掲載されます。
- 破産手続開始の決定の主文
- 破産管財人の氏名または名称
- 債権届出の期間または期日
- 破産者への弁済禁止
- 簡易配当についての異議申述期間
法律上、このような情報を共有する義務があるため、自己破産をした場合、官報に掲載されることは避けられません。
官報にはいつまで掲載される?
官報に掲載された事実を抹消することはできませんが、官報の公開期間には一定の定めがあります。例えば、ウェブ版の官報は直近30日分のみ無料で閲覧できます。
そのため、30日を超えた官報については、ネットで検索しても探すことができません。
ただ、官報情報検索サービスでは、キーワード検索ができるため、氏名で検索をかけると、自己破産によって名前が掲載されていた号がヒットします。
ですが、この検索対象となる官報にも一定の期間があり、永遠に名前を検索されるリスクが残るわけではありません。
また、名前が掲載されている号を見ても、探す苦労は変わりません。
官報に掲載された後は闇金業社に注意する!!
官報で自己破産がバレることはありませんが、掲載後の闇金業者には十分な注意が必要です。
闇金業者のなかには、わざわざ官報をチェックして、破産者にダイレクトメールを送ってくるとも言われています(官報には、個人の連絡先に関する情報は一切掲載されません)。
銀行や消費者金融から借入れできなくなり、つい闇金業社の誘いにのってしまうと、返済できず大問題に発展しする可能性が非常に高まります。
もし、すでに闇金業者からお金を借りてしまって不安だという場合は、すぐに弁護士などの専門家に相談してください。
自己破産のデメリットはあるか?自己破産以外に方法はないのか?確認しよう
まずは、お近くの弁護士・司法書士事務所に次の3点を無料相談して、自己破産すべきか確認しましょう。
・あなたにどんなデメリットがあるか?
・自己破産以外の方法があるか?
・費用はいくらぐらいかかるのか?
当サイトベンナビ債務整理では、自己破産や借金問題の解決が得意なお近くの事務所を簡単に探すことができます。借金問題が得意な事務所のみを掲載しているので、どの事務所に相談してもOKです。
まずは、以下からお住まいの都道府県を選んで、無料相談しましょう。今すぐにお話できない方はメールがおすすめです。
もちろんあなたの都合やプライバシーを配慮しますので、安心して相談してください。
まとめ
官報に掲載されてもバレないという理由に納得いただけたでしょうか。官報に掲載された後が重要です。
自己破産後の計画などについても、弁護士や司法書士に相談することも可能です。
ギャンブル依存症など中毒性のあるものは、精神科・心療内科からを中心に、家族や周囲の人への相談もご検討ください。

【全国65拠点以上】【法律相談実績90万人以上】【周りに知られずに相談OK】はじめの一歩は弁護士への無料相談!あなたの街のアディーレに、何でもお気軽にご相談ください
事務所詳細を見る
【弁護士4名体制で全国ご相談可能!】自己破産/個人再生/任意整理をはじめとした債務整理に豊富な対応実績!債権者との交渉に自信◎毅然とした態度で交渉に臨みます!「借金を0にしたい」「借金を減額したい」といった方はご依頼を!
事務所詳細を見る
【東京メトロ『西新宿駅』2番出口、徒歩7分】【来所相談30分無料】【24時間予約受付】自己破産/個人再生/任意整理など、借金問題でお困りの方、ご相談いただければ最善の解決ができるように尽力いたします。まずは無料相談から!【秘密厳守】
事務所詳細を見る当サイトでは、有料登録弁護士を優先的に表示しています。また、以下の条件も加味して並び順を決定しています。
・検索時に指定された都道府県に所在するかや事件対応を行っている事務所かどうか
・当サイト経由の問合せ量の多寡

自己破産に関する新着コラム
-
無条件で自己破産できるわけではなく、法律で定められた要件を満たさなくてはなりません。本記事では、自己破産ができないケースの具体例や、自己破産できない...
-
自己破産においては、債務者にとって有利なことばかりが起こるわけではありません。本記事では、自己破産のメリット・デメリット、自己破産をするときに弁護士...
-
自己破産をすると、多くの場合で携帯電話が強制解約となります。ただし、利用料金の滞納や分割払いの残債がなければこれまで通り利用できるほか、自己破産によ...
-
自己破産のデメリットには、ブラックリストに登録されることや職業・資格制限を受けることなどいくつかありますが、誤解されることも少なくありません。本記事...
-
自己破産をすると本人名義の持ち家や車などの財産が没収されるなど家族への影響も大きいです。ただし、家族名義の財産は没収されないうえ、将来の結婚や就職な...
-
自己破産は借金を帳消しにできる強力な手続きです。しかし、数多くのステップを踏む必要があるので、どの程度の期間がかかってしまうのか気になっている方も多...
-
自己破産は、借金問題の解決策として有効な手段ですが、その仕組みや手続き、影響について正しく理解することが重要です。この記事では、自己破産の基本的な知...
-
本記事では、自己破産を検討している方に向けて、自己破産について弁護士に無料で相談できる窓口、自己破産について弁護士に相談する4つのメリット、弁護士と...
-
自己破産によって差し押さえられない年金の種類と、差し押さえられるケースはどのようなものかについて解説していきます。基本的に自己破産によって年金が差し...
-
自己破産をすると、基本的に車は回収されます。しかし車の時価や財産状況などによっては、車を手元に残せる可能性もあります。自己破産をしても車は手元に残し...
自己破産に関する人気コラム
-
自己破産を検討されている方にとっては、破産後の生活は気になるところでしょう。この記事では、自己破産後に受ける制限や、生活を良くするために考えておきた...
-
廃課金とは、廃人と課金を合わせたネットスラングで、一般的に収入に見合わない金額を課金する人を指します。本記事では廃課金の定義や課金してしまう人の特徴...
-
自己破産では裁判所に支払う費用のほか、弁護士に依頼する場合は弁護士費用もかかります。状況により費用は異なり、弁護士費用は後払い可能な場合もあります。...
-
自己破産は、全ての借金の支払い義務を逃れ、所持する高価な財産を処分する法的手続きであり、生活をゼロから再建するための最終手段です。本記事では自己破産...
-
ブラックリストに掲載される期間はどの程度なのでしょうか。 よく、「ブラックリストに載るとカードが作れない」などという話を聞きますが、そもそもブラック...
-
破産宣告(はさんせんこく)とは何かを解説!手続きの流れや条件、かかる費用に加えて、自己破産を最短で進める為の方法をご紹介していきます。自己破産にはデ...
-
結論からいいますと、借金がある状態でも生活保護を受けることができます。そこで、生活保護と借金の関係を深堀していきたいと思います。
-
自己破産をする上で、破産管財人(はさんかんざいにん)が何をするのか、どのような人なのかを知っておくことで、免責を受けられる可能性が高まります。この記...
-
自己破産はできる条件があります。これに該当しない場合には自己破産が実現できず借金を免責することができません。この記事では、自己破産ができない4つのケ...
-
奨学金を借りたはいいものの、就職後も返済が厳しく破産に追い込まれる件数は1万件にのぼっています。ただし、破産にはリスクがあり、あなたの借金が免除され...
自己破産の関連コラム
-
カードローンの利用で借金がかさんでしまい、返済の目途が立たなくなってしまったら、自己破産について冷静に検討しましょう。本記事では、カードローンの借金...
-
自己破産から復権(職業制限からの復職)するためには免責を受けることが一般的ですが、免責できなかった場合に復権する方法、復権を確認する方法を紹介します...
-
自己破産の同時廃止を進める全体の流れを把握しておくことで、いざ自己破産する際に何も知らないより安心して申し立てられるでしょう。また、流れを見ることで...
-
自己破産と任意整理は、いずれも借金などの負担を解消・軽減できる「債務整理」の代表的な手法です。本記事では、自己破産と任意整理の違いや、債務整理手続き...
-
同時廃止は自己破産の一種で、費用を抑えつつ、短期間で借金をゼロにできるものです。ただ、誰でも同時廃止できるとは限りません。この記事では、同時廃止する...
-
ブラックリストに掲載される期間はどの程度なのでしょうか。 よく、「ブラックリストに載るとカードが作れない」などという話を聞きますが、そもそもブラック...
-
自己破産後に車を所有できるかどうかはケースごとに異なります。この記事ではどういったときに車を所有できるのかについて解説した後に、自己破産後に車をロー...
-
奨学金を借りたはいいものの、就職後も返済が厳しく破産に追い込まれる件数は1万件にのぼっています。ただし、破産にはリスクがあり、あなたの借金が免除され...
-
借金問題を自己破産で解決したいけれど、「仕事に影響が出てしまうのではないか」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。この記事では、仕事への影響を中心に、...
-
破産宣告(はさんせんこく)とは何かを解説!手続きの流れや条件、かかる費用に加えて、自己破産を最短で進める為の方法をご紹介していきます。自己破産にはデ...
-
自己破産は条件さえ満たせば2回目も可能です。この記事では、2回目の自己破産ができる条件と2回目の自己破産にかかる費用、さらに2回目の自己破産が認めら...
-
自己破産をすると、多くの場合で携帯電話が強制解約となります。ただし、利用料金の滞納や分割払いの残債がなければこれまで通り利用できるほか、自己破産によ...
弁護士・司法書士があなたの借金返済をサポート
債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。
ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたをベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)の弁護士・司法書士がサポートいたします。

自己破産をもっと知りたいあなたに