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女性向けの借金相談窓口10選|法律・家計・メンタル面の3つに分けて詳しく解説

女性向けの借金相談窓口10選|法律・家計・メンタル面の3つに分けて詳しく解説

「借金の返済が厳しくなってきたけれど、誰に相談すればいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?

家計のためや、仕事の事情などにより借金を抱えてしまい、周囲の人やパートナーに相談しづらい女性も多いはずです。

しかし、一人で悩み続けると、状況は悪化するばかりでしょう

そこで本記事では、女性向けの借金相談窓口を法律・家計管理・メンタルサポートの3つの悩みごとに分けて紹介します。

法的な手続きが必要な場合、家計を見直して解決できる場合、精神的な負担を軽くするサポートが必要な場合、それぞれに適した相談先を詳しく解説するので、自分に合った窓口を見つけて、少しでも心の負担を軽くしてください

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目次

女性向け借金相談窓口の種類|法律系やメンタル系などがある

2020年の裁判所のデータによると、返済できなくなった借金を免除してもらう手続きである自己破産をした人のうち、およそ4割程度が女性であったことがわかっています。

借金と聞くと、男性が抱えがちという印象を持つ人も多いかもしれませんが、実際は借金に悩む女性も多いのです。

とはいえ、周囲の人の目を気にしてしまい一人で抱え込んでしまう女性もいるでしょう。

そんな女性達のために、借金の悩みについて相談できる窓口が多数存在します。

女性のための相談窓口は、主に法律形・家計系・メンタル系の3つに分類でき、それぞれ代表的な窓口として以下のようなものがあります。

分類

窓口

法律

●     法律事務所

●     法テラス

●     弁護士会

●     市区町村

家計

●     日本クレジットカウンセリング協会

●     日本貸金業協会

●     全国銀行協会

メンタル

●     #いのちSOS

●     よりそいホットライン

●     こころの健康相談統一ダイヤル

ここからは、それぞれの窓口の概要や相談により解決できる悩みなどを詳しく解説します。

自分の悩みに合う窓口を見つけて、ぜひ利用してみてください。

【借金を減らしたい】女性向けの借金相談窓口4選

借金に悩む女性としては、まずどうにかして借金を減らせないかと考えるはずです。

借金を減らしたい場合は、以下の4つの窓口への相談がおすすめです。

  1. 法律事務所
  2. 法テラス
  3. 弁護士会
  4. 市区町村

それぞれの窓口について、詳しく解説します。

1.法律事務所|相談から依頼まで全て任せられる

借金問題を根本的に解決したい場合、法律事務所に相談するのが確実です。

弁護士は裁判の代理人といった印象を持っている人も多いかもしれませんが、実は借金問題を解決するプロフェッショナルでもあります。

とくに、法律事務所に借金について相談すると、一人ひとりの状況に適した債務整理を提案してもらえるのがメリットです。

債務整理とは、法律の力を使って合法的に借金を減額・免除してもらう手続きであり、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。

名称

概要・特徴

任意整理

・弁護士が債権者(お金を借りている相手)と直接交渉し、毎月の返済額を減らしたり返済期間を延長してもらえる可能性がある手続き

・裁判所を介さずにできる手続きのため、手間や時間をかけず周囲の人やパートナーにもバレる心配が少ない

個人再生

・裁判所に申立てを行い、借金額に応じて最大で10分の1まで借金を減額してもらう手続き

・住宅ローン返済中の場合、持ち家を手放さずに大幅に借金の減額ができる

自己破産

・裁判所に申立てを行い、ほぼ全ての借金の返済義務を帳消しにしてもらう手続き

・不動産や車など、一定以上の価値がある財産は没収される

借金問題の解決実績が豊富な弁護士に相談すれば、相談者の借金や家計の状況を詳しく分析し、最適な解決方法を提案してくれます。

女性の場合、離婚後の借金や育児中の家計問題など、個別の事情に配慮した解決策が求められることも多いため、女性の相談者に親身になって対応してくれる法律事務所を選ぶことが大切です。

最近では、女性弁護士が対応してくれる事務所も増えているので、安心して相談できる事務所を探すとよいでしょう。

借金問題が得意な弁護士はベンナビ債務整理で探せる!

弁護士が在籍する法律事務所は多数存在するため、どこに相談したらいいか迷うという人も多いはずです。

そんな人におすすめなのが、ベンナビ債務整理です。

ベンナビ債務整理は、債務整理の実績が豊富な弁護士を多数掲載しているポータルサイトで、料金の後払い可能・休日相談可能など、多様なニーズに合わせて弁護士を検索することができます。

女性弁護士の有無も確認できるため、女性ならではの悩みにも応えてくれる事務所がきっと見つかるはずです。

初回の相談を無料で受け付けている事務所も多いので、まずは気軽に相談してみてください。

2.法テラス|主婦など所得が少ない方でも相談できる

法テラス(日本司法支援センター)は、借金問題を含む法律相談を無料で受けられる公的機関です。

法テラスの相談を利用するためには収入・資産が一定以下であるなどの条件を満たす必要がありますが、無料で弁護士などの専門家に相談できるのは大きなメリットでしょう。

また、法テラスの民事法律扶助制度を利用すれば弁護士費用を一時的に立て替えてもらうことも可能です。

主婦やパート・アルバイトの方など、収入が限られている女性にとって利用しやすい窓口といえるでしょう

法テラスでは、以下のような相談が可能です。

  • 債務整理の手続きの流れや必要書類についての説明
  • 弁護士や司法書士への無料相談の手配
  • 弁護士費用の立替え

とくに、「弁護士に相談したいけれど、費用が心配」という方にとって、法テラスは心強い存在です。

借金の返済が厳しく、どうすればいいかわからない場合は、一度法テラスに相談してみるとよいでしょう。

3.弁護士会|女性向け法律相談に応じている地域もある

弁護士会とは、各都道府県の弁護士が所属している団体です。

各自治体の弁護士会では、債務整理に関する法律相談を受け付けています。

弁護士会の相談窓口では、弁護士が直接相談に乗り、借金問題の解決策を提案してくれるため、法的な解決を目指す方には最適な選択肢といえるでしょう。

なお、弁護士会の相談は有料のケースが多いですが、初回相談を無料で受けられることもあります。

地域によっては女性専用の法律相談を設けている場合もあるので、近くの弁護士会のホームページを確認してみましょう

ただし、弁護士会の女性専用の相談窓口は、相談できる内容が離婚・DV・モラハラなどの問題に限られている場合もあるので注意してください。

4.市区町村|身近な役所などで借金について相談できる

借金問題について身近な窓口で相談したい場合は、市区町村の役所にある生活相談窓口を利用するのもおすすめです。

多くの自治体では、法律相談や消費生活相談をおこなっており、借金問題に関するアドバイスを無料で受けられます。

生活に困窮している場合は、生活保護の相談や支援制度の案内を受けることも可能です。

また、一部の自治体では弁護士や司法書士と連携して法律相談を受け付けているケースもあります。

自治体の相談窓口は、気軽に相談できるので「弁護士に相談するのは敷居が高い」と感じる方にもおすすめです。

市区町村の公式サイトや窓口で、借金相談に対応しているか確認してみるとよいでしょう。

ただし、役所での相談は一般的なアドバイスにとどまるケースが多く、根本的な解決には至らない可能性もあります。

すでに借金を滞納している場合は、役所の無料相談を利用するのではなく、法律事務所などに相談して迅速な解決を目指すのがおすすめです。

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【家計を見直したい】女性向けの借金相談窓口3選

家計管理をしていると「現段階では何とか返済できているが、今後が不安」という人も多いのではないでしょうか。

借金に悩んでおり、どうにか家計を見直したい女性は、以下の3つの窓口への相談がおすすめです。

1.日本クレジットカウンセリング協会|家計カウンセリングを受けられる

日本クレジットカウンセリング協会は、借金問題を抱える人が家計を立て直せるように支援するための公的機関です。

多重債務に悩む人を対象とした無料のカウンセリングを実施しており、専門のカウンセラーが家計状況を分析し、返済計画の見直しをサポートしてくれます。

借金の原因が生活費の不足や計画性のない支出にある場合、家計を見直すことで無理なく返済を続けられる可能性が高まるはずです。

日本クレジットカウンセリング協会で相談できる内容は、具体的には以下のとおりです。

  • 毎月の収支を分析し、家計を見直す方法のアドバイス
  • クレジットカードやローンの返済計画の立て直し
  • 任意整理などの債務整理を検討する際のサポート

とくに、収入が限られている主婦やパート勤務の女性は、毎月の支出を効率的に管理することが重要です。

日本クレジットカウンセリング協会の相談は無料なので、「とりあえず専門家の意見を聞いてみたい」という人は利用してみるとよいでしょう。

2.日本貸金業協会|生活再建支援カウンセリングを受けられる

日本貸金業協会は、消費者金融やクレジット会社などの貸金業者が加盟する団体です。

日本貸金業協会が実施する生活再建支援カウンセリングでは、借金の状況を整理し、返済計画の見直しをサポートしてもらえます

日本貸金業協会に相談できる内容は以下のとおりです。

  • 消費者金融やクレジットカードの借金についての返済計画の見直し
  • 生活費を抑えるための家計管理方法のアドバイス
  • 違法な取立てや不当な契約などのトラブル相談

日本貸金業協会は、貸金業者の監督機関としての役割も担っており、消費者金融からの借入れに関する問題についても相談が可能です。

「借金を減らしたいが、何をすればいいかわからない」「金利の高いカードローンの返済が厳しい」といった悩みを持つ女性は、ぜひ一度利用してみるとよいでしょう。

3.全国銀行協会|銀行系カードローンについての相談ができる

全国銀行協会では、銀行系カードローンやクレジットローンに関する相談窓口を設けています。

銀行からの借入れに関する問題はもちろん、住宅ローンの返済に困っている場合も、返済計画の見直しなどのアドバイスが受けられます。

銀行系カードローンは金利が低めに設定されてはいますが、一度返済が困難になると家計を大きく圧迫する要因になるため、支払いが難しい場合は早めの対処が重要です。

全国銀行協会の相談は無料でおこなわれるため、銀行ローンの返済が厳しくなってきたと感じたら、早めに問い合わせることをおすすめします。

【借金の悩みを聞いてほしい】女性向けの借金相談窓口3選

借金に悩んでおり、「とりあえず誰かに話を聞いてほしい」という女性は、以下の3つの窓口に相談するのがおすすめです。

  • #いのちSOS
  • よりそいホットライン
  • こころの健康相談統一ダイヤル

それぞれの窓口について、詳しく解説します。

1.#いのちSOS|「死にたい」などのつらい悩みを相談できる

借金問題が深刻になると、経済的な苦しさだけでなく、精神的にも大きなストレスを抱えることがあります。

「周囲に相談できる人がいない」「生きているのがつらい」といった思いに押しつぶされそうなときは、「#いのちSOS」のような相談窓口を活用することが大切です。

「#いのちSOS」は、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクが運営する相談窓口で、経済的な問題だけでなく、人間関係や孤独感、精神的な不安など、あらゆる悩みを受け付けています

電話やメール、SNSを通じて24時間相談を受け付けており、匿名で話せるため、誰にも知られずに気持ちを打ち明けることが可能です。

専門の相談員が話を聞いてくれることで、冷静に問題と向き合うきっかけを得られるかもしれません。

「こんなこと相談してもいいのかな?」と思わずに、まずは気軽に連絡してみましょう

【参考】
いのちSOS

2.よりそいホットライン|借金に関する不安や悩みを相談できる

借金の悩みは、単にお金の問題だけでなく、生活や人間関係にも影響を与えることがあります。

「毎月の支払いが苦しい」「家族に打ち明けられず、精神的に追い詰められている」など、不安や悩みを誰かに聞いてもらいたいときは、よりそいホットラインを活用するのがおすすめです。

よりそいホットラインは、一般社団法人社会的包摂サポートセンターが運営する無料の相談窓口で、24時間365日対応しています。

借金の問題に限らず、生活の困難やDV、家庭内の悩みなど、幅広い相談が可能です。

借金問題が生活全体に影響を及ぼし、「もうどうしたらいいのかわからない」と感じている方にとって、専門の相談員が親身に話を聞いてくれることは、大きな支えになるでしょう

よりそいホットラインの特長は、話を否定されることなく、じっくりと聞いてもらえることです。

相談者が安心して悩みを打ち明けられる環境を提供しているため、「解決策を求める前に、まずは誰かに話したい」という方に適しています。

状況に応じて適切な支援機関や専門家を紹介してもらえるため、問題解決の糸口を見つけることにもつながるでしょう

3.こころの健康相談統一ダイヤル|心のストレスを相談できる

借金問題は、精神的なストレスにつながり、心身に悪影響を引き起こすことがあります。

眠れない、食欲がない、気持ちが落ち込むといった症状が続いている場合は、心のケアが必要かもしれません。

そんなときに利用できるのが、こころの健康相談統一ダイヤルです。

こころの健康相談統一ダイヤルは、各都道府県の精神保健福祉センターが提供する相談窓口で、専門の相談員がメンタルヘルスに関する悩みを聞いてくれます。

借金によるストレスや不安、うつ状態に悩んでいる方にとって、心の健康を守るための重要な支援を受けられる窓口です。

相談内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 借金による精神的なストレスや不安の軽減方法
  • 睡眠障害や食欲不振などのメンタル面の影響についてのアドバイス
  • 必要に応じた医療機関やカウンセリング機関の紹介

とくに、借金問題を抱えながら仕事や家庭のストレスも重なっている女性にとって、心の健康を維持することはとても大切です。

こころの健康相談統一ダイヤルは、地域ごとに窓口が異なりますが、全国共通の番号(0570-064-556)で最寄りの相談窓口につながる仕組みになっています。

借金の問題だけでなく、心の状態が不安定になっていると感じたら、迷わず相談してみましょう。

女性向けの法律相談窓口・借金相談窓口の主な特徴3選

自治体や公的機関による女性向けの相談窓口には、以下のような特徴があります。

  1. 女性担当者が対応してくれる傾向がある
  2. 収入面を考慮した料金体系を取っている
  3. 家族にバレないように工夫をしてくれる

それぞれの特徴について、具体的に解説します。

1.女性担当者が対応してくれる傾向がある

女性向けの法律相談窓口や借金相談窓口では、女性相談者が安心して話せるように、女性の相談員や弁護士が対応してくれる傾向があります

たとえば、法テラスや弁護士会では、女性弁護士が対応する法律相談を実施している地域があります。

NPO法人や自治体が運営する女性向け相談窓口でも、女性スタッフが相談に乗ることで、相談者がリラックスして話しやすい環境を整えています。

借金の悩みは、お金の問題だけでなく、家庭の事情や人間関係などデリケートな内容を含むことが多いため、同性の担当者のほうが話しやすいと感じる方も多いはずです。

とくに、離婚による借金、配偶者やパートナーとの金銭トラブル、シングルマザーの家計問題など、女性特有の事情が絡む場合、男性には話しにくいと感じることもあるでしょう。

男性には話しにくいと感じる場合は、事前に女性担当者の対応が可能かどうかを確認し、自分が安心できる窓口を選ぶとよいでしょう

2.収入面を考慮した料金体系を取っている

法律相談や債務整理を依頼する際、費用面が大きな不安要素になるはずです。

しかし、女性向けの法律相談窓口や借金相談窓口の多くは、収入面を考慮した料金体系を採用しており、経済的に厳しい状況にある人でも相談しやすくなっています

たとえば、法テラスでは、一定の収入以下の人を対象に無料相談を実施しており、弁護士費用を立て替えてもらえる民事法律扶助制度も利用可能です。

自治体やNPO法人が運営する各相談窓口でも、無料で相談できるケースが多いため、費用を心配せずに専門家の意見を聞けます

また、一部の法律事務所では、女性の相談者向けに初回相談無料や分割払い可能といった柔軟な料金設定をしていることがあります。

専業主婦やシングルマザー、非正規雇用の方など、収入が限られている女性にとっては、このような制度を活用することで、無理なく借金問題の解決に向けた第一歩を踏み出せるはずです。

3.家族にバレないように工夫をしてくれる

借金の相談をする際、多くの女性が「家族や職場に知られたくない」と考えているはずです。

とくに、夫や親に内緒で借入れをしている場合や、DVなどの事情が絡んでいる場合、家族に知られずに相談できるかどうかは非常に重要なポイントになるでしょう。

そのため、多くの窓口では、相談者のプライバシーを守るための工夫がされています

たとえば、法律事務所やカウンセリング機関では、郵送物を送る際に事務所名を記載しない、もしくは差出人名を個人名にするなどの対応をしてくれます。

これにより、自宅に届いた書類を家族に見られても、不審に思われるリスクを減らせるでしょう。

また、対面相談を希望する場合でも、事務所の場所や時間を工夫することで、家族に知られずに相談できるよう配慮してくれるところもあります。

女性向けの相談窓口では、相談者のプライバシーを守る工夫がされているため、「家族にバレるのが怖くて相談できない」と悩んでいる方も、安心して専門家に相談できるはずです。

相談前に「家族に知られずに相談できるか」を窓口に確認し、適切な対応をしてもらえるところを選ぶのがおすすめです。

女性向け法律相談窓口・借金相談窓口を利用する際の注意点

ここでは、女性向けの相談窓口を利用する際の注意点を2つ紹介します。

1.女性専用に応じている相談窓口は少ない

女性が安心して相談できる法律相談窓口や借金相談窓口は増えていますが、女性専用に特化した窓口は依然として少ないのが現状です。

多くの公的機関や法律事務所は性別を問わず相談を受け付けていますが、女性相談員が対応・女性の悩みに特化といった対応をしている窓口は限られています。

とくに、借金の理由が家庭の事情やDV、パートナーとの金銭トラブルなど、女性特有の問題に関わる場合、同性の相談員のほうが話しやすいと感じる方も多いでしょう

しかし、法テラスや弁護士会の無料相談などでは、相談員の性別を指定することが難しく、「男性相談員しか対応できない」と言われることもあります。

そのため、どうしても女性相談員に話を聴いてほしい場合は、女性専門を掲げている窓口や、女性弁護士が在籍している事務所を探すのがポイントです。

また、自治体の相談窓口やNPO法人のなかには、女性専用の法律相談日を設けているところもあります。こうした機会を活用することで、より安心して相談できるでしょう。

2.担当者が男性の弁護士・司法書士の場合がある

女性向けの法律相談や借金相談を利用する際、担当者が男性の弁護士や司法書士の場合もあります。

女性専用とうたっている窓口であっても、全ての相談員が女性であることは少ないでしょう。

また、事務員の女性が最初の相談を伺ったうえで、実際に手続きをする担当者は男性というケースもあります。

そもそも、法律事務所や公的機関の相談窓口では、弁護士・司法書士の性別を自由に選べるケースは少なく、基本的にはその時に対応可能な専門家が割り当てられることが一般的です。

とくに、地方の相談窓口では、女性弁護士や女性司法書士の数が限られており、女性の専門家に対応してもらうのが難しい可能性もあります。

もし男性の弁護士・司法書士が担当になった場合でも、専門家として公平に対応してくれるため、相談の内容が適切に処理されることは確かです。

しかし、「どうしても男性には話しにくい」と感じる場合は、女性の相談員がいるNPO法人や自治体の女性専用窓口を活用するのもひとつの方法です。

無料の電話相談窓口を利用し、まずは相談のしやすさを確認してから、正式に依頼するかどうかを決めるとよいでしょう

さいごに|自分の借金の悩みや希望に合った相談窓口を選ぼう!

本記事では、女性が借金の悩みについて相談できる窓口や、女性向け相談窓口の特徴などについて詳しく解説しました。

借金に悩む女性のなかには、周囲に相談できる人がおらず一人で抱え込んでしまう人も多いはずです。

今回紹介した窓口は、周りに頼れる人がいない場合でも気軽に相談できる体制が整っています

借金に関する悩みは一人で抱え込んでしまいがちですが、自分だけで解決しようとしても難しい場合もあります。

まずは話だけでも聞いてもらい、精神的な負担を和らげながら、債務整理など具体的な解決策を検討してみてはいかがでしょうか

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この記事の監修者
札幌パシフィック法律事務所
佐々木 光嗣 (札幌弁護士会)
2018年2月に札幌パシフィック法律事務所を設立。スタッフも一丸となり「身近なリーガルパートナー」として迅速な問題解決を目指す。
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編集部

本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。