債務整理にはいくつかの選択肢があります
借金にお困りの方は、今までもずっと、迫りくる期限に必死な思いで毎月返済してきたのだと思います。
でも、借金を整理することは法律でも認められています。
経済的更生、すなわち人生のやり直しのために裁判所や弁護士が後押ししてくれる制度が存在するのです。
借金を減額また免除できる制度としては、任意整理・個人再生・自己破産という3つの選択肢が一般に考えられております。
それぞれの制度に特徴があり、ご依頼者にあった制度をご提案することが可能です。
個人再生や任意整理をお勧めする方
個人再生は、持ち家を残しつつ、住宅ローン以外の借金を減額させることのできる手続です。
借金を大きく減額できることに加え、持ち家などの財産は保持することができます。
また、自己破産の場合に、一部に国家資格等について影響があることから、資格を残しつつ借金を減らすという場合にも利用できる制度です。
頑張って支払ってきた住宅ローンを無駄にしたくない、子供のために引越だけは避けたい、色んな思いはあるかもしれませんが、そういう制度が日本には存在するのですから、利用しない手はありません。
自己破産は決して悪いことではございません
自己破産についてマイナスのイメージを持たれている方は少なくないでしょう。
その結果、自己破産ではなく任意整理を選び元本が減らずに、借金苦から脱げ出せない可能性も否定できません。
私は自己破産を悪いものだと思う必要はないと思っています。
人生のリセットには、何か犠牲になるものは当然に発生してしまいます。
でも、そのことによって新しい可能性が生まれることもあるのです。
例えば,抱えていた500万円の借金が破産によって免責されることによって、その500万円を将来の自己投資に充てることもできるでしょうし、子の養育費や親の介護費に使うことだってできたかもしれません。
人生の目標が借金返済になってしまわないよう、もう一度、一からやり直すことができる制度、それが自己破産だと思っています。
ともあれ、債務整理は早ければ早い方が取りうる手段は多くあります。
もっと早く来ていれば自宅を手放さずに済んだのに、というケースも多く見てきました。
借りては返しを繰り返し、いよいよ借りることができなくなってから相談されたり、裁判所から書類が届いて慌てて相談されるという方が多い印象ですが、「あれっ今の収入だと毎月の返済額を用意できないかも・・・」と思った段階で来れば、余裕をもって返済計画を立てることができた、借りる必要のない借金をする必要もなかった、もっと早く経済的更生ができたというケースが非常に多く、私自身ももったいないなと思うことも良くあります。
返済が苦しい、そう思ったら早めにご相談ください。
弁護士として大切にしてること
私が弁護士を目指したきっかけは、中学生の頃に仲の良かった友達のお父さんが弁護士で、身近に弁護士の存在を感じることができたからです。
今でこそ弁護士の知り合いはたくさんいますが、普通に暮らしていて弁護士の人と話すという機会はそう多くはありません。
最初は物珍しさから目指し始めましたが、いつの間にかそれが目標になっていて、今弁護士として働いている、そんな感じです。
弁護士の仕事は、相談にいらした方が日常を取り戻すきっかけになるお手伝いをすることだと考えています。
弁護士は人の不幸を飯に生きているなんてよく言われますが、マイナスに向いた人生のベクトルを元の方向に向けられるよう、ご相談者の方の歩んできた道を一緒になぞらえながら、これから続く道を良い方向に導くことが私のモットーだと思っています。
弁護士本位の解決策による解決では、依頼された方の実現したい未来を本質的に解決したことにはなりません。
もちろん、法律の専門家として何が適切なのかはそれなりに熟知しているつもりですが、法律上有利な解決だけが最適解ではないと思っています。
禍根を残したままでは、新たな紛争を生み出す可能性もありますし、負け戦でもうまい負け方はあると思っています。
依頼された方に「依頼して良かった」と思ってもらえるためには、法律的・経済的な解決だけでは計ることのできない感情や事件への思い入れを汲み取り、その意向をしっかり把握したうえで、一緒にその後の戦略を考えることが大事だと考えています。
私が良いと思った解決案でも、依頼された方のご納得がいただけないということは度々あります。
その時に、私の見解だけを押し付けるのではなく、何がひっかかっているのか、何を重要視しているのか、何が獲得目標なのか、そういったことを一つ一つ確認しながら前に進むこと、そして依頼された方の意思と心情に寄り添うことのバランス感覚を大切にしています。
依頼者と一緒に二人三脚で歩めるような、よき理解者でありつつも、よきアドバイザーでありたいと考えています。
ご相談を考えている方の多くは、弁護士に相談した経験がないのが通常です。「この悩みは弁護士に相談した方が良いのか」と迷われてしまうかもしれません。
しかし、迷われていること自体が立派な相談事です。
風邪気味であればお医者さんに行ってみるでしょう、それで「たいしたことないんだ」と分かれば、それはそれで通院した意味はあったはずです。
それはきっと弁護士であっても同じなんだろうと思っています。
相談時には、納得出来る詳細なご説明を心がけております。受任に際しても丁寧なヒアリングを通じ、ご相談された方一人一人に最適な解決方針をご提案しますので、まずはお気軽にご来所下さい。
弁護士 周藤 智(STO法律事務所)の詳細情報
事務所名 | STO法律事務所 |
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弁護士 | 周藤 智 |
所属団体 | 第二東京弁護士会 |
住所 | 東京都台東区台東3-43-10ライオンズマンション御徒町第2佐藤ビル304 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線仲御徒町駅より徒歩1分/JR御徒町駅南口より徒歩5分 |
対応地域 | 東京|神奈川|千葉|埼玉 |
定休日 | 土曜 日曜 祝日 |
営業時間 |
平日 :10:00〜18:00 |
営業時間備考 |
住所 | 東京都台東区台東3-43-10ライオンズマンション御徒町第2佐藤ビル304 |
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最寄駅 | 東京メトロ日比谷線仲御徒町駅より徒歩1分/JR御徒町駅南口より徒歩5分 |
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