個人再生した実例から考える弁護士の必要性
当事務所には、借金に関する様々な相談が寄せられますが、個人再生の申立てをおすすめすることも少なくありません。
例えば、「過去に自己破産をすることで生活を立て直すことができたが、再び借金が返せなくなってしまったAさん」のケースです。
Aさんは過去に自己破産をしており、自己破産の直後には借入ができない状況が続いていました。
しかし、一定期間が経過して、再び借入ができるようになりました。
Aさんは、生活費に困った時に、「ちょっとだけ」「すぐ返せば大丈夫」と、軽い気持ちで再度、借入をするようになりました。
しかし、その後、借金が膨れ上がり、以下のような状況になってしまいました。
- 支払いが滞るようになる
- 返済のため複数の消費者金融・銀行から借入をするようになる
- 借入ができなくなり、クレジットカードのショッピング枠を現金化するようになる
最終的に、Aさんは900万円もの借金を抱えることになりました。
個人再生を選んだ理由と弁護士の必要性
Aさんのケースの問題点は、「過去に自己破産をしているだけでなく、返済のために借入をしたり、クレジットカードのショッピング枠を現金化したりしたことで、2度目の自己破産が認められにくい状況になっている」点にありました。
そのため、Aさんが行える手続きは「個人再生のみ」という結論になりました。
個人再生は、債務を5分の1まで圧縮してもらい、残りを免除してもらうという手続です。
債権者(貸した側)にとっては大きな不利益になるため、裁判所を介した法的な手続きが必要になります。
個人再生を自力で行うことは禁止されていませんが、難しい手続きであるため、弁護士の力を借りることが必要不可欠です。
Aさんは、その後、個人再生が認められましたが、もう少しご相談が遅ければ、個人再生すらできなくなる可能性もありました。
一度自己破産をした場合でも、再び借金が返せなくなったらお早めに弁護士にご相談ください。
個人再生を検討されている方は経験豊富な弁護士まで
お金の問題を抱えると、生活面に大きな支障が出てくるようになります。
それだけでなく、仕事や人間関係にも悪影響が出る可能性もあります。
健全な生活を取り戻すために個人再生を検討されている方は、借金問題の経験豊富な弁護士が多数所属する当事務所まで、ぜひ、ご相談ください。
山下江法律事務所 福山支部の詳細情報
事務所名 | 山下江法律事務所 福山支部 |
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弁護士 | 渡辺晃子 |
弁護士登録番号 | 55157 |
所属団体 | 広島弁護士会 |
住所 | 広島県福山市西町2-10-1福山商工会議所ビル5階 |
最寄駅 | JR福山駅より徒歩9分 |
対応地域 | 広島県全域および近隣地域 |
定休日 | 土曜 日曜 祝日 |
営業時間 |
平日 :09:00〜18:00 |
営業時間備考 | ※上記以外の時間帯でも対応可能な弁護士がいれば、相談時間を設けることが可能です。ご希望の方はお問い合わせください。 |
住所 | 広島県福山市西町2-10-1福山商工会議所ビル5階 |
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最寄駅 | JR福山駅より徒歩9分 |
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