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LINEを使った弁護士相談の流れ|おすすめの相談方法と利用時の注意点などを解説

杉本 真樹
監修記事
LINEを使った弁護士相談の流れ|おすすめの相談方法と利用時の注意点などを解説
  • 「弁護士に相談したいことがあるけど、事務所に行くのは緊張する…」
  • 「仕事や育児が忙しくて、平日の昼間に相談する時間がない」

法律に関するトラブルを抱えたとき、このように感じて弁護士への相談をためらってしまう方は少なくありません。

そんな悩みを解決する手段として注目されているのが、LINEを使った弁護士相談です。

本記事では、LINEでの弁護士相談がどのようなサービスなのか、基本的な利用の流れから、相談を成功させるためのポイント、そして利用する前に知っておくべき注意点まで解説します。

本記事を読めば、LINEで弁護士に法律相談ができるようになり、悩みの解決に向けた大きな一歩を踏み出せるはずです。

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LINEでの弁護士相談とは?

LINEでの弁護士相談とは、普段使っているコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、弁護士や法律事務所に法律の悩みを相談できるサービスのことです。

法律事務所で弁護士と直接顔を合わせておこなう対面相談と比べるとハードルが低く、誰でも気軽に利用しやすいのがメリットです。

あくまで本格的な依頼の前の最初の相談窓口という位置づけですが、法律トラブル解決の第一歩として非常に便利な手段といえるでしょう。

LINEでの弁護士相談はどんな人におすすめ?

LINEでの弁護士相談は、特に以下のような方にぴったりのサービスです。

LINEでの弁護士相談がおすすめの人
  • 法律事務所に行くのは敷居が高いと感じる人
  • 仕事や育児で日中の時間が取りにくい人
  • まずは無料で簡単なことから相談したい人
  • 自分のペースで落ち着いて相談内容を整理したい人
  • 地方在住などで、近くに相談したい分野に注力する弁護士がいない人

特に、忙しくて時間がとれない、まずは気軽に相談してみたいという人にとっては心強いサービスといえるでしょう。

LINEを使った弁護士相談の基本的な流れ|4ステップ

LINEで弁護士に相談する流れは、以下のとおりです。

  1. ポータルサイトなどで候補となる弁護士を探す
  2. 候補の弁護士が見つかったら友だち登録をする
  3. LINE上で弁護士に質問などのメッセージを送る
  4. LINE上で弁護士から質問に対する回答がもらえる

それぞれのステップごとに詳しく見ていきましょう。

1.ポータルサイトなどで候補となる弁護士を探す

まずは、LINE相談に対応している弁護士や法律事務所を探すことから始めましょう

全ての事務所がLINE相談を導入しているわけではないため、効率的に探すことが大切です。

なかでも最も簡単なのは、弁護士ポータルサイトを使う方法です。

例えば「ベンナビ」のようなサイトは、離婚問題、交通事故、労働問題など、相談したい分野ごとに弁護士を探せるようになっており、LINE相談に対応している事務所も多数掲載されています。

また、ポータルサイトには、通常検索条件を絞り込む機能があります。

「LINE相談可」や「LINE予約可」といった項目にチェックを入れることで、LINEに対応している弁護士だけを簡単にリストアップ可能です。

気になる法律事務所を見つけたら、その事務所の公式サイトも確認してみましょう。

公式サイトにLINE相談用のQRコードやIDが掲載されていれば、そこから直接コンタクトを取ることができます。

2.候補の弁護士が見つかったら友だち登録をする

相談したい弁護士や法律事務所が決まったら、LINEで「友だち登録」をします。

方法は主に2つです。

  1. QRコードを読み取る
  2. IDで検索する

QRコードで登録可能な場合、事務所のWebサイトなどに表示されているQRコードを、スマートフォンのLINEアプリで読み取りましょう。

IDの場合には、LINEアプリの「友だち追加」画面から「検索」を選び、事務所が指定するIDを入力して検索してください。

なお、法律事務所の公式アカウントを友だち登録しても、そのことが自分の友だちに通知されることはありません

3.LINE上で弁護士に質問などのメッセージを送る

友だち登録が完了すると、トーク画面が開きます

多くの場合、事務所から自動で最初のメッセージが届き、そこに相談の進め方や、最初に送るべき情報などが記載されています。

この案内にしっかり従うことが、スムーズな相談への第一歩です。

一般的に、最初のメッセージでは以下のような情報の入力を求められます

  • 氏名(フルネーム)
  • 連絡先(電話番号など)
  • お住まいの都道府県
  • 相談したい内容の簡単な概要

なお、原則として正式な法律相談には氏名が必要ですが、LINEの初回問い合わせ段階ではニックネーム可としている事務所もあります。

4.LINE上で弁護士から質問に対する回答がもらえる

必要な情報を送信したら、弁護士からの返信を待ちます

メッセージは24時間いつでも送れますが、弁護士からの返信は、基本的には事務所の営業時間内となることを覚えておきましょう。

弁護士は裁判やほかの依頼者との打ち合わせなどで多忙なため、すぐに返信が来るとは限りません

早いところでは30分以内という場合もありますが、数営業日かかることもあります。

3営業日以上経っても返信がない場合は、メッセージが埋もれてしまっている可能性も考えられるため、一度「その後いかがでしょうか」といった形で、丁寧に追加のメッセージを送ってみましょう。

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LINEを使った弁護士相談を利用する際の5つのポイント

せっかくLINEで相談するなら、できるだけ有意義なものです。

ここでは、LINE相談を最大限に活用し、的確なアドバイスをもらうための5つのポイントを紹介します。

  1. 自分の悩みに合う弁護士を探すようにする
  2. 相談内容と事実関係はわかりやすく記載する
  3. 証拠や資料がある場合はデータ化して添付する
  4. トラブルに巻き込まれたらできる限り早めに相談をする
  5. LINEでうまく伝わらない場合はほかの相談方法も試す

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

1.自分の悩みに合う弁護士を探すようにする

ひとくちに弁護士といっても、それぞれに得意な分野があります。

例えば、交通事故に強い弁護士もいれば、離婚問題や相続問題の対応に注力している弁護士もいます。

風邪をひいたら内科、骨折をしたら整形外科に行くように、まずは自分の悩みの内容に合った弁護士を選ぶことが、問題解決への一番の近道です。

ポータルサイトなどで弁護士を探す際には、「離婚問題」「労働問題」といったキーワードで検索し、その分野を「注力分野」として掲げている弁護士に相談しましょう

2.相談内容と事実関係はわかりやすく記載する

弁護士から的確なアドバイスをもらうためには、何が起きたのかを正確に伝える必要があります。

LINEでメッセージを送る前に、少し時間を取って情報を整理しておきましょう。

まず、トラブルの経緯を時系列でまとめたメモを作成するのがおすすめです。

「いつ、どこで、誰が、何をしたか」という点を意識して、起こった出来事を日付順に書き出してみましょう。

このとき大切なのは、自分の感情や意見と、客観的な事実を分けて書くことです。

最後に、弁護士に何を聞きたいのか、質問したいことを箇条書きでまとめておくと、聞き忘れを防げます。

3.証拠や資料がある場合はデータ化して添付する

もし、あなたの主張を裏付ける証拠や関連する資料があれば、相談の質がぐっと上がります

証拠があることで、弁護士はより具体的で実践的なアドバイスをしやすくなるからです。

証拠のデータがある場合は、事前にLINEで送信しておきましょう

ただし、データで送った場合でも、元の書類やデータはあとで必要になる可能性が高いため、必ず大切に保管しておきましょう。

4.トラブルに巻き込まれたらできる限り早めに相談をする

法律トラブルは、時間が経てば経つほど状況が複雑になったり、証拠が失われたりすることがあります。

また、慰謝料請求などには時効という期限が定められているものも多くあります。

問題が大きくなる前に、できるだけ早い段階で相談することが、有利な解決につながる可能性を高めます。

「まだ大丈夫だろう」と一人で抱え込まず、トラブルに気づいた時点、あるいは「これって問題かも?」と疑いを持った時点ですぐに相談することが大切です。

5.LINEでうまく伝わらない場合はほかの相談方法も試す

LINE相談は非常に便利ですが、テキストだけでは複雑な事情や感情のニュアンスが伝わりにくい場合もあります。

もし「文章だけでは説明が難しい」「直接話して、弁護士の人柄も知りたい」と感じたら、ほかの相談方法も検討してみましょう。

多くの法律事務所では、LINEでのやり取りのあと、より詳しい相談のために電話やビデオ通話、あるいは対面での面談を提案してくれます。

LINE相談をきっかけに信頼できそうな弁護士を見つけたら、必要に応じて相談方法を切り替えて、徐々に依頼へと進むとよいでしょう。

LINEでの法律相談を利用するにあたり知っておくべき注意点

手軽で便利なLINE相談ですが、利用する際にはいくつか知っておくべき注意点があります。

あとで「思っていたのと違った」とならないよう、以下の点をしっかり理解しておきましょう。

1.詳しいアドバイスがもらえない可能性がある

LINEでの無料相談は、あくまでも初期的なアドバイスや方向性を示すためのものです。

弁護士は、全ての事実関係を正確に把握し、正式な依頼契約を結ぶまでは、断定的な意見や詳細な法的戦略を伝えることはできません。

そのため、「LINEだけで全ての悩みが解決する」と過度に期待しすぎないことが大切です。

2.予約だけで相談を受け付けてないことがある

法律事務所によっては、LINEを「法律相談そのもの」に使うのではなく、「対面や電話での相談の予約を取るためのツール」としてのみ利用している場合があります

この場合、LINEで相談内容を送っても「詳しいお話は面談でお伺いしますので、ご希望の日時を教えてください」といった返信が来て、チャットでの相談はできないことになります。

どちらのタイプのサービスなのかは、法律事務所のWebサイトや、LINEを友だち追加した際に送られてくる最初のメッセージをよく読んで確認しましょう。

3.相談内容や利用対象者などが限定されている

LINE相談は、事務所によっては、以下のような制限を設けていることがあります

  • 相談内容の限定:「刑事事件の加害者側のご相談に限ります」、「医療や建築などの専門分野は対象外です」など、相談できる分野を限定しているケース
  • 利用対象者の限定:「石川県内在住の方のみ対象です」のように、地域を限定しているケースや、「逮捕されている方のご家族に限ります」のように、相談者の立場を限定しているケース
  • 相談回数や時間の制限:無料相談は「初回のみ」「1回30分まで」といった制限が設けられていることが一般的

また、LINE相談は原則匿名ではできません

弁護士には、相談内容の秘密を守る「守秘義務」が法律で課せられているため、あなたの名前や相談内容が外部に漏れることはありませんので、安心して本名で相談してください。

さいごに|LINEでの弁護士相談を活用してトラブルを解決しよう!

本記事では、LINEを使った弁護士相談の流れや、上手に活用するためのポイント、注意点について解説しました。

LINEでの弁護士相談は、法律相談の妨げとなりやすい「時間」「場所」「費用」「心理的な抵抗感」といった壁を取り払い、誰もが気軽に専門家のアドバイスを求められるようにした、非常に画期的なサービスです。

もちろん、LINEだけで全てが解決するわけではありません。

しかし、トラブル解決に向けた「最初の一歩」としては、これ以上ないほど心強いツールです。

相談を成功させるカギは、あなた自身の「準備」にあります。

事前に事実関係を整理し、証拠をデータ化しておくことで、弁護士からより的確なアドバイスを引き出すことができます。

もしあなたが今、何かしらの法律トラブルで悩み、不安な日々を過ごしているのなら、一人で抱え込まずに、まずは勇気を出してLINEでその第一歩を踏み出してみましょう。

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この記事の監修者
杉本法律事務所
杉本 真樹 (群馬弁護士会)
解決への道筋は一つではありませんので、いくつか選択肢をご提案し、それぞれのメリット・デメリットをしっかりとご説明した上で、一緒に最良の選択肢を考えるように心がけております。
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編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。