> 
 > 
 > 
闇金被害の相談を弁護士にすべき理由|メリットも解説
キーワードからコラムを探す
Sidebar_writer_recruit

闇金被害の相談を弁護士にすべき理由|メリットも解説

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Pixta_34667137_s

闇金とは、法外な金利で違法な貸し付けを行う金融業者のことです。貸金業者の登録をせず、法定の上限をはるかに超えた金利で貸し付けを行う行為は犯罪です。したがって、闇金は犯罪者であるといえます。
 

一般に闇金業者は『利息制限法』を無視した、高金利で貸し出しをしています。このような法律に反する貸金については、元本を含め返済義務が一切ありません。闇金業者のような過当な金利での貸付契約は法律上無効であり、返済の義務がありません。また、場合によっては返済済みの金額についても全額返還を求めることができます。
 

この記事では、闇金被害に遭った際、弁護士に相談すべき理由と、そのメリットをご紹介します。

▶︎闇金の取り立ては今すぐ対策しないと命が危ない|ヤミ金の実態と手口

 

 

闇金業者にとって弁護士はどのような存在か?

闇金は犯罪者であるものの、警察が必ずしも力になってくれるとは限りません。なぜなら、警察の基本的な姿勢は『民事不介入』であり、暴力、恐喝などの犯罪行為がないと動いてくれないからです。
 

したがって、闇金問題を解決してくれるのは、弁護士などの法律の専門家だけなのです。闇金は弁護士から電話がかかってくるとあっさりと手を引く場合が多いです。なぜなら、先にも述べたように、そもそも闇金業者は違法な取立てをしており、それを自覚しているからです。

弁護士などの専門家が入り、裁判を起こされると100%勝ち目がありません。また、闇金業者は刑事告訴され、警察の捜査が入ることを一番恐れています。そのため、闇金業者にとって弁護士は天敵であるといえます。

 

闇金被害を弁護士に相談する7つのメリット

闇金トラブルを弁護士に相談する場合の具体的なメリットをご紹介します。
 

闇金からの取り立てがストップする

闇金業者は弁護士が登場してくることを最も嫌います。闇金はそもそも犯罪者であるため、裁判を起こされると確実に負けることが見込まれ、さらには警察が介入してくる可能性もあるからです。したがって、闇金業者は弁護士が登場してくるとあっさり見切りをつけます
 

弁護士が闇金業者に電話を一本かけるだけで、最短で即日、取り立てが停止することが期待できます。

 

法外な契約を無効にできる可能性が高い

先述のとおり、『利息制限法』を無視した高金利での貸し付けは法律違反で、元本も利息も一切返済する義務はありません。法律のプロである弁護士が闇金業者に掛け合うことで、このような法外な契約の無効を明確に主張してもらえます。

 

闇金へ支払ったお金の返金を求められる

闇金から貸し付けられたお金にはもともと返済義務がないので、場合によっては返済した金額について全額返還を求めることができることもあります。
 

もっとも、これを法律の知識がない人が個人で行うことは難しいです。積極的な対応を望むのであれば専門家のサポートは必須でしょう。

 

依頼をすれば代理人となって交渉してくれる

仮に個人で闇金業者と交渉を行っても、相手にされず、軽くあしらわれるだけです。
 

しかし、弁護士が相手だと対応が異なります。弁護士が口座凍結や刑事告訴などの手段を取ると警察に逮捕されたりする可能性があるからです。そのため、弁護士に依頼することで、闇金業者に対して有利に交渉を進めることができます

 

闇金の口座凍結の手続きをしてくれる

弁護士は、『振り込め詐欺救済法』を適用し、銀行に闇金の銀行口座を凍結するように要請することができます。闇金業者にとって、銀行口座は営業の根本をなす大切な道具です。これを失うことで、闇金業者にそれなりに打撃となります。

 

刑事告訴も視野に入れて対応できる

闇金業者が取立停止や口座凍結よりも恐れていることは、刑事告訴され警察の捜査が及ぶことです。弁護士が介入し、それなりの資料とともに相談すれば、警察もそれなりに話を聞いてくれますし、事件として立件化される可能性は高まるといえます。

 

闇金対策の弁護士費用はどのくらいかかる?

闇金トラブルについて弁護士に依頼した場合の費用を解説します。

 

相談料

通常、相談料だけでも30分数千円といった費用がかかります。しかし、闇金問題を中心に扱っている弁護士は相談料が無料のところもそれなりにあると思われます。

 

▶︎闇金問題の無料相談先|弁護士や司法書士に依頼すべき理由とは

 

着手金

着手金は、弁護士が依頼を受けた時点で発生するもので、依頼内容の成功・不成功にかかわらず発生します。金額は事務所によって異なるため、相談の際にどの程度の費用がかかるのか、確認しておくことが大切です。

 

成功報酬

成功報酬とは、依頼が成功したときにのみ発生する費用のことです。相場は業者1社あたり5万円程度のようですが、事務所ごとに異なります。大半の事務所が後払い・分割払いに対応しているので、相談時に支払い方法について確認しておきましょう。

 

その他

闇金問題の相談先は、弁護士か司法書士となります。どちらに相談しても結果に違いはほとんどありませんが、両者には大きな違いが1点あります。それは、1社あたりの借入金額が140万円を超える場合には、司法書士が代理人となることが法律上できない、という点です。

1社あたりの借入金額が140万円を超える場合は弁護士にしか相談できないため、相談前に借入金額について確認しておく必要があります。

 

費用が支払えない場合

法テラスの利用を検討

法テラスとは、国が設立した法律支援団体のことです。法律トラブルを抱える人が、必要とする情報提供やサービスを気軽に受けられる、より身近な司法サービスを目指して設立されました。

法テラスでは、経済的に余裕のない人が法律トラブルにあった場合に、無料で法律相談に応じ、必要に合わせて弁護士・司法書士費用などを立て替える『民事法律扶助業務』を行っています。
 

弁護士事務所によっては積極的に法テラスの利用を勧めています。遠慮せず有効に活用しましょう。

 

分割払いを相談

闇金について相談に来る人は、お金に困っていることがほとんどです。費用の支払いに関して不安がある場合は、分割払いを相談しましょう。

 

闇金問題の解決が得意な弁護士の選び方

実際に依頼する弁護士を選ぶ際のポイントをご紹介します。

 

闇金問題を長年扱ってきた弁護士を選ぶ

弁護士と一口に言っても、それぞれの弁護士に得手不得手の分野が存在します。そして残念なことに、闇金問題を得意とする弁護士は少ないのが実情です。なぜなら、依頼を受けた弁護士も、闇金業者の報復の対象となるリスクを抱えているからです。
 

そのような状況の中でも、闇金問題を長年扱っている弁護士は、培ってきたノウハウで、リスクも踏まえた上で、問題の解決に尽力してくれます。当然のことではありますが、闇金問題を得意とする弁護士に相談した方が、解決までの道のりは短くなります

 

正義感の強い弁護士を選ぶ

上述のとおり、弁護士にとって闇金問題を扱うことはリスクを伴います。また、依頼者はお金に困っていることが多いため、商売として大きな利益が見込めるわけではないというのも現実でしょう。そのような状況でも、闇金問題を扱っている弁護士は、正義感の強い弁護士であるといえます。
 

もっとも、闇金問題に困っている人の心につけ込んで、闇金業者とグルになり、依頼者からお金を取ろうとする弁護士も存在するようです。
 

そのため、本当に正義感の強い弁護士であるか否か、しっかりと見極めることが重要です。その見極めにおいては、やはり過去の実績も判断基準となります。

 

まとめ

闇金業者に貸し付けられたお金は、元本も利息も一切返済する義務はありません。すでに返済してしまったお金も、全額返還を求めることができます。

 

ただし、闇金業者への対応を個人で行っても相手にされない可能性があり、また安全面からも得策とはいえません。法的な根拠に基づいて、毅然と手続きを進めてくれる弁護士に、トラブルの解決を依頼することをおすすめします。

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

弁護士・司法書士があなたの借金返済をサポート


債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。

ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたを債務整理ナビの弁護士・司法書士がサポートいたします。

編集部

本記事は債務整理ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※債務整理ナビに掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

闇金問題に関する新着コラム

闇金問題に関する人気のコラム


闇金問題コラム一覧へ戻る