【原因別】借金地獄の脱出方法|債務整理で多くの借金が解決


借金地獄に陥る原因は人それぞれです。そのため、脱出方法も個々に合わせる必要があります。この記事では、原因別に借金地獄の脱出方法をご紹介します。
借金地獄に陥っているあなたへ |
借金地獄を抜け出すなら、債務整理を検討しましょう。債務整理には以下のメリットがあります。
債務整理は難しいイメージがありますが、専門家に依頼することで驚くほど簡単にできます。現在手持ちがなくても相談・依頼することが可能です。借金原因は問いません。まずは相談ください。 |
まずは専門家に相談しよう
借金の相談窓口は以下の通りです。多くの場合は無料で相談できますので、手持ちがない方でも安心して相談できます。
- ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)|借金問題解決が得意な弁護士・司法書士が在籍
- 法テラス
- 国民生活センター
- 法律相談センター|日本弁護士連合会
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 貸金業者の相談窓口
- 市区町村の相談窓口
詳しくは「【借金の無料相談先一覧】成功事例や債務整理についても解説」をご覧ください。
債務整理はほとんどの原因に対応できる
浪費・ギャンブル・生活費・奨学金など、ほとんどの原因に対応できるのが債務整理です。債務整理には『任意整理』『個人再生』『自己破産』の3つの手続きがあり、あなたの状況に合うものを選ぶことが重要です。
任意整理・個人再生・自己破産の比較
任意整理・個人再生・自己破産の違いは以下の通りです。
任意整理・個人再生・自己破産の順で減額幅が大きくなりますが、その分デメリットも手続きによって異なります。
どのような人が利用できる?
誰でも好きな債務整理を選べるわけではありません。各債務整理で利用条件が異なるのでご注意ください。
任意整理
- 収入があり、継続的な収入を見込める
- 3~5年程度で無理なく返済できる
個人再生
- 収入があり、継続的な収入を見込める
- 借金額が5,000万円以下である
アルバイトやパート、年金受給者も収入状況や就労状況によって利用できます。しかし、将来的に受給されない可能性のある生活保護者は基本的に利用できません。
自己破産
- 返済能力がない
- 7年以内に自己破産していない
自己破産は収入の有無に関係なく、返済能力がないと判断された人が利用できます。ただし、7年以内に自己破産をして、借金をゼロにしている人は申し立てても、借金がゼロにならない可能性もあります。
あなたの状況に合った債務整理とは
あなたの状況に合った債務整理を下の図から確認してみましょう。
ただし、実際に債務整理を決める際は、収入や借金額以外の事情も考慮されますので、弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。
税金滞納が原因の借金地獄からの脱出
滞納した税金はたとえ自己破産しても免除されません。そのため、税金の滞納が原因で借金地獄になった場合には役所へ相談しましょう。
税金滞納の相談先は役所
滞納した税金に関しては、まずその税金を取りまとめている役所に、借金があり支払いが難しい旨を相談しましょう。相談することで一括ではなく、12回の分割支払いが認められるかもしれません。
ここで重要なのは『支払う意思』を見せることです。税金は本来支払うべき金銭ですので、『お金がないので支払わない』といった態度で臨むと分割支払いが認められない可能性があります。
また、滞納分を返済するために借り入れた借金に関しては債務整理することで解決できます。
どうしても支払えない人は滞納処分を停止してもらう
どうしてもお金がない人は、『滞納処分の停止』をしてもらいましょう。これをすることで、
- 一時的に税金を徴収されなくなる
- 既に差押さえた分を解除した上、新しく差押さえすることができなくなる
ただし、これは一時的に停止しているだけなので、最終的に返済する必要があります。
闇金が原因の借金地獄からの脱出
闇金から借りたお金は返済する必要がありません。ただ、返済しないままにすると激しい取り立てが行われる可能性があります。
闇金からの借金が原因で借金地獄から抜け出せない人は、すぐに弁護士・司法書士に相談しましょう。
闇金かどうか判断するポイントとは
闇金かどうか判断する大きなポイントは年利です。現在の利息制限法では、最大でも年利20%と定められています。闇金の場合、この利息制限法を大幅に上回る年利が設定されています。
また、『審査なし』『電話一本で融資可能』『収入がなくても融資可能』などの甘い誘い文句で融資を誘うのも大きな特徴です。健全な業者であれば、審査なしはあり得ませんし、収入がない人に融資することはできません。
弁護士介入で問題が解決する理由
闇金業者は、刑事罰を受けて営業できなくなることを恐れており、弁護士との接触は極力回避したいと思っているケースがほとんどです。
そのため、弁護士が介入することでほとんどの業者が手を引き、取り立ても止まります。
また、違法な金利で借りた借金は返済する必要がありません。ただし、返済しなくてよいからとそのままにしておくと暴力的な取り立ての被害に遭ってしまう可能性もありますので、早めに弁護士に相談しましょう。
まとめ|借金癖や依存症からも脱出することが重要!
借金地獄に陥っている人の中には、借金癖やギャンブル・買い物依存症になっている人も多くいます。本当に借金地獄から脱出するには、これらのことからも抜け出さなくてはいけません。
それには、『治す』というご自身の強い意志と、状況に合わせて専門的なケア(精神科など)が必要です。1人で治すのは難しいかと思いますので、周囲にも協力してもらうことをおすすめします。
ただ、借金があるままでは落ち着いて治すこともできませんので、まずは原因にあわせて借金問題を解決しましょう。

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