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山梨県で個人再生に強い休日相談可能な弁護士・司法書士一覧

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16件の個人再生に強い弁護士・司法書士が該当しました

山梨県の弁護士・司法書士|1件
山梨県の相談に対応可能な他地域の弁護士・司法書士|15件

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16 件の 個人再生に強い 弁護士・司法書士が該当しました
16件中 1~16件を表示

山梨県の借金・債務整理に関する統計データ

個人再生は裁判所へ申し立てる手続きのため、件数が司法統計に記録されます。まず確認したいのは山梨県の状況です。

個人再生は、住宅を残したまま借金を大幅に減らせる唯一の手続きです。件数は自己破産より少ないものの、住宅ローンを抱える世帯にとっては現実的な選択肢になります。まずは山梨県の利用状況から確認しましょう。

多重債務相談の状況

各自治体と公的機関の窓口には、毎年多くの多重債務の相談が寄せられています。全国では2024年に約35,800件の相談が記録されました。

相談のきっかけで最も多いのは低収入や収入の減少で、全体の約32%を占めます。住宅ローンを抱えながら他の借入も膨らみ、返済が回らなくなった段階で相談に至るケースが多く見られます。

相談者の年代は40代から50代が中心です。住宅ローンと教育費が重なる時期に収入が下がり、不足分をカードローンで補ううちに借入が膨らむという流れが典型的といえます。

個人再生を検討する人の多くは、任意整理では返しきれないと判明した段階で相談に来ます。利息をカットしても月々の返済が下がらないようであれば、元金を減らす手続きへ切り替える判断が必要です。

住宅を手放すかどうかで迷っている段階でも相談はできます。滞納が進む前であれば、選べる手段は多く残っています。

住宅ローンを抱えている世帯では、他の借入が膨らんでも住宅を手放したくないという事情が判断を遅らせます。滞納が始まってからでは選べる手が減ります。

個人再生は、住宅ローンの返済を続けながら他の借金だけを圧縮できる仕組みです。滞納する前の段階でも検討する価値があります。

山梨県の個人再生の件数と傾向

山梨県で申し立てられた個人再生は61件です。同じ期間の自己破産は456件で、件数としては自己破産が上回ります。

統計項目 山梨県 全国
自己破産件数(2024年) 456件 85,115件
個人再生件数(2024年) 61件 10,524件
一世帯あたり負債額 702万円 625万円

一世帯あたりの負債額は702万円です。全国平均の625万円と比べることで、山梨県の家計に占める負債の重さがわかります。

個人再生を選ぶのは、安定した収入があり、住宅を手放したくない人が中心です。借金の総額が大きく任意整理では返しきれないものの、収入があるために自己破産を避けたい場合にも使われます。

自己破産と個人再生の比率には地域差があります。持ち家率の高い地域では、住宅を残せる個人再生が選ばれやすい傾向です。

甲府地方裁判所が再生委員を選任する運用かどうかによっても、費用と期間は変わります。同じ借入状況でも、申立先によって負担が20万円前後違う点は押さえておきましょう。

件数そのものより、自分の収入で圧縮後の返済を続けられるかどうかが判断の軸になります。

手続きの期間は、受任から認可決定まで6か月から12か月です。準備に3か月から6か月、申立て後に4か月から6か月を見ておきましょう。

再生委員が選任される裁判所では、履行テストの期間も加わります。全体の見通しは、申立先の運用によって変わります。

【参考】司法統計年報(最高裁判所)

【参考】多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向(金融庁)

山梨県で個人再生に注力する弁護士に相談できること

弁護士に依頼して目指せるのは、借金の圧縮と住宅の維持の両立です。

元金の圧縮と住宅の維持を両立できる点が個人再生の特徴です。加えて、資格制限を受けない、免責不許可事由の制度がないという利点もあります。

借金を5分の1〜10分の1に圧縮できる

個人再生では、借金の総額に応じて返済すべき最低額が法律で決まっています。500万円の借金なら100万円まで、1,500万円なら300万円までが圧縮の目安です。

圧縮後の金額を原則3年で返し、完済すれば残りの返済義務がなくなります。

借金の総額(住宅ローンを除く) 最低弁済額
100万円未満 借金の全額
100万円以上500万円未満 100万円
500万円以上1,500万円未満 借金の5分の1
1,500万円以上3,000万円未満 300万円
3,000万円以上5,000万円以下 借金の10分の1

借金が100万円未満の場合、圧縮の対象外で全額が弁済の基準です。借金の総額が5,000万円を超えると、民事再生法221条1項により個人再生を利用できません。

実際の返済額は、最低弁済額と保有財産の評価額を比べ、高いほうが基準になります。持ち家や自動車、保険の解約返戻金がある場合は、最低弁済額まで下がらないこともあります。

給与所得者等再生を選ぶ場合は、可処分所得の2年分という第3の基準も加わります。どの基準が適用されるかで返済額は大きく変わるため、試算を任せられる意味は小さくありません。

圧縮後の返済額は、最低弁済額、清算価値、可処分所得の2年分という3つの基準のうち最も高い額になります。財産が多いほど返済額は上がります。

持ち家がある場合は、住宅ローンの残債と評価額の差が清算価値に影響します。試算してみなければ結論は出ません。

【参考】民事再生法(e-Gov法令検索)

任意整理で減らせるのは利息が中心ですが、個人再生では元金そのものが減る点が違いです。

住宅ローン特則でマイホームを残せる

住宅ローン特則を使えば、住宅ローンだけを従来どおり支払い続けながら、ほかの借金を圧縮できます。住宅を手放さずに借金を整理できる点が、個人再生を選ぶ最大の理由です。

自己破産では住宅を処分することになるため、住宅を残したい場合の選択肢は個人再生に絞られます。

使うには要件があります。対象の住宅に本人が住んでいること、住宅ローン以外の担保が設定されていないこと、滞納によって保証会社が代位弁済してから6か月を過ぎていないことなどです。

代位弁済から6か月という期限は特に重要です。滞納が3か月ほど続くと保証会社への移行が始まるため、督促を受けた段階で相談しましょう。

住宅ローンそのものは減額されません。減るのは、それ以外の借金です。

住宅の評価額が住宅ローンの残債を下回っている場合、清算価値への上乗せは生じません。多くのケースがこれにあたります。

逆に残債より評価額が高い場合は、その差額が返済額に反映されます。購入から年数が経っている物件では確認が必要です。

自己破産のような資格制限を受けない

個人再生では、警備員や生命保険募集人といった職業の制限を受けません。破産手続中の資格制限を避けたい人にとっては、実務上の利点です。

免責が認められない理由という制度もないため、ギャンブルや浪費が借金の原因であっても手続きに影響しません。

手続き中も従来どおり働き続けられます。警備業や保険の募集、不動産取引に関わる仕事をしている人にとって、収入を止めずに済む点は実務上の意味が大きいところです。

借入の理由を問われない点も違いです。自己破産では使途の説明が結果を左右しますが、個人再生では返済を続けられるかどうかが審理の中心になります。

会社の取締役を続けられる点も違いです。自己破産では退任となりますが、個人再生では影響しません。

山梨県で個人再生を弁護士に依頼した場合の費用相場

個人再生では、弁護士費用に加えて裁判所へ納める費用が発生します。費目と相場は次の表のとおりです。

弁護士費用に加えて、裁判所に納める費用が発生します。再生委員が選任されるかどうかで総額が変わるため、地元の運用を踏まえた見積もりを取りましょう。

費目 相場 備考
相談料 0円〜5,000円/30分 債務整理は初回無料としている事務所が多い
着手金 30万円〜50万円 住宅ローン特則を使う場合は10万円〜20万円を加算
報酬金 無料〜20万円 再生計画の認可決定を受けた時点で発生
再生委員報酬 15万円〜25万円 選任された場合のみ・裁判所により運用が異なる
実費 2万円〜3万円 収入印紙・官報公告費・郵便料
総額 35万円〜65万円 再生委員が選任された場合は別途加算

相談料|初回無料の事務所が多い

債務整理の相談は初回無料としている事務所が多く、費用をかけずに個人再生を使えるかどうかを確認できます。有料の場合の目安は30分5,000円程度です。

無料相談の時間は30分から1時間が目安です。借入先の一覧と住宅ローンの残高がわかる資料を持参すれば、圧縮後の返済額まで概算で聞けます。

何度でも無料としている事務所もあります。2か所か3か所で相談し、費用と説明の内容を比べてから決めましょう。

着手金|30万円〜50万円

依頼した時点で発生する費用です。30万円から50万円が目安で、住宅ローン特則を使う場合に10万円から20万円ほど加算する事務所もあります。

支払いは分割が一般的です。受任通知で住宅ローン以外の返済が止まるため、それまで返済にあてていた金額を毎月積み立てて用意します。

住宅ローン特則を使う場合に加算があるのは、要件の確認と住宅資金特別条項の作成に手間がかかるためです。加算額は事務所ごとに差があります。

住宅ローン特則を使わない場合の相場は、着手金と報酬金を合わせて35万円から50万円です。特則の有無で10万円前後の差が出ます。

報酬金|無料〜20万円

報酬金が発生するのは、再生計画が裁判所に認可された時点です。金額は無料から20万円程度で、着手金と合わせた弁護士費用の目安は35万円から65万円になります。

認可されなかった場合の扱いは事務所によって違います。返金の有無を契約前に確認しておきましょう。

法テラスの立替制度を使う場合、費用は法テラスの基準で決まります。事務所ごとの差はなくなり、負担は月額5,000円からの分割になります。

実費|2万円〜3万円

申立書に貼る収入印紙、官報公告費、郵便料などで、合計2万円から3万円です。

官報公告費は申立ての時点で納めます。個人再生では官報への掲載が3回あるため、自己破産の同時廃止より金額はやや高くなります。

郵便料は債権者の数に応じて必要です。借入先が多いほど上がりますが、総額に占める割合はわずかです。

裁判所に納める費用|再生委員報酬15万円〜25万円

再生委員が選任された場合、報酬を裁判所へ納めます。目安は15万円から25万円です。分割で積み立てる運用をとる裁判所もあります。再生委員を選任するかどうかの扱いは、裁判所によって違います。

再生委員が選任されると、申立て後に毎月一定額を積み立てる履行テストが始まります。積立額は圧縮後の返済額と同じに設定されるのが一般的です。

積み立てた金額の一部が再生委員の報酬にあてられ、残りは手元に戻る運用をとる裁判所もあります。扱いは甲府地方裁判所の方針によります。

履行テストの積立は、認可後の返済を続けられるかを確かめるための仕組みです。滞れば計画そのものが認められません。

積立額は圧縮後の返済額に合わせて設定されます。無理のない金額かを事前に確認しましょう。

個人再生にかかる費用の総額目安|35万円〜65万円

弁護士費用の目安は35万円から65万円です。任意整理の5万円から30万円より高く、自己破産の22万円から82万円と比べると同程度か低めの水準になります。再生委員が選任された場合は15万円から25万円が別途かかります。圧縮できる金額が大きいため、費用に対する効果で判断してください。

たとえば借金が600万円あるケースでは、圧縮後の返済額は120万円まで下がります。費用に50万円かかっても、差し引きで400万円以上の負担が消える計算です。

任意整理では利息しか減らないため、元金が大きいほど個人再生の効果は上がります。費用の絶対額ではなく、減らせる金額と比べて判断しましょう。

支払い方法も比べる材料になります。分割の回数、着手金の後払いの可否、法テラスの立替制度を使えるかどうかで、実際の負担感は変わります。

見積もりは複数の事務所から取りましょう。住宅ローン特則の加算額には事務所ごとの幅があります。

個人再生の弁護士費用が払えない場合・費用を抑える方法

個人再生の費用は分割で用意するのが一般的です。

住宅ローン以外の返済が止まる期間に費用を積み立てる形が基本です。積立の実績は、再生計画を守れるかどうかの資料にもなります。

法テラスの民事法律扶助制度(法テラス山梨)

収入と資産が基準を下回る場合、法テラスが弁護士費用を立て替えます。返済は月額5,000円から1万円の分割です。

山梨県の窓口は法テラス山梨になります。再生委員の報酬は立替の対象外のため、別途用意しましょう。

利用するには、法テラスと契約している弁護士へ依頼する必要があります。相談時に対応できるかどうかを確認しましょう。

審査には2週間から1か月ほどかかります。住宅ローンの滞納が進んでいる場合は、審査と並行して受任通知を送ってもらう形が現実的です。

要件 内容
収入基準 単身者で手取り月収18万2,000円以下(東京・大阪など生活保護一級地は20万200円以下)
資産基準 単身者で現金・預貯金など180万円以下
見込み 勝訴の見込みがないとはいえない、民事法律扶助の趣旨に適する

【参考記事】民事法律扶助業務(日本司法支援センター 法テラス)

分割払いに対応する事務所を選ぶ

受任通知を送ると住宅ローン以外の返済が止まります。返済にあてていた分を費用の積立にまわす形で、申立てまでの半年前後をかけて用意する流れが一般的です。

積立の記録は、再生計画どおりに返済を続けられるかを裁判所へ示す資料にもなります。

たとえば毎月6万円を返済にあてていた人であれば、その6万円を8回積み立てて48万円を用意できます。生活費を削らずに払える設計です。

積立が滞ると、再生計画どおりの返済も難しいと判断される可能性があります。金額の設定は無理のない水準にしておきましょう。

履行テストが始まると、費用の積立と並行して裁判所への積立も必要になります。時期が重ならないよう計画を立てましょう。

無料相談を活用して費用を比較する

初回相談が無料の事務所であれば、費用をかけずに見積もりを取れます。住宅ローン特則を使う場合の加算額は事務所ごとに差があるため、複数で確認しましょう。

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比べるのは総額です。弁護士費用が安くても、再生委員の報酬が別に必要であれば負担は変わります。

見積もりは書面でもらいましょう。小規模個人再生から給与所得者等再生へ切り替えた場合や、途中で自己破産に方針を変えた場合の費用まで聞いておくと安心です。

相談の際は、借入先の数と各社の残高、住宅ローンの残高、手取り収入、保有財産を伝えましょう。この5つがそろえば、圧縮後の返済額まで踏み込んだ回答を得られます。

回答が事務所によって食い違う場合は、その理由を尋ねてみましょう。根拠を説明できるかどうかが判断材料になります。

個人再生は弁護士と司法書士のどちらに依頼すべきか

個人再生では、司法書士にできることが書類の作成に限られます。両者の違いは次のとおりです。

個人再生は地方裁判所の手続きです。代理人になれるかどうかという根本的な差があるうえ、再生計画の設計にも判断が要ります。

項目 弁護士 司法書士
代理権の範囲 申立ての代理人になれる 代理権はなく書類作成のみ
再生委員との折衝 代理人として対応できる 対応できない
費用相場 35万円〜65万円 書類作成25万円〜40万円+実費
向いている人 住宅ローン特則を使う、収入の変動がある 該当なし

代理権の範囲|140万円の壁

司法書士の代理権は簡易裁判所の140万円以内の事件に限られます。個人再生は地方裁判所の手続きです。金額にかかわらず司法書士は代理人になれません。

本人申立てとして扱われるため、裁判所からの連絡や照会にはすべて自分で対応します。平日の日中に時間を取れるかどうかが現実的な問題になります。

受任通知を送って督促を止める点は司法書士でもできます。ただしその後の手続きで本人の負担が大きくなる点は理解しておきましょう。

個人再生で司法書士に依頼できないこと

再生委員との面談、債権者集会への出席、裁判所からの照会への回答。いずれも本人が対応することになります。

再生計画案を作るにあたっては、可処分所得の算定や住宅ローン特則の要件確認など、判断が必要になる場面が続きます。代理人がいなければ、判断をすべて本人がおこなう形です。

再生委員との面談は複数回に及ぶこともあります。日程は裁判所や再生委員の都合で決まるため、勤務先を休んで出向く必要が生じます。

債権者から再生計画に異議が出た場合の対応も本人が行います。小規模個人再生では反対の数が結果を左右するため、事前の見極めが欠かせません。

再生計画案の提出には期限があります。裁判所が定めた日までに出せなければ、手続きは廃止されます。

弁護士と司法書士の費用の違い

司法書士の書類作成費用は25万円から40万円で、弁護士より低い水準です。ただし多くの裁判所では、代理人がついていない場合に再生委員を選任する運用をとっています。

報酬として15万円から25万円がかかるため、総額では逆転する場合もあります。

たとえば書類作成の費用が10万円安くても、再生委員が選任されて20万円が加われば総額では上回ります。

甲府地方裁判所が代理人の有無で運用を分けているかどうかで差の出方は変わります。見積もりは、再生委員の報酬まで含めた総額で比べましょう。

どちらを選ぶべきかの判断基準

個人再生については、弁護士に依頼しましょう。住宅ローン特則を使う場合はとくに、要件の確認と再生計画の設計が結果を左右する部分です。

住宅ローン特則を使わない場合でも、可処分所得の算定や清算価値の計算には判断が要ります。金額を誤れば再生計画が認可されず、やり直しになります。

迷った場合は無料相談で借入と収入の状況を見てもらい、どの基準で返済額が決まるかを聞くところから始めましょう。

実際に問題になりやすいのは、再生計画案の設計です。返済額の計算を誤れば認可されず、申立てからやり直しになります。

住宅ローン特則を使う場合は要件の判断も加わります。専門的な判断が続く手続きである以上、代理人を立てる意味は大きくなります。

個人再生を弁護士に依頼するメリット

弁護士が代理人につく利点は、手続きの成否に関わる判断を任せられる点です。

手続きの負担が減るだけでなく、返済額そのものが変わる場面があります。相談から受任までは即日から数日です。

最適な解決策を提案してもらえる

収入と借金の総額によっては、任意整理で足りる場合や、自己破産のほうが適している場合もあります。どの手続きが向いているかは、弁護士が家計の状況を確認したうえで判断する事項です。

小規模個人再生と給与所得者等再生のどちらを選ぶかでも、返済額が変わります。

小規模個人再生では債権者の頭数と債権額の過半数が反対すると認可されません。反対しそうな債権者がいる場合、給与所得者等再生を選ぶ判断もあります。

給与所得者等再生では可処分所得の2年分が基準に加わるため、返済額が上がることもあります。どちらが有利かは試算しなければ判断できません。

小規模個人再生では、債権額の過半数を1社が持っている場合に注意が必要です。その1社が反対すれば認可されません。

債権者との交渉を一任できる

受任通知の送付から取引履歴の取り寄せ、再生計画への同意の取り付けまで、債権者とのやり取りはすべて弁護士の担当です。

小規模個人再生では、債権者の過半数が反対すると再生計画が認可されません。反対しそうな債権者がいるかどうかの見極めも、弁護士の役割です。

取引履歴が届くまでには1か月から2か月かかります。届いた履歴をもとに残高を確定し、債権者一覧表を作るところまでが弁護士の仕事です。

住宅ローンの債権者とは、特則を使う旨の連絡と支払いの継続について調整します。金融機関ごとに対応が違うため、経験の差が出る部分です。

小規模個人再生では、書面決議で反対が出るかどうかが分かれ目になります。反対の見込みは債権者の顔ぶれから判断します。

反対が予想される場合は、給与所得者等再生へ切り替える判断もあります。

複雑な手続きを代行してもらえる

個人再生の申立てには複数の書類が要ります。申立書と陳述書のほか、債権者一覧表や財産目録、家計収支表、再生計画案などです。

再生計画案は返済期間と金額を具体的に定める書面で、作成には要件の理解が欠かせません。

清算価値保障の原則により、保有財産の評価額を下回る返済計画は認可されません。保険の解約返戻金や退職金見込額まで洗い出す作業が必要です。

家計収支表は申立て前の数か月分を提出します。何を記録すればよいかを最初に示してもらえるため、後から作り直す手間を避けられます。

提出後に裁判所や再生委員から補正を求められることもあります。やり取りが増えるほど認可までの期間は延びます。

財産の申告漏れは、清算価値の計算を狂わせます。何を申告すべきかを整理してもらえる点も、代理人がつく意味のひとつです。

家族や勤務先に知られずに進められる

連絡方法を指定しておけば、家族に知られずに進められる手続きです。官報には掲載されますが、一般の人が日常的に確認するものではありません。

郵便物を事務所留めにする、連絡は携帯電話だけにするといった配慮も依頼できます。自宅に裁判所からの書類が届く場面は限られます。

退職金見込額の証明が必要になる場合は、勤務先へ書類を求めることがあります。就業規則の写しで代えられる場合もあるため、事情を伝えて相談しましょう。

個人再生を弁護士に依頼するデメリット

個人再生には制約もあります。申し立てる前に理解しておきたいのは次の5点です。

元金は大きく減る一方、返済は続きます。収入が安定していることが前提の手続きです。

3〜5年の返済が続く

圧縮後の金額を返す期間は原則3年で、事情によっては5年になります。返済義務そのものがなくなる自己破産との違いです。

返済が滞れば再生計画が取り消され、圧縮前の金額に戻ることもあります。

返済が滞りそうな場合は、裁判所に申し立てて期間を延長できる制度があります。ただし延長できるのは最長2年で、無条件に認められるものではありません。

病気や失職で返済が続けられなくなった場合は、免責を求める道も残されています。まずは依頼した弁護士へ早めに相談しましょう。

返済が始まるのは認可決定の確定後です。それまでの準備期間中は返済が止まっているため、生活を立て直す時間にあてられます。

返済総額は最初に確定します。以後は金額が増えないため、家計の計画は立てやすくなります。

官報に掲載される

官報に載るのは、再生手続開始の決定、再生計画案の書面決議、認可決定の3回です。氏名と住所が載りますが、官報を日常的に確認する人は限られます。

官報はインターネットでも公開されていますが、一般の人が個人名を検索して調べる媒体ではありません。掲載される期間も限られます。

勤務先に知られる経路として現実的なのは、給与の差押えや裁判所からの通知です。早めに手続きを始めれば、そこに至る前に止められます。

信用情報に約5〜10年登録される

信用情報機関が事故情報を登録します。期間は完済後、CICとJICCで約5年、KSCで約10年です。登録されている間、クレジットカードの新規発行やローンの契約は難しくなります。

信用情報機関 主な加盟機関 登録される借入
CIC クレジットカード会社・信販会社 クレジットカード・ショッピングの分割
JICC 消費者金融・信販会社 消費者金融のカードローン
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 銀行・信用金庫 銀行カードローン・住宅ローン

どの借入がどの機関に登録されるかは、借入先の業態によって決まります。

起算点は完済した時点です。認可後に3年かけて返済する場合、記録が消えるまでは合わせて8年ほどかかる計算になります。

登録されている間は、クレジットカードの新規作成や自動車ローンの契約が難しくなります。住宅ローンは特則を使えば従来どおり支払いを続けられます。

手続きに6〜12ヶ月かかる

相談から再生計画の認可までにかかる期間は6か月から12か月です。任意整理の3か月から6か月と比べると長くかかります。

内訳は、受任から申立てまでの準備に3か月から6か月、申立てから認可決定までに4か月から6か月です。準備期間の長さは書類がそろう速さで決まります。

住宅ローンの滞納が進んでいる場合、競売の申立てより先に手続きを始める必要があります。時間の余裕がない状況ほど、早い相談が効きます。

保証人に一括請求が及ぶ

保証人がついている借金があれば、圧縮された分は保証人へ請求が向かいます。住宅ローン以外に保証人付きの借入がある場合、事前に相談しておきましょう。

保証人が請求を受けた場合、保証人自身も分割交渉や債務整理を検討することになります。奨学金や事業資金の借入では親族が保証人になっている例が多く、事前の説明が欠かせません。

個人再生では対象の債権者を選べないため、保証人付きの借入だけを外すことはできません。誰が保証人かを相談の前に確認しておきましょう。

保証人が支払えない場合、保証人自身も債務整理を検討することになります。親子や夫婦で同時に手続きを進める例もあります。

事前に事情を説明しておけば、保証人も準備ができます。突然の請求を避けるためにも、早い段階で相談しましょう。

個人再生を弁護士に依頼する前に確認・準備しておくこと

個人再生では収入の安定性が要件になります。相談の前に次の情報を整理しましょう。

収入の安定性と保有財産の評価が返済額を左右します。以下の4点を整理してから相談しましょう。

借入状況の把握

借入先の名称、残高、借入を始めた時期を一覧にしておきましょう。住宅ローンがある場合は、残高と毎月の返済額も伝えたい情報です。

借入先がわからない場合でも、信用情報機関へ本人が開示請求をすれば一覧を取れます。手数料は1,000円程度で、郵送やインターネットから申し込めます。

住宅ローンについては、滞納の有無と保証会社からの通知が届いているかを確認しましょう。代位弁済から6か月を過ぎると特則を使えなくなります。

開示請求は3つの機関それぞれに行います。どの機関に記録が残っているかは借入先の業態によって違うためです。

手数料は1機関あたり1,000円程度で、3つすべてを取っても数千円で済みます。相談の前に取っておくと、初回から具体的な話ができます。

過払い金が発生していないかの確認

2010年より前から借り入れている場合、引き直し計算で借金が減る可能性が残ります。圧縮後の返済額にも影響します。

引き直し計算で借金が減れば、最低弁済額の基準そのものが下がります。600万円が500万円未満になれば、返済額は120万円から100万円へ変わる計算です。

完済した借入でも、最後の取引から10年以内であれば請求できます。心当たりがあれば、業者名だけでも伝えておきましょう。

契約書・取引履歴などの資料準備

申立てに要るのは、給与明細や源泉徴収票、預金通帳などです。住宅ローンの契約書や不動産の登記事項証明書も準備します。

退職金見込額の証明、保険の解約返戻金証明書、自動車の車検証も求められます。財産の評価額が返済額に直結するためです。

手元にそろっていなくても構いません。何が足りないかを示してもらえるため、まずは相談に行くところから始めましょう。

退職金は、支給見込額の8分の1が財産として計上される扱いが一般的です。勤続年数が長い場合は金額が大きくなります。

実際に退職する必要はありません。書類上の評価として計算に含める仕組みです。

信用情報に登録されることの理解

個人再生をすれば、信用情報機関が事故情報を登録します。返済期間中の生活設計も含めて、相談時に確認しましょう。

返済期間中は新たな借入ができません。家電の買い替えや車検の費用など、まとまった支出を家計にどう組み込むかまで含めて計画を立てましょう。

家族の進学時期や住み替えの予定があれば相談時に伝えると、着手する時期まで含めた提案を受けられます。

山梨県で個人再生に強い弁護士の選び方

個人再生は、再生計画の設計と再生委員への対応で結果が変わります。山梨県で事務所を選ぶ際に確認したいのは次の5点です。

再生計画の設計と再生委員への対応で結果が変わります。地元の運用を踏まえた見通しを示せる事務所を選びましょう。

個人再生の解決実績を公開しているか

住宅ローン特則を使った事例を扱っているかを確認しましょう。小規模個人再生と給与所得者等再生のどちらを選ぶかについて、根拠を説明できるかも判断材料になります。

確認したいのは、住宅ローン特則を使った事例と、債権者から反対が出たケースを扱った経験です。単純な小規模個人再生しか扱っていない事務所では、途中で対応が難しくなる場合があります。

実績が数字で示されていない場合でも、無料相談で自分の状況を伝えれば、過去の事例をもとにした見通しを聞けます。

費用体系が明確か

弁護士費用と再生委員の報酬を分けて説明しているかを確認しましょう。住宅ローン特則を使う場合の加算額も、契約前に聞いておきたい点です。

確認したいのは、着手金と報酬金の内訳、再生委員の報酬が別途かかること、住宅ローン特則の加算額の3点です。

見積もりを書面で出さない事務所は避けましょう。契約書に費用の内訳が記載されているかも、その場で確かめられます。

法テラスの立替制度に対応しているかどうかもあわせて聞いておきましょう。再生委員の報酬は対象外である点にも注意します。

山梨県の裁判所・債権者の運用に詳しいか

再生委員を選任するかどうか、積立の方法をどうするか。扱いは裁判所ごとに違います。甲府地方裁判所の運用を把握している事務所であれば、費用と期間の見通しを早い段階で示せます。

再生委員を選任するかどうかで、費用は20万円前後変わります。履行テストの期間や積立方法にも違いがあります。

山梨県で継続的に申立てをしている事務所であれば、提出書類の様式まで踏まえた見通しを最初の相談で示せます。

履行テストの積立方法や期間には地域差があります。積立の口座を再生委員が管理する運用をとる裁判所もあります。

提出書類の様式や添付資料の範囲にも違いがあります。慣れている事務所であれば、やり直しを避けられます。

無料相談で相性を確認できるか

個人再生にかかる期間は、相談から認可決定まで6か月から12か月です。その間、家計の状況を細かく共有することになるため、話しやすさを確認しましょう。

確認したいのは、質問に対して具体的な数字で答えるかどうかです。圧縮後の返済額やかかる期間を聞いたときに、根拠とともに説明できる弁護士であれば安心して任せられます。

手続き中の窓口が弁護士本人か事務員かも見ておきましょう。家計の状況を細かく共有する以上、話しやすさは重要です。

手続きの間は、家計収支表を毎月提出します。細かなやり取りが続くため、連絡の取りやすさは重要です。

窓口が誰になるかを初回相談で確認しておきましょう。

個人再生弁護士のランキングや口コミはどこまで信頼できるか

インターネット上のランキング記事や口コミには、広告として作成されたものが含まれます。掲載順が広告費で決まっている場合もあるため、順位をそのまま実力の指標として受け取らないようにしましょう。

確認すべきなのは、費用体系が明示されているか、住宅ローン特則の実績が書かれているか、相談したときに再生計画の見通しを具体的に示せるかどうかです。ページ上部には、山梨県で個人再生の相談に対応している事務所を一覧で掲載しています。対応範囲や事務所の特徴を見比べて、相談先の候補を絞り込みましょう。

口コミも同様で、対応の丁寧さは参考になる一方、圧縮できた金額は個々の借入内容と財産の状況によって変わります。減額幅の大きい事例だけを取り上げた記載は、判断の材料になりません。

比較する際は、同じ質問を複数の事務所に投げてみましょう。圧縮後の返済額、かかる期間、費用の総額の3点を尋ねれば、説明の具体性に差が出ます。

即断を求める事務所は避けましょう。持ち帰って検討する時間を認めるかどうかも、判断の材料になります。

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山梨県で借金問題を相談できる窓口一覧

弁護士事務所のほかにも、借金の相談を受け付ける公的な窓口があります。

公的な窓口は無料で利用できる一方、代理人として申立てを行うことはできません。方針を整理する場として使い、依頼先は別に検討する流れになります。

山梨県の弁護士会の相談窓口

山梨県弁護士会では、借金や債務整理に関する法律相談を実施しています。相談料が無料または低額に設定されているのが一般的です。

予約制で、1回30分程度が一般的です。担当する弁護士はその場で決まるため、個人再生を多く扱う弁護士に当たるとは限りません。

相談した弁護士へそのまま依頼することもできます。相性が合えば申立てまで任せられる仕組みです。

窓口名 所在地 電話番号
山梨県弁護士会法律相談センター 甲府市中央1丁目8番7号 055-235-7202

山梨県の司法書士会の相談窓口

山梨県司法書士会でも、多重債務に関する相談を受け付けています。ただし個人再生の申立ての代理は、司法書士の業務範囲外です。

書類作成という形での支援は受けられます。ただし裁判所とのやり取りは本人が行うため、負担の大きさを踏まえて判断しましょう。

借入額が小さく、任意整理で解決できる見込みがあるかどうかを確認する場としては利用できます。

窓口名 所在地 電話番号
山梨県司法書士会総合相談センター 甲府市北口1-6-7 055-253-2376

山梨県の法テラス

法テラス山梨では、収入と資産が基準を下回る場合に無料の法律相談を受けられます。弁護士費用の立て替え制度も利用できます。

利用には収入と資産の要件があります。単身者で手取り月収18万2,000円以下が目安で、家族の人数によって基準は上がります。

無料相談は同じ問題について3回までです。立替制度と合わせて使えば、費用を用意できない状況でも申立ての準備を始められます。

窓口名 所在地 電話番号
法テラス山梨 〒400-0032 甲府市中央1-12-37 イリックスビル1F 0570-078326

山梨県の消費生活センター

山梨県県民生活センターの相談先は、借金の返済や貸金業者との問題です。消費者ホットライン188からも案内を受けられます。

貸金業者の取り立て方法に問題がある、契約内容に納得できないといった相談にも対応します。闇金の被害を受けている場合は、警察への相談と並行して利用できます。

助言を受けられる窓口であり、代理人として手続きを進めることはできません。

窓口名 所在地 電話番号
山梨県県民生活センター 〒400-0035 甲府市飯田1-1-20 山梨県JA会館5階 (055)235-8455
甲州市消費生活相談窓口 〒404-8501 甲州市塩山上於曽1085-1 (0553)32-2111
甲斐市消費生活センター 〒400-0192 甲斐市篠原2610 (055)276-5002
甲府市消費生活センター 〒400-8585 甲府市丸の内1-18-1 (055)237-5309
山梨市消費生活相談窓口 〒405-8501 山梨市小原西843 (0553)22-1111

多重債務者向けの公的相談窓口

日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター、日本クレジットカウンセリング協会の多重債務ホットラインでも相談を受け付けています。いずれも無料です。

自治体が主催する多重債務相談会では、弁護士や司法書士が直接対応する枠を設けている場合もあります。開催は月に1回から数回で、事前予約が必要です。

住宅ローンの返済が苦しい場合は、借入先の金融機関に返済条件の変更を相談する方法もあります。個人再生と比べたうえで選びましょう。

生活が立ち行かない状況であれば、生活困窮者自立支援の窓口で家計改善の支援を受けられます。申立ての準備と並行して利用できます。

税金や国民健康保険料の滞納がある場合は、自治体の徴収担当へ分割の相談ができます。個人再生では減額されないため、別に手当てが必要です。

まとめ|山梨県で個人再生を検討しているなら早めの相談を

個人再生は、借金を5分の1から10分の1に圧縮しながら、住宅ローン特則を使えば自宅を残せる手続きです。自己破産のような資格制限もありません。

一方で、圧縮後の金額を3年から5年かけて返す必要があり、安定した収入が要件になります。費用も60万円から85万円と、任意整理より高い水準です。小規模個人再生と給与所得者等再生のどちらを選ぶか、再生委員が選任されるかどうかで、返済額も費用も変わります。

住宅ローンの返済が苦しい、他の借金が膨らんで住宅を手放すか迷っている。こうした状況であれば、滞納が進むほど選択肢は狭まります。ページ上部の一覧から山梨県で個人再生を扱う事務所を探し、まずは無料相談を申し込みましょう。

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相談したからといって、その場で個人再生を決める必要はありません。収入と財産を確認したうえで、任意整理や自己破産と比べてから判断できます。

山梨県弁護士会や法テラス山梨のような無料の窓口もあります。費用を用意できない段階でも動けるため、住宅ローンの督促を受けた時点で早めに相談しましょう。

判断の基準になるのは、圧縮後の金額を3年で返せるかどうかです。返せる見込みが立たなければ、自己破産のほうが現実的な選択になります。

借入先の一覧と住宅ローンの残高、手取り収入がわかれば、初回相談で試算まで聞けます。準備を整えて臨みましょう。

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