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破産時の免責審尋等の自己破産体験談|破産後の生活を当事者が語る!

アシロ 社内弁護士
監修記事
破産時の免責審尋等の自己破産体験談|破産後の生活を当事者が語る!

今回は実際に自己破産をした方にお話を伺いました。

自己破産の経緯から、自己破産後の生活まで詳細に語っていただけたので、自己破産を検討されている方は是非参考になさってください。

現在借金で悩んでいる方は、何よりもまず弁護士へ相談することが解決の第一歩となりますよ

自己破産を検討している方へ

「借金返済の見通しが立たない」「収入が少なくて自己破産するしかない」という方は、なるべく速やかに弁護士に相談しましょう。

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットが望めます。

  1. 最適な解決方法や手続きの進め方をアドバイスしてくれる
  2. 借金の催促・取り立てを最短即日でストップできる
  3. 自己破産などの債務整理の手続きを代行してくれる など

当サイト「ベンナビ債務整理」では、自己破産などの債務整理が得意な全国の弁護士を掲載しています。

何度でも相談無料・後払い対応・分割払い対応などの法律事務所も多くあるので、1人で悩まずに一度相談してみましょう。

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目次

お話を伺った方

神奈川県在住の女性
債務整理:自己破産/同時廃止

自己破産までの流れ

借金の理由と相談のきっかけ

働いていた会社が今思うとブラック企業で、当初言われていた通りの給与が支払われない、ということが多々ありました。

また何度か転職しましたが、上司や社長も今思うとモラハラ気質の方が多く、そういうこともあり会社側に振り回されて精神的にも疲れてしまいました。

さらにお給料も非常に薄給でしたので、とてもではないですが一人暮らしできるほどの額はもらっておらず、足りない分を最初は気軽な気持ちでリボ払いを利用したりカード会社でキャッシングをしたりしていました。

そうなるとどんどん借金額が膨れ上がってしまい、さらに精神的にも疲れた結果、何度も会社をクビになりました。

失業していた頃、市役所に「生活困窮者支援サービス(失業している間に3ヶ月間程度家賃援助などをしてくれるサービス)」があることを知りました。

そちらのサービスに相談に行った際に、債務のことも話し合い、まずは市役所の無料相談を利用しました。

行政書士の相談に行ったのですが、行政書士では扱えない問題だったので、次に気軽な気持ちで弁護士に相談しました

信頼できる弁護士との出会いと「相性」の大切さ

相談したのは元々知り合いであった弁護士でした。

プライベートなことなので最初は相談しづらいと感じたこともありましたが、何よりも疲れていましたし、あちこちから督促が来ており、弁護士が入ると自分自身に督促が来なくなるということで、もう早く解放されたいという気持ちもありました

ただ私の場合はたまたま知人の弁護士に相談し、さらにそちらの事務所では法テラスの利用も可能でした。

法テラスの利用ができなければ一から自分で弁護士を探す必要がありましたのでとても大変だったと思います。

またそちらの弁護士さんは非常に良心的で親切な方であり、元々「どうしても弁護士になりたかった」と、弁護士の仕事が大好きという方でしたので、この方に依頼しました。

仮に知人でも、ものすごいお金儲けに走っている弁護士さん上から目線の方でしたら決して依頼していなかったと思います。

また、弁護士も人間ですから相性もあります。自己破産をすることになると、少なくとも半年近くはその方とやり取りをする必要が出てきますから、相性の合う方に依頼をするのが一番だと思います。

任意整理ではなく自己破産を選んだ理由

最初は任意整理をするのか自己破産をするのかという話で、あれこれメリットやデメリットなども丁寧に説明してくださいました。

私の場合はまだ20代でしたし、持ち家もなく自己破産をしても大きなデメリットはクレジットカードがしばらく作ることができない程度でした。

またお世話になった弁護士さんの経験上、最初は任意整理をして頑張って返済していても結局精神的にも疲れてしまい、1年後くらいに自己破産をするというパターンも多いらしいです。

そうなると時間もお金も勿体ないので最初から自己破産をした方がいいのでは、という話でした。

弁護士の指示のもと進めた自己破産手続きと、その大変さ

自己破産の手続きが決まってからは弁護士さんの指示を元に、あれこれ書類を集めたり銀行口座のコピーをとってそこにお金の使用用途を書き込んだり、家計簿を2ヶ月分つけたりなどの作業がありました。

基本的に私は何も分からないので弁護士さんの指示を元に書類を集めていった感じです。

当時は精神的にも疲れていたので書類の準備が大変だなと感じましたが、おそらく元気な人であれば簡単な作業なのではと思います。

書類を集めて弁護士さんに提出したら追加で質問が来ることもありました。

さらに私が弁護士さんに提出した書類を弁護士さんが整理して裁判所に持っていってくださると、裁判所の人からの質問が来ることはありました。

個人的には、裁判官からはかなり細かいところまで聞かれるのではという不安がありましたが、実際にはそこまで細かく聞かれることはなく、基本的にはお金をどこかに隠していたり不正をしたりしていなければ認められるので、あまり不安に思わなくて大丈夫だと思います

財産がなくてお金を払うことができないので自己破産をします、というのが自己破産なので、財産がないことが証明できたらいいのかなという感じでした。

個人的に大変だったのはやはり書類作成です。

今思うと元気な人であればすごく簡単な作業だと思いますが、当時は働けないほど疲れていたわけで、そうなると「この書類を提出してください」と言われても「ええ、こんなにたくさん!」と思うわけです。

また私の場合は、なんとなく自己破産の作業をすると、以前の会社社長の暴言などを思い出してしまいすごく疲れました。

そんな理由から作業がなかなか進まなかった時期もあり、心療内科に通院しつつの作業となりました。

結局家族にも手伝ってもらいましたし、最初に話した弁護士さんが非常に他人の気持ちに寄り添える方でしたので、最後の裁判所での審尋もお医者様からの診断書を出すことにより、私自身が行かなくていいように裁判所と取り合ってくれました

裁判所と言っても結局はお役所ですので、書類がすべて揃ってから最後の審尋までは2ヶ月以上の期間があったかと思います。

なんとなくその時間はソワソワしてしまいましたし「通らなかったらどうしよう」という不安も多少はありましたが、重箱の隅を突くような審査ではないということと今までに自己破産をした経験がある方の経験談を読んで自分を落ち着かせたりもしていました。

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自己破産後の生活

特に問題もなく、普段通り過ごしております。

お金のことを気にすることがなくなりましたので無理して仕事を増やすということもしなくて良くなり、とにかくリラックスして過ごすことができています

また、しばらくお金に振り回されてしまい大変でしたので半年ほどは実家に帰って療養し、ゆっくりと過ごしました。

またなんとなくですが、お金に振り回されていた時に付き合いのあった方々とは完全に疎遠になりました。

なんとなく、周りもがめついような人が多くてこのまま一緒にいたらダメになると思いました。

現在不便なことといえば海外旅行に行く際にクレジットカードがないことくらいでしょうか。

普段はデビッドカードを使えば特に問題なく過ごすことができていますし、今は携帯決済なども充実してきていますのでクレジットカードがなくても特に困ることはありません。

またお金に関してあまりにも無知だな、とも思いましたので、お金に関する勉強は少しずつ続けております。

とにかくお金に振り回されなくなったということ以外は何も変わらない至って普通の生活です。

自己破産前に持っていたイメージと自己破産後に感じたギャップ

元々あまり自己破産に悪いイメージを持っていませんでした。

なぜなら私の周りには起業している人も多く「自己破産しても別に痛いことはない」というくらいの発想の人も多かったからです。

また、私は小さな頃アメリカにいたので「自己破産はリセットだ」という意識の方が強かったです。

強いて言えば、裁判官などはとても怖いのではというイメージがあったのですが、むしろまったく怖くなく、裁判官といえども心を持った人間なのだなという印象を受けました。

最後に破産が通ったかについては書類の通知が知るですが、私はてっきり「可」とか「不可」とかその結論だけの連絡が来るのかと思っていました。

書類には「これだけの事情があったのであれば免責は妥当とみなす」のような文言が書いてありました。

それを見て、「ああ、裁判所とはいえども人間なのだな」という印象を持ちすごく温かい気持ちになりましたし、改めて「自己破産とは困っている人を助ける制度なのだ」というイメージに変わりました。

中には「自己破産をする人」をだらしない人とみなす人もいるのかもしれないですが、人間誰しも失敗することもありますから、そこで追い込まれて自殺をしたりさらにブラック企業で働いたりするよりは自己破産をしてリセットした方がいいのではと思います。

また破産後に感じたギャップは何もないです。

むしろ数年間くらいお金のやりくりに困っていたので久々に平穏な時間を過ごすことができ人間関係も良くなりむしろ快適な生活を楽しんでおります

引越しも大家さんに事情を話したら、良心的な大家さんだったので賃貸契約を結ぶこともできました。

また、自己破産をすると闇金からの手紙が来るなどの噂もありましたが一切来ません笑。

早めに弁護士に相談しよう

お金に振り回されていると精神的にも追い詰められてしまい私としてはいいことがなかったので、もっと事が大きくなる前に早めにリセットされた方がいいのではと思います。

自己破産って貧乏になって一からやり直し、のようなイメージを持たれている方も多いのかなと思いますが実際にはそうではなく、私はむしろ破産前よりも快適な生活を送っていますし人間関係にも恵まれております。

また世間には「自己破産をするとパスポートがなくなる」など変な噂が流れていますが本当に真っ赤な嘘です苦笑。

変な噂は信じずに分からない事があれば専門家である弁護士さんに質問してください。

まずは弁護士さんとの相性を調べるためにもいくつかの無料相談に行かれるのもいいのではと思います。

いずれにせよ督促の電話が止まるだけで精神的にもものすごく楽になりますよ!

自己破産は人生をやり直すために国が準備してくれた救済制度ですので困った際には頼るべきだと思います。

20代の自己破産者の割合と現状

20代の自己破産は決して特別な出来事ではなく、毎年一定割合で発生しています。司法統計のデータをもとに、現状を確認しておきましょう。

自己破産者全体に占める20代の割合と男女比

20代は自己破産者全体の約10%を占め、年齢別では決して少ない層ではありません。

日本弁護士連合会「2020年破産事件及び個人再生事件記録調査」によると、自己破産申立人のうち20代は9.92%。女性比率は他の年代より高めです。

年代

自己破産者全体に占める割合(2020年)

20代

9.92%

30代

15.89%

40代

26.94%

50代

21.45%

60代

16.37%

70代以上

9.35%

※出典: 日本弁護士連合会「2020年破産事件及び個人再生事件記録調査」

20代で自己破産する人は決して少数派ではなく、相応の人数が同じ手続きを選んでいます。

20代債務者の借金原因ランキング

日本弁護士連合会「2020年破産事件及び個人再生事件記録調査」では、自己破産者全体の借金原因として「生活苦・低所得」が61.69%で最多でした。続いて「病気・医療費」「負債の返済」「失業・転職」が上位を占めています(複数回答)。20代に絞ると、体験談6選を分析するとこうした傾向が読み取れます。

20代特有の借金原因は、体験談6選を分析すると次のように整理できます。

順位

20代に多い借金原因

体験談6選での該当事例

1位

生活費の補填(リボ・キャッシング)

①SE男性、④契約社員女性

2位

浪費・推し活・ギャンブル

③元店長男性、⑤推し活女性

3位

奨学金返済の負担

④契約社員女性

4位

FX・暗号資産・投資の失敗

⑥投資男性

5位

知人・元配偶者の保証

②連帯保証女性

※20代特有の傾向は体験談ベースの編集部分析。全体統計(複数回答)では「生活苦・低所得」61.69%が最多。

体験談6選の事例は、20代に多い借金原因をほぼ網羅しています。自分のケースが「珍しいから免責が下りない」と心配する必要はなく、20代では似た理由で破産している人がたくさんいます。

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体験談からわかる20代で自己破産するメリット5つ

20代で自己破産するメリットは、単に借金が消えるだけではありません。若さによる回復スピードと、不安払拭につながる5つのポイントを体験談ベースで紹介します。

借金がゼロになり生活が立て直せる

自己破産の最大のメリットは、免責決定によってすべての借金がゼロになる点です。

免責決定が下りると、消費者金融・クレジットカード・カードローン・銀行ローンといった借金が法的に消滅します。ただし税金、健康保険料、養育費、罰金などの「非免責債権」は対象外です。

体験談①のSE男性も、免責決定後は借金がゼロになり「気持ちが楽になり仕事に集中できる」ようになりました。返済に追われない生活は、心身の健康と仕事のパフォーマンスを大きく改善してくれます。

督促・取立てが即日ストップして精神的負担が消える

弁護士に依頼した瞬間、債権者からの督促が止まる仕組みも大きなメリットです。

弁護士が「受任通知」を債権者に送ると、貸金業法21条1項9号により消費者金融やクレジット会社からの取立てが法的に禁止されます。電話・郵便・訪問による直接の取立て請求は認められず、職場や家族への連絡も通達で制限される運用です。

体験談①の男性も「受任通知が送られた翌日から督促電話が止まった」と語っています。深夜の電話や職場連絡で精神的に追い詰められていた方ほど、督促停止の効果を強く実感できます。

信用情報は最大7年で回復し30代でローンを組める

自己破産後の信用情報は最大7年で回復します。30代のうちにはローンを組み直せる人が多く、若さが回復のしやすさに直結します。

信用情報機関への事故情報の登録期間は、CICとJICCで5年、KSC(全国銀行協会)で7年が目安です。KSCは2022年11月の規約改定で従来の10年から7年に短縮されています。20代前半で破産しても、30代前半には信用情報がクリーンになり、住宅ローン・自動車ローン・新規クレジットカードに再チャレンジできます。

体験談③の元店長男性は30代後半で会社を上場させていますが、上場の前段階で住宅ローンも組めています。年齢が若いほど、回復後にローンを組める年数が長く残る点は20代特有のメリットです。

結婚や就職で大きな不利益にはなりにくい

自己破産は戸籍にも住民票にも記載されず、結婚や就職で大きな不利益を被るリスクは限定的です。

官報には申立て情報が掲載されますが、一般の人が日常的に確認する媒体ではないため、家族や勤務先に知られる可能性は実務的には低めです。家族カードや保険の名義人になっていなければ、配偶者や子どもの信用情報にも影響しません。

体験談⑤の女性も「友人や勤務先には全くバレなかった」と振り返っています。結婚・就職への直接的な不利益を心配しすぎず、目の前の借金問題に向き合うほうが結果的にプラスになります。

20代という若さで人生をやり直せる

20代で自己破産する最大のメリットは、若さによる時間的余裕で人生を再設計できる点です。

30代・40代と比べて、20代は今後のキャリア選択肢・結婚・住宅購入といった人生の主要イベントがほぼ手付かずで残されています。借金で停滞した状態を一度リセットして、貯蓄・転職・資格取得に時間を投じやすい立ち位置です。

体験談③の元店長男性が「20代で人生をリセットできたのはチャンスだった」と語る通り、若いうちの破産は再起するための時間が他年代より多く残ります。借金を抱えたまま30代を迎えるより、早めに整理する選択肢のほうが将来の損失は少なめです。

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20代で自己破産するデメリット4つ

メリットの裏側に、20代の自己破産で事前に確認しておきたい4つの不利益があります。回避策・緩和策とセットで確認しておきましょう。

信用情報機関に事故情報が登録される

自己破産すると、信用情報機関に事故情報(いわゆるブラックリスト)が登録されます。

登録期間の目安は、CIC(割賦・クレカ系)が5年、JICC(消費者金融系)が5年、KSC(銀行系)が7年です(2022年11月の規約改定後)。期間中は新規ローン・クレジットカード発行・分割払い契約・キャッシング枠の利用などが原則できなくなります。

デビットカード・家族カード・プリペイドカードを併用すれば日常生活はほぼ問題なく送れます。期間が明けたら自分の信用情報を開示し、登録が消えたのを確認してから新規申込を行うのが安全です。

クレジットカード・新規ローンが使えなくなる

自己破産すると、既存のクレジットカードはすべて解約され、新規ローン契約も組めなくなります。

破産手続中に保有していたクレジットカードは、債権者が事故情報を共有するため強制的に解約されるのが通常です。携帯電話の分割購入、自動車ローン、住宅ローンといった信用情報の照会が入る契約はすべて通らなくなります。

対処法としては、デビットカードで決済機能を確保し、家族カードで一部のサービス利用に対応する方法があります。携帯端末は分割ではなく一括購入や中古機種で代替するのが現実的です。

一定額以上の財産が処分される

自己破産では、一定額以上の財産が裁判所によって処分されます。

差し押さえの対象になるのは、99万円を超える現金、20万円を超える預貯金・自動車・貴金属・保険解約返戻金などです。生活に必要な家具・家電や、一定額までの現金は「自由財産」として手元に残せます。

20代では大きな財産を保有しているケースが少ないため、財産がほぼなければ「同時廃止」として簡略な手続きで進みます。財産が一定額あれば「管財事件」として時間と費用がかかりますが、それでも生活基盤がゼロになるわけではありません。

一部の職業に一定期間就けなくなる

自己破産の手続中は、一部の資格・職業に一定期間就けなくなります。

資格制限の対象になる代表的な職業は、弁護士・司法書士・税理士・公認会計士といった士業、警備員、宅地建物取引士、貸金業者などです。生命保険募集人は法律上の明文規定はないものの、社内規定で制限される場合があります。制限は「破産手続開始決定」から「免責許可決定の確定」までの期間で、同時廃止で2〜4か月、管財事件で半年〜1年程度が目安です。

免責決定が確定すると「復権」となり、資格制限は解除されます。資格制限が問題になりそうな職業の方は、自己破産より任意整理や個人再生を検討するほうが安全です。

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20代で自己破産する前に検討したい他の債務整理

借金100〜200万円台や安定収入がある場合、自己破産以外の債務整理(任意整理・個人再生)が選択肢になります。手続きの違いを比較表で整理し、自分に合った方法を判断していきましょう。

比較項目

任意整理

個人再生

自己破産

借金の減額幅

将来利息のカットのみ

原則1/5に減額(最低100万円)

全額免除

信用情報の登録期間

約5年

約5〜7年

約5〜7年

財産処分

なし

原則なし(住宅ローン特則あり)

一定額超は処分

資格制限

なし

なし

あり(手続中のみ)

裁判所手続

不要(私的交渉)

必要

必要

弁護士費用の目安

1社あたり3〜5万円

50〜70万円

30〜60万円

任意整理|利息カットで返済を続けられる人向け

任意整理は、将来の利息をカットして元本のみを3〜5年で分割返済する手続きです。

弁護士が債権者と直接交渉する私的整理で、裁判所を通さない点が特徴です。年収300万円台で借金が100〜200万円程度あり、安定して毎月の返済が続けられる方には任意整理が現実的な選択肢です。

信用情報への登録期間は約5年と自己破産より短く、財産処分や資格制限もありません。家族や勤務先に知られにくいため、20代の方が最初に検討する債務整理として相性が良い方法です。

個人再生|マイカー・自宅を残したい人向け

個人再生は、借金を原則1/5(最低100万円)に減額しながら、住宅や自動車を手元に残せる手続きです。

20代では住宅ローンを組んでいるケースは少なめですが、社用車や通勤に必要な自動車を残したい方、将来住宅ローンの組み直しを視野に入れたい方に向いています。「小規模個人再生」と「給与所得者再生」の2種類があり、安定した収入がある場合は給与所得者再生も選べます。

弁護士費用は50〜70万円とやや高めで、手続きも約半年〜1年と長くなりがちです。借金額が500万円以上で資産を残したい場合に、自己破産との比較で検討するのが現実的です。

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20代の自己破産を弁護士に相談すべきタイミング

自己破産は早めに相談するほど選択肢が広がり、手続きもスムーズになります。20代の方が「もう相談したほうがいい」と判断できる3つのサインを紹介します。

弁護士相談の目安となるサイン:

  • 督促電話・督促状が日常的に届くようになった
  • 3か月以上の滞納が複数の借入先で発生している
  • 毎月の返済を新規借入で回す自転車操業になっている

ひとつでも当てはまるなら、自力で返し続けるのはもう厳しい段階です。早めに相談すれば、財産処分の対象を最小限に抑えたり、同時廃止で進める選択肢が広がります。

ベンナビ債務整理では、自己破産に対応する弁護士・司法書士の多くが初回相談を無料で受け付けています。費用負担なく状況を整理できるため、判断材料を集める段階で活用できます。

20代の自己破産の相談先を探すならベンナビ債務整理へ

20代の自己破産を検討するなら、ベンナビ債務整理で自己破産に強い弁護士・司法書士を探すのが最も効率的です。

ベンナビ債務整理は、債務整理に特化した法律事務所のみを掲載するマッチングサイトです。全国の都道府県・相談方法(電話・オンライン・対面)・対応分野・費用の4軸で絞り込んで弁護士を検索できます。

ベンナビ債務整理を使うメリット:

  • 債務整理に注力する弁護士・司法書士のみを掲載しているため、専門性の高い相談先を見つけやすい
  • 初回相談無料の事務所を多数掲載し、費用負担なく複数の弁護士を比較検討できる
  • 24時間問い合わせ受付の事務所も多く、平日昼間に時間が取れない人でも相談しやすい
  • 地域・相談方法・対応分野で絞り込めるため、自分の状況に合う事務所を効率的に探せる

20代という早いタイミングで動き出せば、人生の立て直しは確実に早くなります。まずは無料相談で状況を整理してみてください。

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20代の自己破産に関するよくある質問

20代の自己破産で特に検索ボリュームが大きい疑問7問に、簡潔に回答します。

自己破産できなかった人はいますか?免責不許可になるとどうなりますか?

免責不許可は実務上ごくわずかで、年間の自己破産事件のうち免責不許可になる割合は1%未満です。

ギャンブルや浪費が原因でも、反省の姿勢と再発防止策を裁判所に示せば「裁量免責」として免責決定が下りる運用が一般的です。仮に免責不許可になっても、再申立てで認められる事例も存在します。免責不許可が心配な方は、申立て前に弁護士と一緒に家計簿や反省文を準備しておくと安心です。

自己破産後に住宅ローンは組めますか?体験談を教えてください

免責決定から信用情報の登録期間(5〜7年)が経過すれば、住宅ローンも組めます。

体験談③の元店長男性は30代で住宅ローンを組み、のちに事業を成功しています。申し込みの際は、信用情報がきれいになってから動くこと、頭金で借入額を抑えること、勤続年数を安定させることの3つを意識してみてください。

20代の自己破産は管財事件と同時廃止のどちらになりますか?

20代では財産が少ないケースが多いため、同時廃止で進む割合が高めです。

20万円を超える財産(預貯金・自動車・保険解約返戻金など)がなく、免責不許可事由が軽微な場合に同時廃止が選ばれます。財産が一定額あったり、免責不許可事由の調査が必要な場合は管財事件として進みます。20代の同時廃止率は他年代より高い傾向があり、手続き期間も短縮されやすいのがメリットです。

親や勤務先に自己破産がバレることはありますか?

原則として、親や勤務先に自己破産がバレるリスクは低めです。

戸籍・住民票には記載されず、官報に掲載される情報も一般の人がチェックする媒体ではありません。バレる可能性があるのは、親が連帯保証人になっている場合、給与差押えが先行している場合、退職金見込額の証明書を会社に依頼する場合などです。心配な方は、弁護士に「家族・勤務先に知られない手続き方法」を相談しておくと安全です。

奨学金は自己破産で免責されますか?

奨学金も自己破産で免責の対象になりますが、保証人への影響に注意が必要です。

日本学生支援機構の奨学金は免責対象ですが、人的保証で親や親族が保証人になっている場合、返済義務が保証人に移行します。事前に保証人と話し合い、保証人本人も債務整理を検討するか、機関保証へ切り替えられないか確認しておくと安心です。

学生でも自己破産できますか?

学生でも自己破産は可能です。

破産法には年齢制限がなく、未成年でも法定代理人の同意があれば手続きできます。学生で借金を抱える主な原因はクレジットカードのリボ払い、消費者金融からのキャッシング、ギャンブル系のオンライン課金などです。返せないと感じたら、早めに弁護士に相談するのが将来の信用情報を守る近道です。

自己破産の費用はいくらかかりますか?分割払いはできますか?

自己破産の費用は、同時廃止で30〜50万円、管財事件で50〜80万円が目安です。

内訳は弁護士費用(20〜50万円)、裁判所への予納金(同時廃止で1〜2万円、管財事件で20万円〜)、書類取得費などです。多くの事務所が分割払いに対応しており、月2〜5万円の支払いを6か月程度に分けるのが一般的です。法テラスの民事法律扶助制度を使えば、弁護士費用を立替えてもらい、月5,000円〜1万円の分割返済が可能です。

まとめ|20代の自己破産は早めの相談で人生再建が早まる

20代で自己破産した6名の体験談に共通するのは、原因は人それぞれでも、早めに弁護士に相談した人ほど再建が早く進んでいるという事実です。

本記事の要点を3つにまとめます:

  • 20代の自己破産は全体の10〜15%を占め、生活費・浪費・奨学金・投資など原因は多様
  • 若さによる回復スピードが最大のメリット。30代までに信用情報がクリアになりやすい
  • 任意整理や個人再生という選択肢もあるため、自分に最適な手続きは弁護士と一緒に判断するのが安全

借金で悩んでいるなら、まずはベンナビ債務整理で自己破産に強い弁護士・司法書士に無料相談してみてください。20代という時間の余裕があるうちに動き出せば、人生の立て直しはぐっと早くなります。

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この記事の監修者
アシロ 社内弁護士
この記事は、株式会社アシロの『ベンナビ債務整理編集部』が執筆、社内弁護士が監修しました。
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本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。