買い物がしやすい世の中になったことが、買い物依存症の人を増やしている原因ではありますが、買い物依存症になりやすい人とそうでない人の違いがあります。では、どのような人が買い物依存症になりやすいのでしょうか?
まず大前提として、女性が買い物依存症になりやすい傾向にあります。買い物依存症ではないにせよ、趣味が「ショッピング」という女性は多く、上記の原因で買い物依存症に陥ってしまうようなケースもあります。
一方でパチンコや競馬などのギャンブル依存症には、男性の割合が多くなっています。
買い物依存症になる原因の多くが精神的な問題から起因していて、買い物依存症になりやすい人の特徴として責任感が強く真面目な人が挙げられます。うつ病になる人、自殺をする人に真面目な性格の人が多いですが、その性格が仇となり自分の本心をあまり口に出すことができないでしょう。
周りに辛い顔を見せられない分、買い物へ依存することで少しでも鬱憤を解消しようとするのです。
また、買い物依存症になりやすい人の特徴として、劣等感が強く虚栄心が強い傾向があります。つい周りによく見られたいと思うため、ブランド物のカバンや洋服や高級車など、自分の身の丈に合わないものでも無理して買い物してしまいがちです。
そして、買い物依存症になる人の多くが自分に自信がありません。自分に自信がない人の多くが、周りの顔色を見ることが癖になっておりますが、知らず知らずの内に満たされない孤独を抱えております。少しでも寂しさを埋めるために、買い物へ依存してしまうのです。
上記と重複する部分もありますが、『買い物依存症チェックリスト』を用意しましたので以下の11項目に◯か☓で答えてみましょう。
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1.不安なことやイライラ感が募ると、買い物で解消する
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2.人が持っている旬なアイテムを見ると自分もすぐに欲しくなる
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3.ウィンドウショッピングのつもりがウィンドウショッピングにならない(買ってしまう)
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4.店員の待遇の良さが快感になっている
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5.いい物を人よりも安く買うことができた時に快感を覚える
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6.クレジットカードを必要以上に持っている
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7.ポイントが貯まるからといってクレジットカードを使うことが多い
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8.一日でも買い物をしなかった日がない
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9.買うだけ買って後悔することが多い
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10.これを読んでいる今も「あれが欲しい」と考えている
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11.部屋に不要なものが散らかっている
上記11項目の中で
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・【◯が7個以上】既に買い物依存症に近い状態であると言えます。
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・【◯が3個~6個】明日買い物依存のスイッチが入ってもおかしくありません。
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・【◯が0個~2個】現時点では計画的に買い物が行えていると言えます。
そもそも、買い物が好きという人と、買い物依存症は全くの別物です。
買い物好きの人は、目的のものを買うために何かを我慢してお金を蓄えて買っている一方、買い物依存症の人の場合は、何かを我慢しているわけではなく、ほしいものをその時の欲求だけで買ってしまって、不安や寂しさやイライラなどの精神的ストレスを抑える状態になってしまっているのです。
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