【体験談】20代で個人再生し、その後に自己破産を行った方へインタビュー

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
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今回は20代で浪費とギャンブルで借金600万作り、個人再生の後に自己破産をされた方に自己破産までの経緯やその後の生活について赤裸々に語っていただきました。

自己破産を検討されている方は是非参考にされてみてください。

お話を伺った方

  • 東京都内在住 / 男性 / 40代 / 経営者
  • 債務整理:個人再生から1年後に自己破産
  • 借金総額:600万

【現在】

個人再生までの流れ

個人再生に至った経緯

私は20代前半の時に勤めていたアパレル会社で最年少店長となり、その後複数店舗を統括する立場となったので、収入は同年代と比べても多くもらっていたと思います。(具体的には年収600万)

借金が増え出す。

当時、管轄する店舗社員やアルバイトスタッフをよくご飯に連れて行き全て奢っていました。仕事の一環とは言え、見栄を張っていたんだと思います。

給料は手取りで40万以上もらっていましたが、人に何度も奢ったり欲しいものを躊躇せず買ったりしていたので、現金では足りずクレジットカード払いをよくやっていました。

クレジットカードの支払い額が手取り以上になり始めていたので、あまり気にする事なくリボ払いを使い始めました。

しかし、あっという間にカードのリボ残高が増え、クレジットカード2枚を限度額上限まで使っていました。

見栄を張って収入以上にお金を使っていた事も借金が増えた原因のひとつですが、もうひとつ借金が増えた原因があります。

パチスロにハマる

友人から誘われて始めたパチスロですが、最初にビギナーズラックで20万以上大当たりしてしまい、パチスロの射幸性に煽られてだいぶハマっていました。

1回で10万以上負けても次は取り戻そうとパチスロ店に足を運んでは負けを繰り返す。勝ってもすぐに使ってしまっていたので、いくら年収600万あったとは言え全くお金が足りませんでした。さらには消費者金融に手を出してしまい、そこからは借金が雪だるま式に増えていきました。

収入を増やすために転職

環境を変えて収入を増やそうと、アパレル会社から別の会社に転職しました。

営業職になればもっと稼げると思い、転職した会社で仕事を頑張りましたが、年収はそこまで増えず膨れ上がっていた借金の返済に毎月苦しみ続けることに。

結婚で個人再生を決意

長年付き合っていた彼女と結婚を意識し始めていた時に妊娠したことが分かり、そのまま結婚することになったんです。

その時20代後半でしたが、膨れ上がった借金が600万あり、返済だけで毎月25〜30万ありました。結婚後の生活を考えた時にこのままでは結婚しても生活ができない、まずいと不安になったので、借金を何とかする方法をネットで調べ始めました。

法律事務所のサイトで債務整理を知る

借金を何とか解決する方法として「債務整理」という言葉は知っていましたが、詳しくは分からなかったので、住んでいるエリアで債務整理を専門でやっている法律事務所に電話を入れて直接相談に行きました。

借金減額のアドバイスをもらう

法律事務所の弁護士さんに借金した理由や返済状況、収入や資産の事などを詳しく伝えました。弁護士さんから言われたのは、「借金額は多いがまだ若くて収入もあるから、借金を減額して返済額を減らせば立て直せる範囲」と言われ、「個人再生」という方法を取りましょうと提案されました。

結婚が決まっていましたが、個人再生のメリットやデメリットを詳しく聞き、まだ独身のうちにやっておいた方が良いと思いそのまま個人再生をお願いする事になりました。

また、借金の原因にギャンブルがあったことは弁護士さんには話しましたが、全てがギャンブルで作った借金ではなかったので大丈夫だと言われたので、安心してお任せすることにしました。

個人再生から自己破産までの流れ

個人再生で借金を600万から400万にまで減額でき、月々の支払いも25万から10万となったので、これなら生活できると安心していました。

返済は減ったがお金が足りなくなる

個人再生後、無事に結婚して子供も授かり、1年ほどは減額された借金を返済しながら生活をしていました。

しかし個人再生したことによりクレジットカードやカードローンが使えなかったので、毎月収入の範囲で生活しないといけない状況でした。しかし会社での立場も上がり、接待や部下を誘っての飲み会など出費も増えてお金が足りなくなり、奥さんには個人再生の事は黙っていたので誰にも相談できずまた返済に苦しむことに。

子供のことで掛かるお金も増えてきていたので、このままでは月10万の返済ができなくなると感じていました。

返済が苦しくなり、また法律事務所に相談

個人再生していましたが、今のままだと返済が苦しく、どうせ個人再生しているからいっそのこと自己破産して借金を全部無くそうと決意して、前に依頼した法律事務所に自己破産したいと相談しました。

弁護士さんから、一度個人再生しているから相応の理由が必要だと言われたので、なぜ返済がきつくなったのか個人再生からの状況を詳しく説明しました。

弁護士さんより、「個人再生の計画を破棄しての自己破産なので裁判官の印象はあまりよくないが、状況的に返済不能な状況であるのは間違いないためやってみましょう」と言っていただいたので、そのまま自己破産を申請することになりました。

個人再生の時にも色々な書類を集めて大変でしたが、自己破産も集める書類が多く大変でした。それでも奥さんにばれないように書類を集め、弁護士さんに提出しました。

その後、無事に自己破産の免責が下りて同時廃止となったので、晴れて借金がゼロになりました。

自己破産後の生活

自己破産が確定してから毎月返済に回していたお金がそのまま使えるようになったので、生活はだいぶ楽になりました。

毎月の返済が無くなったことで余裕が生まれ、子供も2歳になって家族3人で住んでいたマンションが狭くなっていたので引っ越すことにしました。

借金返済に苦しんでいた時には毎日お金の事が頭から離れず憂鬱になっていましたが、借金返済の事を悩まなくてよくなり精神的にも回復できました。

借金がなくなったとは言え、毎月収入の範囲で生活しないといけない事実は変わらないので、できるだけ浪費を抑えつつ、仕事を頑張って収入を増やす努力をしました。

自己破産から数年経過した30代中盤の時には年収も1,000万を超えていたので、クレジットカードやローンが組めなくても何とか楽に生活はできていました。

クレジットカードが無いことの不便さはありましたが、デビッドカードや交通系電子マネーなどで対応できたので問題なく自己破産から5年を過ごしました。

自己破産から5年経過した段階で収入や会社での立場も信頼度が上がっており、クレジットカードをすぐに持つことができたので、無事に自己破産の禊が終わり立ち直ることが出来たと実感しました。

周りに債務整理がバレることはなかった

知人や仕事関連ではバレることはありませんでした。

家族(奥さん)については、個人再生と自己破産のときどちらも、免責確定してから官報に掲載されてから、消費者金融業者から大量にDMが送られたので一瞬不審に思われました。

しかしネットで事前にそのようなことがあることを調べており、奥さんに「間違って変なサイトに登録してしまって、もしかすると変なDMが送られてくるかもしれない」と伝えていたので切り抜けられました。

なので、最後まで誰にもバレることはありませんでした。

自己破産前に持っていたイメージと自己破産後に感じたギャップ

自己破産したら人間失格みたいなイメージや、二度とクレジットカードやローンが使えず一生窮屈な生活をするしか無いイメージを持っていました。

そもそも借りたものを返さない事への罪悪感もあり、最初は苦しくても自己破産だけはしたくないと思っていましたが、どうしようもなくなり「返済がなくなるなら…」と自己破産することにしました。

実際に自己破産してみて感じたことは「自己破産しても特にネガティブになる必要はない、まずは5年間コツコツと仕事を頑張って収入を増やせば自己破産前と同じようになる」ということです。

自己破産について、もともと持っていたイメージとは全然違いましたね。私の場合は家族にも内緒にしているので誰にも自己破産した事実は知られていません

自己破産したことがバレないか最初はドキドキする事もありましたが、ネットで色々調べて基本的に自己破産した事実がバレたりすることはないと理解してからは普通に生活していました。

まとめ

私の場合、20代前半で中途半端に収入が増えた事でお金持ちになったと勘違いを起こし、身の丈に合わないお金の使い方をやってしまい、金銭感覚がおかしくなり借金を繰り返していました。

合わせてギャンブルにもハマってしまったことで借金600万まで増え、このままでは破滅してしまうと思い個人再生することになりましたが、個人再生で借金が減額できてもまた返済に行き詰まり最終的に自己破産を選択しています。

個人再生で返済計画を立てていたので、本来は自己破産する予定では無かったのですが、私の場合はそれができませんでした。

今思えば、自己破産しても人生再建できているので、最初から自己破産を選択していても良かったかなと思うこともあります。

借金で苦しんでいる方には、債務整理の中で本当に自分に合った方法を選んだ方がいいと思います。

個人再生や任意整理などで中途半端に借金減額しても、結局返済計画通りに行かないこともあります。借金の減額後は本当に計画通り返済していく自信があるかよく考え、自信がなければ最初から自己破産を選び、借金を全て無くすことも賢い選択かもしれません。

自己破産した事で人生失敗と思わず、前向いて努力すれば再建できると思います。

私は自己破産で人生リセットできた事をチャンスと捉え、必ず40代までには再建すると自分に言い聞かせ猛烈に努力し、30代後半で経営する会社を上場させました。

今では上場企業の経営者という肩書になり年収も数倍となり毎日充実した生活を送っています。

借金で悩んでいる方は早めに法律の専門家である弁護士に相談されることをおすすめします、行動しなければなにも状況は変わらないですから。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は債務整理ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※債務整理ナビに掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。