債務整理を司法書士へ依頼する際の選び方

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
債務整理を司法書士へ依頼する際の選び方
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借金問題を弁護士や司法書士に依頼するメリット

  • 「生活が苦しく借金を減らしたい」
  • 「業者からの取り立てで精神的に追い込まれている」

そんな時は、弁護士や司法書士など借金問題の専門家に依頼することをオススメします。また専門家への依頼には、以下のようなメリットがあります。

  1. 貸金業者からの督促・取り立てを最短即日で止められるので不安な日々から脱却できる
  2. 借金を減額・整理するための適切な方法を提示してくれるので借金問題を効果的に解決できる
  3. 手続き上の書類作成などを代行してもらえてラク
  4. 過払い金の調査をしてもらえて、うまくいけば借金が貯金になる

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どんな債務整理であっても、手続きは手間であると感じる人は多いでしょう。しかし、手間だとしても借金問題は早めに解決しないといけません。

そんな時、心強い味方になってくれるのが、弁護士や司法書士などの法の専門家です。

弁護士に依頼するのが一般的ではありますが、費用を安く抑えたいという人は弁護士ではなく司法書士への依頼を選択しているようです。

費用面は勿論ですが、自身の借金の解決を依頼するわけですから、やはり「選んで良かった」と思えるような司法書士に出会いたいものですよね。今回はそんな司法書士の選び方に関する知識をまとめていきたいと思います。

この記事に記載の情報は2023年11月21日時点のものです

弁護士ではなく司法書士に債務整理を依頼した場合の違い

債務整理を弁護士に依頼するのと司法書士に依頼するのとでは、一体どのような違いが生まれるのでしょうか?以下にまとめていきたいと思います。

比較的費用が安い

弁護士に依頼するよりも司法書士に依頼したほうが、費用は約10~20万円程度安く抑えることが出来ます。

取扱業務に制限がある

司法書士は、債権額が140万円を超える案件を取り扱うことはできません

これは司法書士に委託できる全ての業務において該当することであり、債権額が140万を超える場合は、司法書士へ債務整理を依頼するのは諦めた方がいいでしょう。

このように司法書士には、費用が安く済むかわりに様々な制限が設けられています。その制限については次項で解説していきましょう。

司法書士の選び方と債務整理が得意か判断するポイント

安心して借金問題の解決を任せられる司法書士の選び方、そのポイントを以下にまとめていきましょう。

口コミサイトで経験談を読んでみる

ヤフー知恵袋や教えてgooなど、実際に司法書士に依頼を行った人の経験談が掲載されているサイトを見てみましょう。この人はこんな対応をしてくれた、この事務所はこのくらいの費用で済んだなど、参考になる話がたくさん掲載されているはずです。

ホームページに債務整理に関する実績や情報が多く記載されている

過去の実績が多ければ多いほど、借金問題の解決に手慣れているということになります。こういった問題も解決できる、と細かく事案を記述してくれている事務所もあるのでよくホームページをチェックしてみましょう。

初回無料で債務整理に関する相談を受け付けてくれる

無料で相談が出来るのは、相談者にとってメリットでしかありません。いくつかの事務所の無料相談を活用してみて、その中から選択するのも有益な手段です。複数の事務所に相談をするメリットとしては、以下が挙げられます。

  • ・自身の金銭事情に一番合致した債務整理の方法が判明する
  • ・他の債務整理の方法に対する意見を聞ける
  • ・自分で納得のいった債務整理の方法を選択できる
  • ・相性の良し悪しを比較することができる

きちんとヒアリングしてくれる

こちらの話を真剣に聞いてくれることは勿論ですが、あなたと相性が良さそうかどうかもポイントになります。解決する側が案件の内容把握をおざなりにしていると、いい結果を得られません。

メールや電話などにおける対応が早い

メールは1日以内で返ってくるか、折り返しの電話は数時間以内でかかってくるかなど、スピーディーに対応してくれるかどうかも選択の基準にしてみましょう。借金の問題は迅速な解決が求められますから、のんびりしている事務所は選択をしないほうが得策でしょう。

司法書士を選ぶ上での注意点は、さらに次項で解説していきます。


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司法書士を選ぶ際の注意点

後悔しないようにする為には、依頼する司法書士の選び方を徹底することです。以下には、注意すべき司法書士の特徴についてまとめました。

報酬契約書を作らず費用の明確な説明がない

事前に費用の説明をせず、案件解決後にがっぽり取られるケースもあります。初回相談の段階で、正式な依頼はまだだからと費用に関する説明を怠る司法書士は避けましょう。

司法書士ではなく事務職員が終始対応する

忙しいという理由で、資格者以外の人間を対応にあたらせる事務所は注意です。正式な依頼前であろうが後であろうが、解決にあたる本人が依頼主からの話を聞かないと、依頼者との相違があるなどの思わぬ結果に繋がり兼ねません。

怪しい業者からの紹介

近年、資格者でもない人間を紹介し司法書士であると名乗らせ、やりもしない債務整理の費用をとるといった悪質な詐欺が多発しています。実態が謎な業者には十分に注意しましょう。

依頼主の意向を無視する

提訴したいのに減額でまとめようとするなど、「こっちのほうが良いから」と強引に進行しようとする司法書士も中にはいます。意見してくれるのはとてもありがたいことですが、押し進めてくるような司法書士に依頼を行っても、自分の納得のいく結果は得られません。

司法書士に債務整理を依頼した場合の費用相場

司法書士事務所によって費用も異なるので、あくまでも相場になりますが、早速以下に司法書士に債務整理を依頼した場合の費用の相場をまとめていきましょう。

過払い金請求の費用相場

過払い金請求費用の相場は、着手金が2~3万円、報酬金が2~3万円、減額報酬が借金の減額分の約10%、過払い報酬が返還した過払い金の約20%です。任意整理と同様に、着手金と報酬金に関しては一件あたりの債権者の数になります。

  • ・着手金:2~3万円(無料の事務所もあります)
  • ・報酬金:2~3万円
  • ・減額報酬:借金減額分の約10%
  • ・過払い報酬:返還できた過払い金の約20%

減額報酬:債権者と交渉して借金を減らすことができた場合に、その減額金額に対して○%程度の報酬を追加で”減額出来たお礼として”払うものになります。近年では減額報酬をとっていない事務所も多くあります。
 

過払い金返還報酬は返還を受けたお金によって支払い額が変動することが大半で、返還額の中から○%という形で算出されるので、過払い金返還の報酬の支払いの為にお金を用意する必要がありません。

任意整理の費用相場

任意整理費用の相場は。着手金が約2~3万円、報酬金が約2~3万円、減額報酬として減額した借金の約10%が司法書士の費用の相場です。多重債務者の場合、債権者が複数なため着手金と報酬金に関しては交渉する債権者の数に応じて高額になるため、一件あたりの金額になります。

  • ・着手金:2~3万円(無料の事務所もあります)
  • ・報酬金:2~3万円
  • ・減額報酬:借金減額分の約10%

司法書士は、1社につき経済的利益が140万円以下の場合、任意整理の交渉を、弁護士と同じようにすることができます。

経済的利益とは、利息制限法の計算によって減った借金額のことで、例えば300万円借りていて、利息制限法に引き直して計算したら180万円に減ったという場合には、経済的利益は120万円ということになります。

個人再生の費用相場

司法書士の個人再生に対する法的整理は書類作成までで、申立代理人になることはできません。

それを踏まえて、個人再生費用の相場は、司法書士への報酬は30~40万円と言われています。(弁護士に依頼した場合は40~60万円ほどです。)また、個人再生は裁判所を介して行うため別途で裁判所への実費がかかります。

  • ・報酬金:30~40万円

————————

  • ・収入印紙代:1万円
  • ・官報掲載費用:1万2千円
  • ・郵便切手代:1600円
  • ・個人再生委員への報酬:25万円程度(個人再生委員は裁判所によって選任するところとしないところがあります。)

自己破産の費用相場

自己破産費用の相場は、司法書士への報酬は20~30万円と言われています。(弁護士に依頼した場合は30~50万円ほどです。)自己破産も個人再生同様に裁判所を介して行うため別途で裁判所への実費がかかります。

また、自己破産には、資産がない人が行う手続きとして同時廃止と、資産がある人が行う手続きとして管財事件があります。裁判所への費用は、同時廃止より管財事件の方が高額であり、同時廃止を行う人は1~3万円の予納金、管財事件に関しては50万円以上の予納金を納めなければなりません。

  • ・報酬金20~30万円

—————————

  • ・収入印紙代:1万円
  • ・官報掲載費用:1万2千円
  • ・郵便切手代:1600円

—————————

  • ・予納金:1~3万円(同時廃止の場合)
  • ・予納金:50万円以上(管財事件の場合)
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まとめ

行うべきは、債務整理による借金問題の早期解決です。くれぐれも、依頼主と司法書士との間でのトラブルを生んでしまわないようにしましょう。その為にも、良い専門家の選び方を心得ておくことは大切ですね。また、債務整理を依頼するならばある程度は法の知識も得ておきましょう。以下の記事も是非、参考にしてみて下さい。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。