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風俗による借金を返済する方法|返済額に合った債務整理の選び方

アシロ 社内弁護士
監修記事
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もしもあなたが風俗で遊ぶために借金をしてしまっている場合は、一刻も早くお金の使い方を見直すようにしてください。

これ以上の借り入れは止めるのはもちろんのこと、借金額によっては債務整理を検討する必要があります。

風俗で作った借金の場合「家族など、周囲の人間に知られたくない」という人も多いかもしれません。ただ、債務整理の中には周囲に知られにくい方法などもありますので、この記事で抑えておきましょう。

この記事では風俗で借金をしてしまった人に向けて、これ以上借金しないためのポイントや借金の返済方法、弁護士に依頼するメリットなどを解説します。

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この記事に記載の情報は2023年11月02日時点のものです

風俗で借金してしまう原因|体験談あり

借金をしてまで風俗に依存してしまうのはなぜなのでしょうか。まずはその原因について、体験談と共に見ていきましょう。

風俗に依存しているから

風俗にはまり闇金から借金してしまいました。

福岡に出張に行った際に、風俗にはまりそれ以来中毒のようになってしまいました。

今まで風俗なんて行ったことなかったのですが、ノリでやっていたところハマってしまい、

、、いまでは2社から総額150万円借金しています・・

弁護士に相談したいのですが、

弁護士費用が高いと聞いて躊躇しています。

実際にされた方、いかがでしたでしょうか?

ちゃんと相談に乗ってくれましたか?

お教えてください。

急いでいます。。

引用元:Yahoo!知恵袋

それまで風俗経験や女性経験がない男性ほど、風俗でのサービスに快感を覚え、それが癖になってしまう傾向にあるようです。

家庭や仕事などのストレスが溜まっているから

夫の借金と風俗行った事が発覚しました。

夫は周りの誰からみてもいい人で信じられない出来事でした。

本当に優しくて笑って全て受け入れてくれるので、私も悪気なく太っているとか臭いとか好き勝手言っていたのが傷つけていたみたいでした。

ストレスが溜まっていたみたいです。それで借金、風俗はあり得ないですが。

子供がいるのですぐに離婚は考えられません。

 

今は到底優しく接することができないですがまた冷たく接してもストレス溜められたら怖いしどう接していいかわかりません。

夫の性格をみるとアダルトチルドレンに当てはまる気がしています。

カウンセリングなど行った方がいいのでしょうか?接し方を悩んでいます。

引用元:Yahoo!知恵袋

家庭や仕事などで日々のストレスが溜まってしまい、それを解消するために風俗に通ってしまう男性もいるようです。

このようなケースでは、日常を忘れるためにキャバクラ・ギャンブル・お酒などに依存してしまう危険性もあるでしょう。

風俗嬢に恋愛感情を抱いている

風俗嬢に恋をしてしまい、仲良くなったので外で会うようになりました。

彼女は借金があり、お金に困っていたので助けてあげたいと今まで700万ほどあげてしまいました。

彼女とは付き合っては

ないですが、好き?と聞くと好きと言ってくれ一緒にいたいねとも言ってくれます。これからも一緒にいたいと。

お金をあげる時に何があっても返さないという署名をしてしまいましたが、

もし借金も一緒にいたいというのも嘘で、音信不通になった場合、取り返せますでしょうか??また、これは詐欺罪に出来るのでしょうか?

引用元:Yahoo!知恵袋

風俗嬢に対して恋愛感情を抱き、目当ての子に会うために足しげく通ってしまうこともあります。

風俗嬢と親しくなると、中には「私の借金を返すのを手伝ってほしい」などと頼まれるケースもあるようですが、お金を渡した後に突然連絡がつかなくなるなどのトラブルに発展する危険もあるため注意しましょう。

風俗で借金をした人がこれ以上借金しないために押さえておくべきポイント

ここでは同じような失敗を繰り返さないためにも、これ以上借金しないためのポイントを解説します。

【マスト】風俗通いゼロを目指す

まずは、借金の原因となっている風俗通いを止めるよう意識しましょう。前提としてこれができなければ、借金は減りません

例えば毎週のように通って風俗中心の生活になっている場合は月に1~2回程度に減らすことから始め、徐々に風俗通いゼロを目指しましょう。

「異性とコミュニケーションを取りたい」という方は、風俗よりも安価な出会い系アプリ・サイトを利用するのも良いですし、「性欲を解消したい」という方は自慰行為で抑えたり心療内科での治療を受けたりするのも良いかもしれません。

安易に風俗に頼らないよう、日々意識して生活することが大切です。

収支の状況を把握する

これまで自分がいくら使ってきたのかを把握できていない人もいるでしょう。

身の丈に合った生活をするためにも、これまで何にどれほど使い込んできたのか支出状況を確認することで、気持ちが冷静になり、脱風俗はもちろん、無駄遣いの防止にもなるかもしれません。

自身の収入状況と照らし合わせて「○○をする・買う場合は○○円まで」などと制限を課すことで、気付かぬうちに借金が膨れあがるような事態は避けられるでしょう。

財布に大金を入れない・クレジットカードは使わない

財布に必要以上のお金を入れてしまうと、金額を気にせずについ使い込んでしまうこともあるでしょう。「財布に入れるのは○○円まで」などと制限を課すことで、余計な使い込みを防止して節約にもつながります。

またクレジットカードを持っている場合、分割払いやリボ払いは金銭感覚が狂いやすくなるため、なるべく一括払いのみを利用しましょう。もし生活に支障がなければ、クレジットカードを解約して現金払いのみに移行した方が安心かもしれません。

消費者金融や闇金は利用しない

借金する際は「どこからお金を借りるのか」によって、その後の返済スケジュールが大きく変わります。消費者金融の場合、銀行のカードローンなどよりも金利を高く設定しているところが多いため、完済まで長引いてしまう恐れがあります。

中には「闇金」と呼ばれる高金利の違法業者などもあり、利用してしまうと「利息分の返済に追われて元金が一向に減らない」という事態にもなりかねません。万が一借金するとしても、消費者金融や闇金の利用は控えましょう。

すでに闇金問題に悩んでいる人は以下の記事をご覧ください。

【関連記事】闇金の全て|闇金の手口と絶対にお金を借りてはいけない理由

闇金問題を得意とする弁護士・司法書士事務所を探す

自力での対応が難しい場合は弁護士に依頼する

自力で返済スケジュールを立てられない場合は、速やかに弁護士に依頼しましょう。完済見込みがつかないまま返済を続けたところで問題の根本は解決しませんし、一人であれこれと対策を講じたとしても必ずしもそれが最善とは限りません。

借金問題に注力する弁護士に依頼することで、完済に向けて何をするべきか的確にアドバイスしてもらえます。また交渉対応や裁判所への申し立てなどの債務整理手続きも一任でき、自力で対応するよりもスムーズな借金問題の解決が望めます。

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風俗による借金の債務整理方法

風俗による借金は債務整理で減らすことができます。債務整理の方法としては任意整理・個人再生・自己破産などがあり、返済額や収入状況などに応じてそれぞれ以下の方法がおすすめです。

  • 継続的な収入があり、返済額が多くなく3~5年以内であれば完済できそうな人:任意整理
  • 継続的な収入があり、返済額が100万円以上5,000万円以下の人:個人再生
  • 継続的な収入がなく返済見込みがたたない人:自己破産

上記いずれも弁護士や司法書士に依頼可能ですので、債務整理の知識がない方は依頼した方が安心でしょう。

ここでは、債務整理の方法や弁護士・司法書士に依頼する場合の費用相場などを解説します。

なお依頼費用については事務所ごとに料金体系などもそれぞれ異なるため、詳しくは直接確認することをおすすめします。

任意整理

任意整理とは、債権者(借金の貸し手)と利息のカットや返済期間の延長などについて交渉する方法のことです。

裁判所を介さず当事者同士で行うため、家族など周囲に知られずに進めやすい方法でもあります。

手続き期間としては2~6ヶ月程度かかり、手続き後は3~5年以内に返済を済ませることになります。また手続き後5年程度は、お金の借り入れやクレジットカードの新規発行などは難しいでしょう。

任意整理がおすすめな人

任意整理は債務整理の中でも最も手軽な方法ではありますが、基本的に元金が減ることはないためある程度の返済能力が求められます。

以下に当てはまる場合は、任意整理が向いているでしょう。

  • 継続的な収入がある
  • 返済額が多くない(3~5年以内であれば完済できそうな金額)

例えば「返済額150万円・毎月の返済額7万円」というケースで任意整理を行い、60回分割での和解交渉がまとまった場合、以下のように毎月の返済額が小さく抑えられます。

任意整理前

任意整理後

返済額:150万円

毎月の返済額:7万円

返済額:150万円

毎月の返済額:2.5万円

任意整理を弁護士・司法書士に依頼する場合の費用

任意整理を弁護士・司法書士に依頼した場合、債権者ごとに以下の費用が発生します。

個人再生

個人再生とは、裁判所に対して借金の減額を申し立てる方法のことです。

裁判所を介して行うため周囲に知られてしまうリスクはありますが、最大90%減額することができます(減額できる金額は債務総額によって異なります)。

借金総額

最低返済額

100万円未満

圧縮されないため変更無し

100万円以上500万円以下

100万円

500万円を超えて1,500万円以下

総額の5分の1

1,500万円を超えて3,000万円以下

300万円

3,000万円を超えて5,000万円以下

総額の10分の1

手続き期間としては少なくとも6ヶ月程度はかかり、手続き後は原則3年間で返済を済ませることになります。また手続き後5~10年程度は、お金の借り入れやクレジットカードの新規発行などは難しいでしょう。

【関連記事】個人再生とは|手続きの流れ・費用・メリットを解説

個人再生がおすすめな人

個人再生では借金を最大90%減額できますが、裁判所から認可を得なければいけません。

以下に当てはまる人であれば申し立てが認められる可能性があり、おすすめです。

  • 継続的な収入がある
  • このままでは返済不能になる恐れがある
  • 返済額が100万円以上5,000万円以下(住宅ローンは除く)

例えば「返済額500万円・毎月の返済額15万円」というケースで個人再生を申し立てて、100万円まで減額が認められた場合、以下のように借金の負担を大きく減らせます。

個人再生前

個人再生後

返済額:500万円

毎月の返済額:15万円

返済額:100万円

毎月の返済額:約2万8000円

個人再生を弁護士・司法書士に依頼する場合の費用

個人再生を弁護士・司法書士に依頼した場合、費用相場としては以下の通りです。

自己破産

自己破産とは、裁判所に対して借金の全額免除を申し立てる方法のことです。

債務整理の最終手段であり、借金が0円になる代わりにほぼ全ての財産が処分されます。

手続き期間としては6ヶ月程度はかかり、手続き後は借金の返済から免除されます。また手続き後5~10年程度は、お金の借り入れやクレジットカードの新規発行などは難しいでしょう。

【関連記事】自己破産で借金をゼロにする方法|破産後の生活ガイド

自己破産がおすすめな人

自己破産は債務整理の最終手段であるため、「自己破産でしか借金問題を解決できない状態」ということを裁判所に認めてもらわなければいけません。

以下に当てはまる人であれば申し立てが認められる可能性があり、おすすめです。

  • 継続的な収入がない
  • すでに返済不能の状態にある
  • 免責不許可事由に該当しない

なお風俗が原因で作った借金は「免責不許可事由に当たる」と判断され、法律上は自己破産の対象外となります。

しかし実務的には、反省の態度や生活を改善していく姿勢などを示すことで、裁判所が認めるケースもあります。

例えば「返済額1,500万円・毎月の返済額50万円」というケースで自己破産を申し立てて、裁判所から認可された場合、以下のように借金の返済から免除されます。

自己破産前

自己破産後

返済額:1,500万円

毎月の返済額:50万円

返済額:0円

毎月の返済額:0円

自己破産を弁護士・司法書士に依頼する場合の費用

自己破産を弁護士・司法書士に依頼した場合、費用相場としては以下の通りです。

風俗による借金問題を解決するなら弁護士への相談が有効

風俗による借金問題については弁護士が心強い味方となります。弁護士に依頼する場合、以下の点に注意して選びましょう。

弁護士の選び方

弁護士を選ぶ際は、注力分野・費用体系の明確性・無料相談の有無などをチェックしましょう。

債務整理の対応経験が乏しい弁護士に依頼してしまうと対応がスムーズに進まない恐れもありますし、費用体系が不明確な場合には思わぬ費用を請求されてトラブルになる可能性もあります。

また弁護士との相性なども重要な判断材料になるため、無料相談を活用して複数の弁護士と話してみるのも効果的です。

当サイト『ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)』では、借金問題の解決に力をいれている弁護士・司法書士を掲載しています。

あなたの地域から依頼可能な弁護士・司法書士を一括検索でき、電話やメールで気軽に無料相談できる事務所も多くあります。もちろん相談だけの利用も可能ですので、まずは一度ご利用ください。

まとめ

一時の快楽のために、借金をしてまで風俗に通うことはやめましょう。同じ過ちを繰り返さないよう、風俗通いゼロを目指して身の丈に合った生活をするべきです。

風俗で借金してしまった場合、借金状況に応じて任意整理・個人再生・自己破産などの選択肢があります。ただし債務整理の知識がない人は、どの方法を選ぶべきか弁護士などにアドバイスをもらうべきでしょう。

弁護士であれば借金額を問わず債務整理の手続きを依頼できるため、トラブルなくスムーズな借金問題の解決が望めます。

弁護士に依頼するかどうか決めかねている人も、まずは一度『ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)』にて無料相談の利用をおすすめします。

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この記事の監修者
アシロ 社内弁護士
この記事は、株式会社アシロの『ベンナビ債務整理編集部』が執筆、社内弁護士が監修しました。
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本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。