更新日:

破産時の免責審尋等の自己破産体験談|破産後の生活を当事者が語る!

アシロ 社内弁護士
監修記事
破産時の免責審尋等の自己破産体験談|破産後の生活を当事者が語る!
注目
自己破産でお急ぎの方へ
Cta ballon icon
何度でも
相談無料
Vertical line
Cta bill icon
後払い
分割払いOK
Vertical line
Cta calender icon
夜間・土日
相談OK
自己破産の無料相談先を探す
Cta magnifying glass icon
自己破産の
無料相談先を探す
※一部事務所により対応が異なる場合があります

今回は実際に自己破産をした方にお話を伺いました。

自己破産の経緯から、自己破産後の生活まで詳細に語っていただけたので、自己破産を検討されている方は是非参考になさってください。

現在借金で悩んでいる方は、何よりもまず弁護士へ相談することが解決の第一歩となりますよ。

【関連記事】自己破産したらどうなる?デメリットや費用・条件を弁護士がわかりやすく解説

自己破産をご検討中の方へ

現在収入がない、返済できる見通しが立たない人は、できるだけ早い段階で自己破産に詳しい弁護士司法書士といった借金問題の解決が得意な専門家に依頼することが解決への近道です。

弁護士・司法書士へ依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 業者との関係を断ち切れて安心した生活が送れる
  2. 催促・取り立てを最短即日で止められて不安な日々を脱却できる
  3. 面倒な手続きを一任できてラク
  4. 最善の方法で進めてもらえるので、自己破産にかかる費用や期間を抑えることができる

自己破産は再スタートのきっかけです。ひとりで悩まず、まずは相談してみましょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ債務整理で
自己破産に強い弁護士を探す

お話を伺った方

神奈川県在住の女性
債務整理:自己破産/同時廃止

自己破産までの流れ

自己破産に至った経緯(借金を抱えた理由)

働いていた会社が今思うとブラック企業で、当初言われていた通りの給与が支払われない、ということが多々ありました。

また何度か転職しましたが、上司や社長も今思うとモラハラ気質の方が多く、そういうこともあり会社側に振り回されて精神的にも疲れてしまいました。

さらにお給料も非常に薄給でしたので、とてもではないですが一人暮らしできるほどの額はもらっておらず、足りない分を最初は気軽な気持ちでリボ払いを利用したりカード会社でキャッシングをしたりしていました。

そうなるとどんどん借金額が膨れ上がってしまい、さらに精神的にも疲れた結果、何度も会社をクビになりました。

失業していた頃、市役所に「生活困窮者支援サービス(失業している間に3ヶ月間程度家賃援助などをしてくれるサービス)」があることを知りました。

そちらのサービスに相談に行った際に、債務のことも話し合い、まずは市役所の無料相談を利用しました。

行政書士の相談に行ったのですが、行政書士では扱えない問題だったので、次に気軽な気持ちで弁護士に相談しました。

弁護士に依頼〜解決まで

相談したのは元々知り合いであった弁護士でした。
プライベートなことなので最初は相談しづらいと感じたこともありましたが、何よりも疲れていましたし、あちこちから督促が来ており、弁護士が入ると自分自身に督促が来なくなるということで、もう早く解放されたいという気持ちもありました。

ただ私の場合はたまたま知人の弁護士に相談し、さらにそちらの事務所では法テラスの利用も可能でした。

法テラスの利用ができなければ一から自分で弁護士を探す必要がありましたのでとても大変だったと思います。

またそちらの弁護士さんは非常に良心的で親切な方であり、元々「どうしても弁護士になりたかった」と、弁護士の仕事が大好きという方でしたので、この方に依頼しました。

仮に知人でも、ものすごいお金儲けに走っている弁護士さん上から目線の方でしたら決して依頼していなかったと思います。

また、弁護士も人間ですから相性もあります。自己破産をすることになると、少なくとも半年近くはその方とやり取りをする必要が出てきますから、相性の合う方に依頼をするのが一番だと思います。

最初は任意整理をするのか自己破産をするのかという話で、あれこれメリットやデメリットなども丁寧に説明してくださいました。

私の場合はまだ20代でしたし、持ち家もなく自己破産をしても大きなデメリットはクレジットカードがしばらく作ることができない程度でした。

またお世話になった弁護士さんの経験上、最初は任意整理をして頑張って返済していても結局精神的にも疲れてしまい、1年後くらいに自己破産をするというパターンも多いらしいです。

そうなると時間もお金も勿体ないので最初から自己破産をした方がいいのでは、という話でした。

自己破産の手続きが決まってからは弁護士さんの指示を元に、あれこれ書類を集めたり銀行口座のコピーをとってそこにお金の使用用途を書き込んだり、家計簿を2ヶ月分つけたりなどの作業がありました。

基本的に私は何も分からないので弁護士さんの指示を元に書類を集めていった感じです。

当時は精神的にも疲れていたので書類の準備が大変だなと感じましたが、おそらく元気な人であれば簡単な作業なのではと思います。

書類を集めて弁護士さんに提出したら追加で質問が来ることもありました。

さらに私が弁護士さんに提出した書類を弁護士さんが整理して裁判所に持っていってくださると、裁判所の人からの質問が来ることはありました。

個人的には、裁判官からはかなり細かいところまで聞かれるのではという不安がありましたが、実際にはそこまで細かく聞かれることはなく、基本的にはお金をどこかに隠していたり不正をしたりしていなければ認められるので、あまり不安に思わなくて大丈夫だと思います。

財産がなくてお金を払うことができないので自己破産をします、というのが自己破産なので、財産がないことが証明できたらいいのかなという感じでした。

個人的に大変だったのはやはり書類作成です。

今思うと元気な人であればすごく簡単な作業だと思いますが、当時は働けないほど疲れていたわけで、そうなると「この書類を提出してください」と言われても「ええ、こんなにたくさん!」と思うわけです。

また私の場合は、なんとなく自己破産の作業をすると、以前の会社社長の暴言などを思い出してしまいすごく疲れました。

そんな理由から作業がなかなか進まなかった時期もあり、心療内科に通院しつつの作業となりました。

結局家族にも手伝ってもらいましたし、最初に話した弁護士さんが非常に他人の気持ちに寄り添える方でしたので、最後の裁判所での審尋もお医者様からの診断書を出すことにより、私自身が行かなくていいように裁判所と取り合ってくれました。

裁判所と言っても結局はお役所ですので、書類がすべて揃ってから最後の審尋までは2ヶ月以上の期間があったかと思います。

なんとなくその時間はソワソワしてしまいましたし「通らなかったらどうしよう」という不安も多少はありましたが、重箱の隅を突くような審査ではないということと今までに自己破産をした経験がある方の経験談を読んで自分を落ち着かせたりもしていました

自己破産後の生活

特に問題もなく、普段通り過ごしております。

お金のことを気にすることがなくなりましたので無理して仕事を増やすということもしなくて良くなり、とにかくリラックスして過ごすことができています

また、しばらくお金に振り回されてしまい大変でしたので半年ほどは実家に帰って療養し、ゆっくりと過ごしました。

またなんとなくですが、お金に振り回されていた時に付き合いのあった方々とは完全に疎遠になりました。

なんとなく、周りもがめついような人が多くてこのまま一緒にいたらダメになると思いました。

現在不便なことといえば海外旅行に行く際にクレジットカードがないことくらいでしょうか。

普段はデビッドカードを使えば特に問題なく過ごすことができていますし、今は携帯決済なども充実してきていますのでクレジットカードがなくても特に困ることはありません。

またお金に関してあまりにも無知だな、とも思いましたので、お金に関する勉強は少しずつ続けております。

とにかくお金に振り回されなくなったということ以外は何も変わらない至って普通の生活です。

自己破産前に持っていたイメージと自己破産後に感じたギャップ

元々あまり自己破産に悪いイメージを持っていませんでした。

なぜなら私の周りには起業している人も多く「自己破産しても別に痛いことはない」というくらいの発想の人も多かったからです。

また、私は小さな頃アメリカにいたので「自己破産はリセットだ」という意識の方が強かったです。

強いて言えば、裁判官などはとても怖いのではというイメージがあったのですが、むしろまったく怖くなく、裁判官といえども心を持った人間なのだなという印象を受けました。

最後に破産が通ったかについては書類の通知が知るですが、私はてっきり「可」とか「不可」とかその結論だけの連絡が来るのかと思っていました。

書類には「これだけの事情があったのであれば免責は妥当とみなす」のような文言が書いてありました。

それを見て、「ああ、裁判所とはいえども人間なのだな」という印象を持ちすごく温かい気持ちになりましたし、改めて「自己破産とは困っている人を助ける制度なのだ」というイメージに変わりました。

中には「自己破産をする人」をだらしない人とみなす人もいるのかもしれないですが、人間誰しも失敗することもありますから、そこで追い込まれて自殺をしたりさらにブラック企業で働いたりするよりは自己破産をしてリセットした方がいいのではと思います。

また破産後に感じたギャップは何もないです。

むしろ数年間くらいお金のやりくりに困っていたので久々に平穏な時間を過ごすことができ人間関係も良くなりむしろ快適な生活を楽しんでおります

引越しも大家さんに事情を話したら、良心的な大家さんだったので賃貸契約を結ぶこともできました。

また、自己破産をすると闇金からの手紙が来るなどの噂もありましたが一切来ません笑。

早めに弁護士に相談しよう

お金に振り回されていると精神的にも追い詰められてしまい私としてはいいことがなかったので、もっと事が大きくなる前に早めにリセットされた方がいいのではと思います。

自己破産って貧乏になって一からやり直し、のようなイメージを持たれている方も多いのかなと思いますが実際にはそうではなく、私はむしろ破産前よりも快適な生活を送っていますし人間関係にも恵まれております。

また世間には「自己破産をするとパスポートがなくなる」など変な噂が流れていますが本当に真っ赤な嘘です苦笑。

変な噂は信じずに分からない事があれば専門家である弁護士さんに質問してください。

まずは弁護士さんとの相性を調べるためにもいくつかの無料相談に行かれるのもいいのではと思います。

いずれにせよ督促の電話が止まるだけで精神的にもものすごく楽になりますよ!

自己破産は人生をやり直すために国が準備してくれた救済制度ですので困った際には頼るべきだと思います。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ債務整理で
自己破産に強い弁護士を探す

【最短30秒】ユーザーアンケートに回答する

 
 ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)では、よりよいコンテンツを提供するためにアクセスいただいたユーザーの声を募集しております。
 8問選択式の簡単なアンケートですので、ぜひご協力ください。
 
アンケートに回答する
 
東京
神奈川
埼玉
千葉
大阪
兵庫
Office info 202307311351 79681 w220 【全国相談可能|借金を減らしたいなら】サンク総合法律事務所

【借金の減額・免除で再スタート!】最短で催促ストップ◆家族や職場にバレにくい解決◆複数社から借り入れ、返済が苦しい等、当事務所へご相談ください【親身に対応◎】秘密厳守個人間の金銭貸し借り・借金以外の一般法律相談に関する問い合わせは受け付けておりません。

事務所詳細を見る
Office info 202211071706 27711 w220 【24hメール受付中】あまた法律事務所

「返済のために借入社数が増えてしまっている…」「借金総額が膨らんでわからなくなっている…」毎月の返済額の負担を軽減し、借金生活をやめたい方◆まずは最適な解決のために無料診断を◆

事務所詳細を見る
Office info 202306051503 77971 w220 【メール・LINE予約24H受付中】司法書士法人ホワイトリーガル

全国対応】【ご相談・着手金0円|返金保証制度◎|特別割引制度◎「依頼して良かった」と感謝のお声を沢山いただいております◆経験豊富な先生が、あなたの代わりに借金問題を1日も早く解決!≪24年間で26,200件の解決実績≫

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
弁護士費用保険をご存知ですか?

いつ起きるかわからない法的トラブル。弁護士費用の準備はできていますか?

答えがNoの方、ベンナビ弁護士保険が役立ちます。

Cta_merci

弁護士への依頼費用は数十万~数百万円かかりますが、ベンナビ弁護士保険(月2,950円)に加入しておくことで、弁護士費用の補償が受けられます。

  • 保険料は1日あたり約96円
  • 通算支払限度額1,000万円
  • 追加保険料0円で家族も補償

補償対象となる家族が5人の場合、1人あたりの保険料は月590円(2,950円÷5人)。労働問題、ネット誹謗中傷、近隣トラブルなど様々な法的トラブルに対応しています。

補償内容、付帯サービスをまとめた資料の請求はWEBから。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
アシロ 社内弁護士
この記事は、株式会社アシロの『ベンナビ債務整理編集部』が執筆、社内弁護士が監修しました。

自己破産に関する新着コラム

自己破産に関する人気コラム

自己破産の関連コラム

弁護士・司法書士があなたの借金返済をサポート


債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。

ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたをベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)の弁護士・司法書士がサポートいたします。

編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。