ギャンブル依存症の3つの特徴|症状・原因・なりやすい人

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ギャンブル依存症の3つの特徴|症状・原因・なりやすい人
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2018.12.25
その他 弁護士監修記事

ギャンブル依存症の3つの特徴|症状・原因・なりやすい人

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ギャンブル依存症とは、ギャンブルによる影響で日常生活に支障をきたしているのにもかかわらず、自力でやめることができない状態を指します。

 

精神医学的には“病的賭博”といい、精神疾患の一種とされています(参照:医療法人社団ハートクリニック)。本人に自覚がないことが多いために治療へむけて家族など周囲の人によるサポートを必要とするケースも多く見られるようです。

 

この記事では、ギャンブル依存症の症状やなぜ罹患するのかをご紹介すると共に、ギャンブルによる多額の債務を抱えた人が現状をどのように改善すべきかを解説します。

 

ウイズユー司法書士事務所

 

ギャンブル依存症の主な特徴と症状

ギャンブル依存症にはどのような症状があるのかをご紹介します。

 

ギャンブルしたい欲をコントロールできない

ギャンブル依存症は経済的にも精神的に問題が生じているにもかかわらず、ギャンブルを行う欲を抑えられない状態になります。

 

借金してでもギャンブルを続ける

消費者金融やサラ金から借金をして、数千万円もの借金を抱えてもギャンブルをやめられない人もいます。

 

無理に止めると身体に異変が生じることも

ギャンブルをすることをやめるとイライラするほか、幻覚や、不眠や異常発汗などの症状がでることもあります。

【参照サイト】ギャンブル依存症|ドクターズミー

 

 

ギャンブル依存症の原因となりやすい人の特徴

ギャンブル依存症になる原因、そしてどのような人が罹患する傾向にあるのかをご紹介します。

 

ギャンブル依存症の原因と考えられること

ギャンブル依存症になる原因として、ひとつに快感を求めていることが挙げられます。

 

人をはじめとする動物は、ある行動によって快感を得られると、その行動を反復しようとします。ギャンブルにおいても、過去に大勝ちした経験をもう一度求め、繰り返しギャンブルに手を出すようになってしまうのだとか。

 

またもうひとつ、嫌なことからの逃避手段としてギャンブルを選択していることが考えられます。なにか問題を抱えており、不快な気分が生じている場合、その不快を解消するための代替的手段としてギャンブルをしているのです。

 

ギャンブル依存症になりやすい人の特徴

ギャンブル依存症は、一説では生物学的要因、遺伝的要因、環境要因という複数の要素が組み合わさることが発症の原因と考えられており、以下のような特徴を持つ人がギャンブル依存症になりやすいのだそうです。

 

  • ギャンブルに関する経験・体験(若年期のギャンブル体験(父母・祖父母が行なっているのをみていたことを含む)、ギャンブルで大勝ちした経験)
  • 金銭的問題を抱えている(自身が借金している・家族や友人がギャンブルの問題を抱えている)
  • 性格的傾向(負けず嫌い・脅迫的)
  • 性別(男性に多い傾向)
  • 環境(退屈・目標がない・ギャンブルしやすい環境にいる)

参考:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター

 

ギャンブル依存症が男性に多い傾向にあるというのは、以下のデータが根拠です。日本のデータが2つありますが、上が過去1年以内のギャンブル経験を評価した場合の依存症の割合で、下が生涯のギャンブル経験を評価した場合の依存症の割合です。

 

引用元:国内のギャンブル等依存に関する疫学調査(全国調査結果の中間とりまとめ)

 

 

ギャンブル依存症のチェック

NHKオンラインで公表しているギャンブル依存症のチェックリストを引用してご紹介します。

 

以下の項目のうち、7つ以上当てはまる方はギャンブル依存症の可能性が高いと考えられているので、ご自身またはご家族がギャンブル依存症では…?と疑っている場合は、当てはまるかどうか確認してみましょう。

 

【ギャンブル依存度】チェックリスト

  1. ギャンブルのために仕事や学業がおろそかになることがありましたか?
  2. ギャンブルのために家庭が不幸になることがありましたか?
  3. ギャンブルのために評判が悪くなることがありましたか?
  4. ギャンブルをした後で自責の念を感じることが有りましたか?
  5. 借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っているときに何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  6. ギャンブルのために意欲や能率が落ちることがありましたか?
  7. 負けたあとで、すぐにまたやって、負けを取り戻さなければと思うことがありましたか?
  8. 勝った後で、すぐにまたやって、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがありましたか?
  9. 一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか?
  10. ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか?
  11. ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがありましたか?
  12. 正常な支払いのために「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがありましたか?
  13. ギャンブルのために家族の幸せをかえりみないようになることがありましたか?
  14. 予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがありましたか?
  15. 悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか?
  16. ギャンブルの資金を工面するために法律に触れることをしたとか、しようと考えることがありましたか?
  17. ギャンブルのために不眠になることがありましたか?
  18. 口論や失望や欲求不満のためにギャンブルをしたいという衝動にかられたことがありましたか?
  19. 良いことことがあると2・3時間ギャンブルをして祝おうという欲求がおきることがありましたか?
  20. ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありましたか?

引用元:NHKオンライン 【シリーズ 依存症】ギャンブル依存症チェックリスト

 

 

ギャンブル依存症がおよぼす悪影響

ギャンブル依存症になると、どのような影響をおよぼしてしまうのでしょうか。

 

多額の借金をつくってしまう

お金がない状態でありながらもギャンブルを行う欲が抑えられず、返済できないほどの多額・多重な債務をつくってしまうことがあります。

 

犯罪に手を染める可能性がある

ギャンブルによってお金が尽きてしまい、窃盗や強盗、横領をしてしまうことがあります。またイライラが収まらず、他者の所有物や公共の施設を破壊することも。

 

窃盗罪や強盗罪などで犯罪者という立場になれば、将来、就職して社会復帰するまでのハードルも高くしまうことが予想されます。

 

ギャンブルに関連した事例

ギャンブルが遠因となっている犯罪行為の事例についてご紹介します(事例中の人物がギャンブル依存症であるとするものではありません)。

 

パチンコ代に充てるために着服した事例

職場の慰安旅行の積立金などを横領したとして、県警は少年育成課の男性警部補(49)を停職6カ月の懲戒処分とした。警部補は依願退職した。県警の調べに対し、「パチンコをするために手を出した。後で返せばいいと思った」などと説明。発覚後に全額返済していることなどから、県警は業務上横領容疑での立件は見送るとしている。

引用元:産経ニュース

 

パチスロの結果を理由に器物損壊した事例

埼玉県警狭山署は22日、パチンコ店の自動ドアを壊したとして器物損壊の疑いで、航空自衛隊入間基地(同県狭山市)所属の3等空曹飯田二郎容疑者(41)=狭山市稲荷山2の3=を現行犯逮捕した。

 狭山署によると、「パチスロに負けていらいらしていた」と話し、容疑を認めている。女性店員(34)が「ドアを蹴破った男がいる」と警察に通報した。

引用元:SANSPO.COM

 

家庭崩壊を招く恐れもある

ギャンブルに熱中し仕事に手がつかない、借金が膨らんで返済できる目処が立たない、犯罪に手を染め会社も解雇された、そして翻弄された家族はうつ病などになってしまうなど、ギャンブル依存症は生活に必要なお金を使い込んでしまうがために、家庭に強い影響を与え得る病気です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ギャンブル依存症の特徴や、罹患する原因をご紹介してきました。家庭のある方の場合、ギャンブル依存症によって家族にも悪影響をおよぼす可能性がありますので、もしご自身やご家族、周囲の人のギャンブル依存症が疑われる場合は、ひとりで抱え込まずに適切な対策を行うようにしましょう。

 

ウイズユー司法書士事務所

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事は債務整理ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※債務整理ナビに掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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