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過払い金返還請求を含む任意整理(借金減額)の成功体験談を3つ紹介!

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
過払い金返還請求を含む任意整理(借金減額)の成功体験談を3つ紹介!
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借金返済に悩む方を手助けする制度の一つとして、任意整理があります。任意整理を上手く活用することで、将来利息のカットや支払方法の変更など、返済にかかる負担を軽減することができるため、借金返済に追われている方は対応を検討するとよいでしょう。

ただし任意整理は、必ずしもすべてのケースにおいて有効に働くとは限りません。したがって、実施にあたっては借入状況などから適切な対応を判断する必要があります。特に「これまで任意整理を行ったことがない」という方は、実際の体験談を参考にするのも有効でしょう。

この記事では、任意整理の体験談を紹介した上で、任意整理を行うメリット・デメリットや手続きの流れなどを解説します。

【関連記事】任意整理とは?

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体験談1:【A子さん:30代】交渉によって月々の支払いが減額できたケース

任意整理を行う前

任意整理を行った後

A社の借入額:約130万円

B社の借入額:約120万円

C社の借入額:約70万円

⇒合計借入額:約320万円

A社の借入額:約40万円

B社の借入額:0円&約20万円の過払い金返還

C社の借入額:0円

⇒合計借入額:約20万円

A子さんは専業主婦であり、夫の収入だけでは生活費が賄いきれないことを理由に、借り入れを行うようになりました。

はじめは1社のみであったものの徐々に返済が困難になり、他社から借り入れを行って返済に充てるなど、次第にやり繰りに苦労するようになります。その結果、借金総額は約320万円にものぼり、新規借入も困難になってしまいました。

これ以上借金できず、今の生活を変えたいという想いから弁護士への相談することを決意しました。

弁護士と相談した結果、A子さんは任意整理を選択。弁護士による支払い交渉・引き直し計算などの対応が行われたことで、借金総額を約20万円まで減額することに成功しました。月々約1万円を約1年半かけて支払うことで和解が成立しました。

体験談2:【B介さん:40代】借金が完済できた上に手元にお金が残ったケース

任意整理を行う前

任意整理を行った後

A社の借入額:約80万円

B社の借入額:約85万円

C社の借入額:約45万円

⇒合計借入額:約210万円

A社の借入額: 0円&約80万円の過払い金返還

B社の借入額:0円&約120万円の過払い金返還

C社の借入額:約45万円

⇒合計借入額:0円&約155万円の過払い金返還

B介さんはギャンブルが趣味であり、ギャンブル費用を工面するためにキャッシングを利用するようになりました。

仕事には熱心に取り組んでいたものの、際限なくギャンブルにのめり込んでしまったことで、合計3社から借り入れを行うようになりました。その結果、借金総額は約210万円にものぼり、キャッシング枠も一杯になったことから、友人から紹介された弁護士へ相談することを決意。

弁護士と相談した結果、依頼者は任意整理を選択。弁護士による任意整理対応が行われたことで、借入額の減額に成功した上、さらに複数社へ過払い金の返還請求を行ったことで、約200万円が返還されました。最終的に、返還金で一括返済を行い、約155万円が手元に残りました。

体験談3:【女性:40代】家族に知られることなく借金が完済できたケース

任意整理を行う前

任意整理を行った後

A社の借入額:約50万円

B社の借入額:約50万円

C社の借入額:約30万円

D社の借入額:約50万円

E社の借入額:約50万円

⇒合計借入額:約230万円

A社の借入額:0円&約50万円の過払い金返還

B社の借入額:0円&約30万円の過払い金返還

C社の借入額:約10万円

D社の借入額:0円&約60万円の過払い金返還

E社の借入額:0円&約80万円の過払い金返還

⇒合計借入額:0円&約210万円の過払い金返還

この女性は2人の子供を育てる専業主婦であり、養育費を賄うために家族に内緒でキャッシングを利用するようになりました。

はじめは一時利用として考えていたものの、キャッシングの手軽さや便利さにハマってしまい、徐々に乱用するようになってしまいました。その結果、借金総額は約230万円にものぼり、自力での返済対応が困難になったことから弁護士へ相談することを決心。

弁護士と相談した結果、依頼者は任意整理を選択。弁護士による任意整理対応が行われたことで、借入額の減額・過払い金の返還などに成功しました。また相談時に「家族に知られることなく行いたい」と要望を伝えたことで、個人名での郵便物の発送などの対応も行われたため、家族に内緒で任意整理できました。

最終的に返還金で一括返済を行い、家族に知られることなく完済することができた上、約210万円が手元に残ることになりました。

任意整理のメリット・デメリット

任意整理は、借金の返済負担を軽減するために効果的な手段の一つです。ただし、必ずしもすべてのケースにおいて有効とは限らず、借入額や支払い能力などによっては適さない場合もあります。また任意整理にはデメリットなどもあるため、実施を検討している方は事前に把握しておくべきでしょう。

ここでは、任意整理のメリット・デメリットや、任意整理を行うべきケースなどについて解説します。

メリット

まず大きなメリットとして、借入先と交渉成立することで、将来分の利息カット分割払いへの変更など、返済負担が軽減できるという点が挙げられます。さらに対象とする債務種類を選択できるため、住宅ローンを避けて任意整理を行うこともでき、家を手放すことなく返済負担が減らせるという点もメリットです。

また過払い金がある場合は返還も見込める上、裁判所を介さずに行う手続きであるため、あまり手間や労力がかからないという点などもメリットとしてあります。

デメリット

任意整理はあくまでも債権者と交渉し、相手の同意を得て進める任意の処理であるため、これまでの返済状況や今後の完済見込み、借入先の対応姿勢などによっては、債権者が提案を受諾せず、和解成立に至らない可能性があります。この場合、債権者と何らの合意も成立しないので、債務負担は全く軽減されることはありません。

また任意整理を行うと、債務情報を管理する「信用情報機関」に情報が登録されます。情報登録されることで、約5年間はクレジットカードを作成・利用したり、ローンを組み立てたりすることはできなくなるため、今後のやり繰りに影響が及ぶ可能性がある、という点などもデメリットとして挙げられます。

任意整理するべきケース

借入先と和解成立することで、将来分の利息カットや支払方法の変更などのメリットが受けられますが、債権者の納得を得て和解を成立させるためには「任意整理を行うことで完済見込みが付くのか」という点がポイントの一つとして挙げられます。

任意整理を行う場合、約3~5年の間に完済しなければならないため、元金を5年以内に完済できるだけの支払能力は事実上必要と言えるでしょう。

したがって、「毎月返済に苦しんでおり完済見通しは付いていないものの、利息がカットされれば5年以内に完済見込みが付く」というケースでは任意整理を行うべきでしょう。

任意整理する際の流れ

任意整理を行う際の主な流れは以下の通りです。対応にあたっては、弁護士や司法書士などに相談することでさまざまなサポートが受けられるため、依頼するのがおすすめです。

なお対応時に準備する必要書類としては、主に以下のものが挙げられます。

・身分証明書

・印鑑

・クレジットカード・消費者金融のクレジットカード

・債権者一覧表

・収入証明書(預金通帳や源泉徴収票など)

また、交渉を始めて弁済までにかかる期間としては2~4ヶ月というケースが多いようですが、債務額・債権者数・就業状況など、ケースによっては異なる場合もあります。

任意整理する際は弁護士・司法書士へ相談

借入先と和解成立するためには、必要書類などを不備なく用意した上で、直接交渉を行う必要があります。特に任意整理に関する知識・経験が浅い方などは、自力交渉を行っても思うように話がまとまらない可能性もあります。対応時は弁護士・司法書士に相談・依頼することで、スムーズな手続きの進行が期待できます。

弁護士・司法書士にサポートを依頼することで、必要書類の準備・作成借入先との交渉対応のほか、借金を払い過ぎている場合などは過払い金の返還も期待できます。そのほか、借入先に対して受任通知を送付してもらうことで取立・督促なども停止できるなど、幅広いサポートが望めます。

司法書士に依頼する場合の注意点

ただし注意点として、司法書士については対応できる案件に制限があり、1社から140万円を超えて借り入れているケースについては対応できません(司法書士法第3条)。そのような場合は弁護士へ依頼しましょう。

弁護士・司法書士費用の相場

弁護士・司法書士に相談・依頼する際は依頼費用が発生します。任意整理を依頼する際の費用相場としては以下の通りです。ただし、具体的な費用については事務所ごとに異なるため、詳細が気になる方は直接確認を取ることをおすすめします。

 

弁護士

司法書士

相談料

0円または1万円/1時間

0円または1万円/1時間

着手金

1社につき2~4万円程度

1社につき0~3万円程度

基本報酬

1社につき約2万円~

1社につき0~3万円程度

過払金返還成功報酬

返還分の約20%

返還分の約20%

減額成功報酬

減額分の約10%

減額分の約10%

まとめ

任意整理を行うことで、月々の返済が減額できたり、過払い金が返ってきたりなど、借金返済にかかる負担を軽減することができます。

ただし、返済状況や完済見込みなどによっては和解成立しない可能性がある上、任意整理後5年間はローン利用やクレジットカード作成・利用などはできなくなります。任意整理を検討している方は、借入額と支払能力のバランスを考慮した上で選択する必要があるでしょう。

また任意整理を行う際は、知識・経験の豊富な弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。弁護士・司法書士にサポートを依頼することで、交渉準備や交渉対応などを任せることができる上、借入先からの取立・督促を止めることもできるため、自力で行うよりもスムーズな進行が望めます。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。