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ジャックスに過払い金請求するといくら戻ってくる?請求の流れや返還金額を解説

代表弁護士 野条 健人
監修記事
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ジャックスでキャッシングの利用経験がある場合、過払い金が発生している可能性があります。

ただし、「いつキャッシングを利用していたのか」「どのような方法で過払い金請求するのか」などによって回収できる金額は変わります。

弁護士なら、過払い金の算定やジャックスとの請求手続きなどを一任できるため、自力での対応が不安な方は弁護士へ依頼することも検討しましょう。

本記事では、ジャックスに過払い金請求できるケースや請求方法、過払い金の返還率や返還までの期間などを解説します。

専門家への相談で過払い額が分かる!

過払い金請求がまだの方は相談料無料の事務所も多いので専門家に一度相談してみることをおすすめします。相談することで自身の具体的な過払い額を知ることができるでしょう。また、過払い金請求の時効が近づいています。繰り返しますが、過払い金請求がまだの方はすぐに専門家に相談してください!

 

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【結論】ジャックスの過払い金は取り戻すことができる

ジャックスでキャッシングの利用経験がある場合、過払い金が発生している可能性があります。

過払い金が発生しているのであれば、ジャックスの担当者と直接交渉したり裁判を起こしたりすることで取り戻すことができます。

過払い金請求は借金返済中でも完済後でも可能で、自分でおこなわずに弁護士などに代行してもらうこともできます。

できるだけスムーズに多くの過払い金を回収するには法律知識や交渉力なども必要となるため、過払い金請求を考えている方は一度法律相談を利用してみることもおすすめします。

ジャックスに過払い金請求できる条件

以下のような条件を満たしている場合、ジャックスから過払い金の回収が望めます。

1997年1月以前からキャッシングを利用していた

ジャックスで1997年1月以前からキャッシングを利用していた場合、過払い金請求が可能です。

ジャックスでは1997年1月まで上限金利を最大29%程度に設定しており、これは「利息制限法が定める上限金利20.0%」と「出資法が定める上限金利29.2%(改正前)」の間のグレーゾーン金利に該当します。

なお、ジャックスでは1997年2月に上限金利を20%以内に引き下げており、引き下げ後の利用に関しては請求対象外となります。

過払い金請求の時効を迎えていない

過払い金請求には時効が定められており、時効を迎えていなければ請求可能です。

過払い金請求の時効期間は以下のとおりです。

  • 最後の取引が2020年3月31日以前の場合:最終取引日から10年
  • 最後の取引が2020年4月1日以降の場合:最終取引日から10年、または過払い金請求できることを知ってから5年のどちらか早いほうが適用

ジャックスに過払い金請求した場合の返還率・返還期間

ここでは、ジャックスに過払い金請求するといくら戻ってくるのか、どのくらいの期間がかかるのかなどについて解説します。

交渉の場合

ジャックスの担当者との交渉によって過払い金を請求した場合、過払い金の返還率は90%程度、返還期間は2ヵ月程度となるのが一般的です。

なお、これはあくまでも個人で請求した場合であり、弁護士に依頼するとより短期間で全額回収できる可能性があります。

裁判の場合

ジャックスと裁判にて争った場合、無事にこちら側の主張が認められれば全額返還されるケースもあり、返還期間は4ヵ月~1年以上となるのが一般的です。

しかし、個人で裁判所でのやり取りをおこなうのは困難であるため、弁護士などのサポートが必要となります。

ジャックスに過払い金請求するならベンナビ債務整理がおすすめ

「ジャックスに過払い金請求できる条件」に該当している場合は、過払い金請求に強い弁護士に一度相談してみましょう。

弁護士なら、過払い金の有無や請求の流れなどをアドバイスしてくれますし、交渉や裁判などの請求手続きを依頼することもできます。

当サイト「ベンナビ債務整理」では、過払い金請求に強い全国の法律事務所や司法書士事務所を掲載しています。

「何度でも相談無料」「休日夜間の相談可能」などの事務所も多く、地域や相談内容から一括検索することも可能ですので、まずは探してみましょう。

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ジャックスに過払い金請求をする際の流れ

ここでは、ジャックスに過払い金を請求して回収するまでの流れを解説します。

1.弁護士に無料相談する

まずは、過払い金請求に強い弁護士を探して相談しましょう。

弁護士との法律相談では相談予約が必要ですので、まずは電話やメールなどで連絡して、過払い金について相談したい旨や相談希望日時などを伝えましょう。

2.弁護士に依頼する

弁護士から費用の説明などを受けて問題がなければ、契約を交わします。

契約後は、弁護士がジャックスとのやり取りを進めることになります。

3.取引履歴を取り寄せる

過払い金を回収するためには、まずは利用状況などを確認するためにジャックスから取引履歴を取り寄せる必要があります。

弁護士がジャックスに取引履歴の開示請求をおこない、基本的には1ヵ月~2ヵ月程度で送られてきます。

4.過払い金の引き直し計算をする

取引履歴を取り寄せたあとは、過払い金がどれだけ発生しているのか計算します。

引き直し計算でミスがあると回収額が減ってしまったりするおそれがありますが、過払い金請求に強い弁護士であれば正確な金額を算出してくれます。

5.過払い金返還請求書を送付する

次に、株式会社ジャックスへ過払い金返還請求書を内容証明郵便で送ります。

過払い金返還請求書には、日付・社名・代表者氏名・自分の氏名や連絡先・振込先口座名・口座番号・契約番号などの事項を記載します。

6.交渉や裁判をおこなう

多くの場合、まずはジャックスの担当者から電話が来て交渉が始まります。

ジャックス側の提示内容が納得のいくものであれば交渉成立となり、合意書を作成して合意内容をまとめます。

一方、提示内容に納得がいかず交渉を重ねても解決が難しい場合は、裁判に移行します。

裁判では訴状などの書類や費用を準備する必要があり、何度か裁判所に出廷して主張立証をおこなったのち、裁判官によって判決が下されます。

7.過払い金が返金される

交渉や裁判などで決着がついたあとは、ジャックスから指定口座に過払い金が返金されて終了となります。

弁護士に依頼している場合は、弁護士費用が差し引かれたあとに口座へ振り込まれて手続き終了となります。

ジャックスに過払い金請求する際の注意点

ジャックスに過払い金請求する際は、以下のような点に注意しましょう。

ジャックスのカードは強制解約されて使えなくなる

ジャックスに過払い金請求をおこなうと、ジャックスのカードは強制解約となります。

過払い金請求後に再度キャッシングの申し込みをすることも可能ですが、審査が通るかどうかはケースバイケースです。

自動車ローンやショッピングの返済がある場合はブラックリストに載る可能性がある

自動車ローンやショッピングの返済などが残っている状態で過払い金請求をおこなった場合、戻ってきた過払い金はそれらの返済に充てることができます。

戻ってきた過払い金で完済できれば問題ありませんが、完済できずに残ってしまう場合はいわゆる「ブラックリスト」に一定期間載ってしまい、クレジットカードやローンなどの審査が通りにくくなります。

古い取引履歴については破棄されていることもある

ジャックスとの取引期間が長期間に及ぶ場合などは、古い取引履歴が破棄されていて部分的にしか取り寄せられないということもあります。

そのようなケースでは、契約書や通帳の記録などから推定計算をおこなって、過払い金を算出することになります。

ジャックスへの過払い金請求を弁護士に依頼するメリット

ジャックスに過払い金請求する際は、弁護士に依頼することをおすすめします。

ここでは、過払い金請求を弁護士に依頼するメリットについて解説します。

正確な過払い金を計算してくれる

過払い金の引き直し計算は重要な手続きのひとつで、計算ミスがあると回収額が減ってしまったり、過払い金の返還を拒否されたりする可能性もあります。

過払い金請求に強い弁護士なら、取引履歴をもとに正しい金額を計算してくれますし、取引履歴が一部破棄されている場合でも適切に推定計算をおこなってくれます。

過払い金の請求手続きを代行してくれる

過払い金請求では、過払い金返還請求書を作成してジャックスの担当者と交渉したり、場合によっては裁判に発展したりすることもあります。

過払い金請求の知識や経験がないと、請求書の作成方法を間違えてしまったり、裁判手続きに手間取ったりして解決が長引くおそれがあります。

弁護士なら過払い金請求の手続きを一任でき、手間なくスムーズな回収が望めます。

全ての過払い金を回収できる可能性が高まる

弁護士の介入無しで過払い金請求をおこなうと、ジャックス側のペースで話し合いが進んでしまったりして、不満の残る結果となってしまうおそれがあります。

弁護士に依頼すれば、法律知識や交渉ノウハウなどを活かしてジャックス側の主張にも的確に反論してくれて、場合によっては全額回収できることもあります。

まとめ

ジャックスで1997年1月以前からキャッシングを利用しており、まだ時効が成立していない場合は過払い金請求が可能です。

過払い金請求は自力でも可能ですが、弁護士なら代わりに請求手続きを進めてくれて、早期回収・全額回収を目指すことができます。

当サイト「ベンナビ債務整理」では、過払い金請求に強い全国の法律事務所を掲載しており、初めての方でもスムーズに依頼先が見つかります。

「何度でも相談無料」「休日夜間の相談可能」などの事務所も多く、まずは一度相談してみることをおすすめします。

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この記事の監修者
かがりび綜合法律事務所
代表弁護士 野条 健人 (大阪弁護士会)
かがりび綜合法律事務所は、お一人おひとりの悩みに最後まで寄り添いながら問題解決に取り組んでおります。お気軽にご相談ください。
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編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。