弁護士法人なごみ法律事務所

「弁護士業はサービス業」という理念を掲げ、日々の業務に励んでおられる森岡先生。
その理念を掲げた背景には、小学生の頃から手伝いに行っていた、親戚のうどん屋さんでの接客経験も関係しているのだとか。
「ご相談者は、不安を抱えている方が多いんです。法律相談をすることで安心していただきたい。」そうお話くださった森岡先生に、学生時代から弁護士になられるまで、そして弁護士業務を通してのやりがいなどをお聞きしました！

京都府で過ごし22年以上、学生時代は生粋の…？

――先生のご出身はどちらになるんでしょうか？

出身は京都府京都市です。
小学校から高校、大学まですべて京都の学校に通っていたので、22年以上京都に住んでいました。

――京都ですか！自分も旅行で行ったことがあります。風情があっていいところですよね！

家の近くには有名なお寺などもありましたね。ただ、私の場合、京都にずっと住んでいたのでわざわざ観光地には行かなかったというか…。京都の観光地に関してはあまり詳しくないんですよ。
なんなら、観光に来られた方のほうが詳しいくらいで（笑）

どちらかというと、中学から大学卒業までの期間は、ギターに熱中していた記憶の方が印象深いです。
兄が音楽好きで、それに感化されたのがきっかけだと思います。「自分もやってみたい！」と思って始めたんです。中学生の時でした。

――え！森岡先生、バンドマンだったんですか！

そうです(笑)　 結局、中学生の頃から大学卒業までずっとギターは続けていましたね。
中学、高校生だった当時、学校の軽音部には入らなかったので独学で練習して学校外でバンドを組んでいました。自分の好きなアーティストの曲をライブで披露することが好きで、とにかく練習に明け暮れていましたね！ 

――中学から大学まで…というと相当お上手だったのではないですか？

当時はかなり練習していたので、それなりにうまかったと思います。しかし最近はギターに触れる機会すらなかなかなくて…全然できませんね（笑）

――ご多忙ですもんね…。でも自分の学校に入りたい部活がなかったらほとんどの人は諦めてしまうと思うのですが、森岡先生は自主的に活動を続けていらしたんですね！

法律を学ぼう、と思ったきっかけは…

——学生時代、ギターに明け暮れていた森岡先生ですが、現在の職業である弁護士になろうと思ったきっかけはありますか？

高校生の頃に読んだ「ナニワ金融道」という漫画が影響しています。
その漫画は消費者金融の話が中心で、法律関係のことを知らないままだと損をする、という内容でした。そこで自分も法律の勉強をしたいと思い、大学は法学部を目指したんです。そのときはまだ、明確に「弁護士になりたい」という気持ちはなかったですね（笑）　ただ、全体を通して、法律の勉強自体は楽しかったですよ。

――なるほど。では、何が一番の決め手になったのでしょう。

大学三年生にもなると、就職活動が始まりますよね。
実は、当時「就職氷河期」と言われる時代でして。当時の先輩からも「今は就職氷河期だから就職できるかわからない」という話も耳にしていました。

そのとき、自分の進路や将来について向き合ったんです。自分の興味のある法律関係で、かつ、自主的に働くことができる弁護士という職業に、改めて魅力を感じました。

――将来と向き合ったときに改めて魅力を感じたと。そこで、弁護士になろうと決意されたのですね。

きっかけは就活への不安だったのかもしれませんが、実際に弁護士になってみると、人に感謝されることも多く、自主的に活動することもできるので、いまでは日々やりがいを感じながら仕事をしています。

正解がないからこそ、やりがいがある

――弁護士となられてから、どういった点にやりがいを感じられますか？

そうですね。法律問題には「正解がない」というところでしょうか。

――正解がない…ですか？

そうなんです。法律には“絶対“がありません。
この人のこういう考えではこういう解釈が適用される、など、数学のように「これの答えはこれ」みたいな的確な正解がないんです。

だからこそ、相談を聞いてその人に合ったオーダーメイドの解決策をご提案する必要があります。そういった点には、仕事の面白みを感じていますね。

弁護士業は「サービス業」であるという理念

——森岡先生が弁護士として大切にしていることを教えてください。

心がけていることは、弁護士だからといって偉そうな態度を取らず、ご依頼者様の気持ちに寄り添うということです。
「弁護士業はサービス業」という理念を掲げています。

――そうなんですね！どういった経緯でそういった考えに至ったんですか？

実家や親戚が小売業をしていまして、親戚のうどん屋さんで自分も小学生の頃から手伝いをしていたからだと思います。

そこのうどん屋さんは京都の清水寺に近くとても忙しい中で、お客さんに喜んでいただけるように接客する必要があり、とても大変でした（笑）
そんなうどん屋さんで、サービス業のいろはを弁護士になるまで学んでしました。

――小学生からサービス業の経験をされていたんですね！社会勉強になりそうですね…！

相談時に心掛けていることは「ご相談者に安心して頂けるように」

――普段、受けている案件の分野ごとの割合を教えてください。

今は債務整理や交通事故の割合が多いですね。

――そうなのですね！今回は、債務整理に注目してお話を伺っていこうと思います。森岡先生は債務整理のご相談の際に注意していることはありますか？

債務整理で困っている方は、特に追い込まれて不安を抱えている方も多いので、安心していただくよう難しい専門用語などは使わず、分かりやすく説明するよう注意していますね。

――確かに、相談したことで安心できるのはやはり、相談は早めに検討した方がいいのでしょうか？

早めに相談していただくことで、問題の複雑化も避けられます。
今まで様々な債務整理の問題を解決してきましたが、少しでも問題だと感じた時点で相談に来られるほうが、提案できることが増え、よりよい形で解決することが出来たように感じますね。

――今までで印象に残っている債務整理の案件はありますか？

１番印象に残っているのは、過払い金の案件です。
昔の利息は、今よりも高く設定されていることも多かったんです。当時の高い利息のまま返済をしていた方がいらっしゃったのですが、弁護士が介入したところ、余分な利息を払っていたことが発覚しました。

余分に払っていた利息は金融会社から返金してもらうんですが、なんと、返済予定だった借金額を、その返金される利息の額が上回っていて。
借金がなくなっただけでなく、逆にお金がもらえることになった案件でした。

――え！お金が返ってきた、ということですか？そんなことあるんですね！（笑）

昔はよくありました。最近でもごく稀にですがあります。
私としても、ご依頼者様にとても喜んでいただけたので、鮮明に覚えています。

――そういったご依頼者の喜ぶ様子や、感謝のお言葉がモチベーションにも繋がっているのでしょうか？

そうですね。
「先生に依頼してよかった」というお言葉はとても嬉しく思います。

森岡先生の休日の過ごし方とは⁉

――日々お忙しいと思うのですが、休日は何をされているんですか？

休日は家族と過ごすことが多いです。コロナ前は、家族と旅行に行っていました。

――旅行、いいですね！ちなみに旅行ではどちらに行かれるんですか？

四国や淡路島など、車で行けるとこですね！

――家族と車でドライブ、憧れます！家族と過ごすことで日々の業務の息抜きをしているんですね！

息抜きをすることによって、日々の業務の質も上がると思いますので、しっかりと休暇もとるようにしています(笑)
あとは、小学生の頃にやっていた野球が好きです。最近は行けていませんが、昔はよくプロ野球を見に行っていました。関西ということもあって、阪神タイガースのファンです。

最後に

――現在ご相談するか悩んでいる方に向けて、メッセージをお願いします。

弁護士に相談するべきなのか悩んでいる方は、とても多いと思います。まずは、ご相談に来てください！
一度相談に来ていただければ、弁護士が必要なのかどうかも含めて見極めることができます。
もし、弁護士が必要でない場合は、ご依頼者様がご自身で動けるようにアドバイスをすることも可能ですので、安心してお問い合わせください。