京都府 京都市で自己破産に強い何度でも相談料無料の弁護士・司法書士一覧

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18件の自己破産に強い弁護士・司法書士が該当しました

事務所はどうやって選んだらいいの? Q

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住所|
〒604-0805
京都府京都市中京区夷川通柳馬場西入百足屋町146番Le ciel 御所南 301号室
最寄駅|
丸太町駅より徒歩3分/烏丸御池駅より徒歩10分
営業時間|
平日:10:00〜20:00 土曜:10:00〜19:00 日曜:10:00〜19:00 祝日:10:00〜19:00
定休日|
不定休
対応エリア|
関西一円
弁護士|
小口 淳也
住所|
〒604-8162
京都府京都市中京区七観音町637インターワンプレイス烏丸6階
最寄駅|
阪急烏丸駅 京都市営地下鉄四条駅・烏丸御池駅 いずれも徒歩3分
営業時間|
平日:09:00〜19:00
定休日|
土曜 日曜 祝日
対応エリア|
京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 福井県 滋賀県 岐阜県
弁護士|
松島 達弥
18 件の 自己破産に強い 弁護士・司法書士が該当しました
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京都市の自己破産に関する統計データ

自己破産は裁判所へ申し立てる手続きのため、件数が司法統計に記録されます。まず確認したいのは、京都府でどれくらいの人が利用しているかです。

件数の推移を見ると、自己破産が例外的な選択ではないとわかります。収入が途絶えた、病気で働けなくなったといった事情から、生活を立て直すために使われている制度です。まずは京都府の水準を確認しましょう。

多重債務相談の状況

各自治体と公的機関の窓口には、毎年多くの多重債務の相談が寄せられています。全国では2024年に約35,800件の相談が記録されました。

相談のきっかけで最も多いのは低収入や収入の減少で、全体の約32%を占めます。収入が減った、病気で働けなくなった。こうした事情で返済が続けられなくなり、複数の業者から借り入れた末に相談へ至るケースが多く見られます。

相談者の内訳を見ると、40代から60代の割合が高くなっています。住宅ローンや教育費の負担が重なる年代であり、収入が下がった時点で家計が回らなくなる構造です。

自己破産を選ぶ人の多くは、任意整理や個人再生をいったん検討したうえで、返済にあてられる収入がないと判断しています。返済の見込みが立たない状態が続いているなら、早い段階で選択肢として検討する価値があります。

申立てに至る理由としては、収入の減少や失職のほか、病気や事故による医療費の負担、事業の失敗、離婚に伴う生活費の増加などがあります。

いずれも本人の努力だけでは避けにくい事情です。制度が用意されているのは、こうした状況からの立て直しを想定しているためです。

京都市の自己破産の件数と傾向

京都府で申し立てられた自己破産は1,711件です。全国の85,115件のうち、京都府が占める規模を確認できます。

統計項目 京都府 全国
自己破産件数(2024年) 1,711件 85,115件
個人再生件数(2024年) 206件 10,524件
一世帯あたり負債額 735万円 625万円

申立ての多くは、返済にあてる収入がなく、任意整理や個人再生では解決できない状態に至った人によるものです。財産がほとんどなければ同時廃止となり、手続きは短期間で終わります。一定額以上の財産や個人事業の負債があれば、管財事件として扱われます。

件数を人口規模と合わせて見ると、京都府の水準が全国平均と比べて高いか低いかがわかります。件数そのものより、生活再建の手段として制度が使われている点に意味があります。

同時廃止と管財事件のどちらになるかは、京都地方裁判所の運用にも左右されます。財産がほとんどなくても、事業をしていた経歴があれば管財事件として扱われる例があるためです。申立ての前に、地元の運用を踏まえた見通しを確認しておきましょう。

手続きの期間は、同時廃止であれば申立てから免責確定まで3か月から4か月です。管財事件では6か月から12か月かかります。

受任から申立てまでの準備期間も加わります。費用の積立を並行して行う場合は、全体で1年前後を見込んでおきましょう。

【参考】司法統計年報(最高裁判所)

【参考】多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向(金融庁)

京都市で自己破産に注力する弁護士に相談できること

弁護士に依頼して任せられるのは、免責を得るための申立てと、申立て前の督促の停止です。

免責を得るまでの手続きに加え、申立て前の督促や差押えを止める対応まで任せられます。相談から受任までは即日から数日です。

借金の返済義務が原則すべて免除される

裁判所から免責許可決定を受ければ、税金や養育費などの一部を除いて借金の返済義務がなくなります。減額ではなく免除である点が、任意整理や個人再生との違いです。

ただし免除されない債務も残ります。税金や健康保険料、養育費、故意による損害賠償が該当します。

対象になるのは、消費者金融やカード会社からの借入、銀行のカードローン、個人からの借入、家賃や医療費の滞納などです。金額の上限はありません。

免除されないのは、税金や健康保険料、養育費、故意による損害賠償、罰金などです。これらが残る場合は、免責を受けた後に分割で払う交渉を自治体などと進めます。

免責を受けた後は、収入をそのまま生活の再建にあてられます。給与の差押えもなくなり、貯蓄を始められる状態に戻ります。

7年間は再度の免責を受けられない制限があります。生活の立て直しを前提にした制度である以上、計画は慎重に立てましょう。

免責が認められない理由があっても裁量免責の可能性が残る

浪費やギャンブルによる借金は、免責が認められない理由に当たります。返済できないとわかっていながらの借入も同じ扱いです。ただし、該当したからといって直ちに免責の道が閉ざされるわけではありません。

反省の状況や生活の立て直しの見込みを裁判所が考慮し、裁量によって免責を認める運用があります。どのように説明するかで結果が変わるため、弁護士の関与が結果を左右する部分です。

実務では、免責不許可事由があっても最終的に免責が認められる例が大半です。重要なのは、借入に至った経緯を隠さず説明し、家計を立て直す姿勢を示すことです。

破産管財人が選任された場合は、面談で使途を尋ねられます。準備なしに臨むと説明が食い違い、手続きが長引く原因になります。弁護士が同席して事前に整理する意味はここにあります。

説明を求められるのは、借入の使途と、返済できないとわかった時期の2点です。事実を時系列で整理しておくと話が通りやすくなります。

事実と異なる説明をすると、かえって不利に働きます。正確に伝えることが最も有効な対応です。

受任通知で取り立て・給与差押えが止まる

弁護士が受任通知を送ると、貸金業者は本人への直接の請求ができなくなります。電話や郵便による督促は、通知が届いた時点で止まります。

すでに給与の差押えを受けている場合も、破産手続開始の決定によって差押えの効力が止まる仕組みです。

止まるのは貸金業者やカード会社からの請求です。すでに訴訟や支払督促を起こされている場合でも、受任後は弁護士が窓口となって対応します。

給与の差押えを受けている場合、破産手続開始の決定まで待つ必要があります。差押えが始まってからでは選択肢が狭まるため、裁判所から書類が届いた時点で相談しましょう。

京都市で自己破産を弁護士に依頼した場合の費用相場

自己破産の費用は、事件の種類によって大きく変わります。財産の有無と負債の内容によって、次の3つに分かれる仕組みです。

総額の差を生むのは弁護士費用ではなく、裁判所に納める予納金です。どの類型になる見込みかを最初に確認しましょう。

事件の種類 総額の相場 内訳の目安 該当するケース
同時廃止事件 22万円〜43万円 弁護士費用20万円〜40万円+実費2万円〜3万円 めぼしい財産がなく、争点もない
少額管財事件 42万円〜60万円 弁護士費用20万円〜40万円+予納金20万円 一定の財産がある、または免責に争点がある
管財事件 72万円〜82万円 弁護士費用20万円〜40万円+予納金50万円 個人事業の負債が大きい、財産が多い

相談料|初回無料の事務所が多い

債務整理の相談は初回無料としている事務所が多く、費用をかけずに事件の種類の見通しを聞けます。有料の場合の目安は30分5,000円程度です。

無料相談の時間は30分から1時間が目安です。借入先の一覧と財産の状況がわかる資料を持参すれば、同時廃止を目指せるかどうかの見通しまで聞けます。

何度でも無料としている事務所もあります。2か所か3か所で相談し、費用と説明の内容を比べてから決めましょう。

着手金|20万円〜40万円

依頼した時点で発生する費用です。事件の種類にかかわらず20万円から40万円が目安になります。

支払いは分割が一般的です。受任通知で返済が止まるため、それまで返済にあてていた金額を毎月積み立てて用意します。

積立が終わってから申し立てる運用のため、着手金の額が大きいほど申立てまでの期間は延びます。総額と期間の両方を見て判断しましょう。

たとえば毎月5万円を返済にあてていた人であれば、6か月で30万円を用意できます。申立てはその後になります。

積立の期間が長引くほど申立ても遅れます。金額と期間のバランスを相談して決めましょう。

報酬金|無料〜20万円

報酬金が発生するのは、免責許可決定を受けた時点です。金額は無料から20万円程度で、着手金と合わせた総額で提示する事務所もあれば、分けて提示する事務所もあります。

着手金と報酬金を合わせた総額で提示された場合は、免責が認められなかったときの扱いも確認しましょう。返金の有無は事務所ごとに違います。

法テラスの立替制度を使う場合、費用は法テラスの基準で決まります。事務所ごとの差はなくなり、負担は月額5,000円からの分割になります。

実費|2万円〜42万円

申立書に貼る収入印紙、官報公告費、郵便切手代などです。同時廃止なら2万円から3万円ですが、管財事件では予納金を含めて42万円程度まで増えます。

官報公告費は、同時廃止と管財事件で金額が変わります。申立ての時点で裁判所へ納める仕組みです。

郵便切手は債権者の数に応じて必要になります。借入先が多いほど金額は上がりますが、総額に占める割合はわずかです。

裁判所に納める費用|予納金20万円〜50万円

管財事件では、破産管財人の報酬にあてる予納金を裁判所へ納めます。少額管財で20万円、通常の管財事件で50万円が目安です。同時廃止であれば予納金は発生しません。

予納金は分割で積み立ててから申し立てる運用が一般的です。手元に資金がない状態でも、受任から申立てまでの数か月で用意できます。

法テラスの立替制度は予納金を対象にしていません。管財事件になる見込みであれば、この分は別に準備する必要があります。

予納金の額は負債総額の区分で決まる基準がありますが、実際の運用には幅があります。事前の見積もりで確認しましょう。

自己破産にかかる費用の総額目安|22万円〜82万円

弁護士に依頼する場合の総額は22万円から82万円の幅に収まります。同時廃止なら22万円から43万円、少額管財なら42万円から60万円が目安です。どの事件になるかは財産の状況と免責の争点の有無で決まるため、相談の段階で見通しを確認しましょう。

費用を抑えたい場合、鍵になるのは同時廃止で進められるかどうかです。20万円を超える財産を整理しておく、事業の負債を明確にしておくといった準備が判断に影響します。

財産を隠したり、申立て直前に処分したりする行為は免責不許可事由に当たります。自己判断で動かず、弁護士に相談してから対応しましょう。

支払い方法も比べる材料になります。分割の回数、着手金の後払いの可否、法テラスの立替制度を使えるかどうかで、実際の負担感は変わります。

見積もりは複数の事務所から取りましょう。同じ状況でも、事件類型の見立てが違えば総額は大きく変わります。

自己破産の弁護士費用が払えない場合・費用を抑える方法

自己破産を検討する時点で手元に資金がないのは当然の状況です。費用を用意する方法は複数あります。

受任通知を送った時点で返済が止まります。その分を費用にあてる形が取れるため、手元の資金がないことを理由に相談を先延ばしにする必要はありません。

法テラスの民事法律扶助制度(法テラス京都)

収入と資産が基準を下回る場合、法テラスが弁護士費用を立て替えます。返済は月額5,000円から1万円の分割です。生活保護を受給していれば、返済が猶予または免除されることもあります。

京都市の窓口は法テラス京都です。予納金は立替の対象外のため、管財事件になる場合は別途用意しましょう。

利用するには、法テラスと契約している弁護士へ依頼する必要があります。相談時に対応できるかどうかを確認しましょう。

審査には2週間から1か月ほどかかります。督促や差押えが進んでいる状況であれば、審査と並行して受任通知を送ってもらう形が現実的です。

要件 内容
収入基準 単身者で手取り月収18万2,000円以下(東京・大阪など生活保護一級地は20万200円以下)
資産基準 単身者で現金・預貯金など180万円以下
見込み 勝訴の見込みがないとはいえない、民事法律扶助の趣旨に適する

【参考記事】民事法律扶助業務(日本司法支援センター 法テラス)

分割払いに対応する事務所を選ぶ

受任通知を送ると債権者への返済が止まります。返済にあてていた分を費用の積立にまわす形で、多くの事務所が分割払いに応じています。

申立てまでの数か月間で費用を積み立て、準備ができた段階で裁判所へ申し立てる流れが一般的です。

たとえば毎月5万円を返済にあてていた人であれば、その5万円を6回積み立てて30万円を用意できます。生活費を削らずに払える設計です。

積立の途中で家計が苦しくなった場合は、早めに事務所へ相談しましょう。積立額を下げて期間を延ばす調整に応じてもらえる場合があります。

積立の状況は、申立ての際に家計の管理能力を示す資料にもなります。記録は残しておきましょう。

無料相談を活用して費用を比較する

初回相談が無料の事務所であれば、費用をかけずに見積もりを取れます。同時廃止を目指せるか管財事件になるかの見通しは、事務所によって説明が分かれる部分です。複数で確認すると判断しやすくなります。

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比べるのは総額です。弁護士費用が安くても、管財事件として申し立てる方針であれば予納金が20万円以上加わります。

見積もりは書面でもらいましょう。同時廃止で申し立てて管財事件に移行した場合に費用がどうなるかまで聞いておくと、後から想定外の請求を受けずに済みます。

相談の際は、借入先の数と各社の残高、財産の有無、借入の理由を伝えましょう。この4つがそろえば、事件類型の見通しまで踏み込んだ回答を得られます。

回答が事務所によって食い違う場合は、その理由を尋ねてみましょう。根拠を説明できるかどうかが判断材料になります。

自己破産は弁護士と司法書士のどちらに依頼すべきか

自己破産では、司法書士にできることが書類の作成に限られます。両者の違いは次のとおりです。

自己破産は地方裁判所の手続きです。代理人になれるかどうかという根本的な差があるため、費用の比較だけで選ぶ判断は避けましょう。

項目 弁護士 司法書士
代理権の範囲 申立ての代理人になれる 代理権はなく書類作成のみ
裁判所への同行 破産審尋・免責審尋に同席できる 同席できない
費用相場 22万円〜82万円 書類作成15万円〜30万円+実費
向いている人 財産がある、免責に争点がある、事業の負債がある 財産がなく争点もない

代理権の範囲|140万円の壁

司法書士の代理権は、簡易裁判所の140万円以内の事件に限られます。自己破産は地方裁判所の手続きです。金額にかかわらず司法書士は代理人になれません。

司法書士に依頼した場合、申立ては本人がおこなう形です。

本人申立てとして扱われるため、裁判所からの連絡や照会にはすべて自分で対応します。平日の日中に時間を取れるかどうかが現実的な問題になります。

受任通知を送って督促を止める点は司法書士でもできます。ただしその後の手続きで本人の負担が大きくなる点は理解しておきましょう。

自己破産で司法書士に依頼できないこと

破産審尋や免責審尋で裁判官から質問を受ける場面に、司法書士は同席できません。裁判所からの問い合わせにも本人が対応することになります。

破産管財人が選任された場合の打ち合わせも、本人の対応です。免責に争点がある場合は説明の内容が結果を左右するため、代理人がいるかどうかの差が大きくなります。

免責審尋は裁判所で開かれます。日程は裁判所が指定するため、勤務先を休んで出向く必要が生じます。

管財事件になった場合、破産管財人との面談は複数回に及ぶこともあります。財産の調査や事業の清算が絡む案件では、代理人の有無で負担が大きく変わります。

管財事件になると、郵便物が破産管財人へ転送されます。手続きの期間中は、自宅に届く郵便を管財人が確認する扱いです。

弁護士と司法書士の費用の違い

司法書士のほうが費用は低い水準です。

ただし京都地方裁判所を含む多くの裁判所では、弁護士が代理人についているかどうかで手続きの進め方が変わります。代理人がいなければ管財事件として扱われ、予納金が必要になることもあり、総額では逆転する場合もあります。

たとえば書類作成の費用が15万円安くても、通常の管財事件として扱われて予納金が50万円になれば、総額では大きく上回ります。

京都地方裁判所が少額管財をどう運用しているかによって差の出方は変わります。見積もりは、予納金まで含めた総額で比べましょう。

予納金は裁判所へ一括で納めます。分割できないため、この差は実際の負担として重くのしかかります。

どちらを選ぶべきかの判断基準

免責に争点がある、持ち家や自動車などの財産がある、個人事業の負債がある、債権者から訴訟を起こされている。いずれかに当てはまるなら弁護士に依頼しましょう。

財産がなく、借入の理由にも争点がないケースであれば、司法書士でも進められます。

財産がなく借入の理由にも争点がない場合でも、平日に裁判所へ出向く時間を確保できるかどうかは確認しておきましょう。仕事を休みにくい状況であれば、代理人がいる意味は大きくなります。

迷った場合は弁護士を選んでおけば、管財事件に移行しても引き継ぎは発生しません。無料相談で財産と借入の内容を見てもらい、どちらの範囲に収まるかを聞くところから始めましょう。

実際に問題になりやすいのは、平日の日中に裁判所へ出向けるかどうかです。免責審尋や管財人との面談は、勤務時間帯に指定されます。

仕事を休みにくい状況であれば、代理人がいる意味は費用差を上回ります。生活の実情も含めて判断しましょう。

自己破産を弁護士に依頼するメリット

弁護士が代理人につく利点は、手続きの負担が減るだけでなく、事件の種類そのものが変わる場合がある点です。

手続きの負担が減るだけでなく、督促が止まることで生活を立て直す時間を確保できます。申立てまでの準備も任せられます。

最適な解決策を提案してもらえる

収入と財産の状況によっては、個人再生で住宅を残しながら解決できることもあります。どの手続きが向いているかは、弁護士が取引履歴と家計の状況を確認したうえで判断する事項です。

自己破産しかないと考えていた人が、引き直し計算の結果、任意整理で解決できた例もあります。逆に個人再生を希望していても、収入が安定していなければ再生計画を維持できません。

手続きを選び間違えると、数年かけて返済したうえで結局立ち行かなくなる場合もあります。最初の判断を任せられる点が最大の利点です。

債権者との交渉を一任できる

受任通知の送付から取引履歴の取り寄せまで、債権者とのやり取りをすべて任せられます。督促の電話に対応する手間もなくなります。

取引履歴が届くまでには1か月から2か月かかります。届いた履歴をもとに残高を確定し、債権者一覧表を作るところまでが弁護士の仕事です。

債権者から異議が出た場合の対応も任せられます。免責に反対する意見が出るケースは限られますが、出た場合の反論には準備が要ります。

受任通知を送った後も、一部の債権者から連絡が来ることがあります。すべて事務所へ取り次げば対応してもらえます。

複雑な手続きを代行してもらえる

申立てには複数の書類が要ります。申立書と陳述書に加え、債権者一覧表、財産目録、家計収支表なども必要な書類です。書類の不備は手続きの長期化につながります。

陳述書では、借入に至った経緯を時系列で説明します。何をどこまで書くかによって裁判所の見方が変わるため、作成を任せられる意味は小さくありません。

家計収支表は申立て前の数か月分を提出します。何を記録すればよいかを最初に示してもらえるため、後から作り直す手間を避けられます。

提出後に裁判所から補正を求められることもあります。やり取りが増えるほど免責までの期間は延びるため、最初の精度が重要です。

財産の申告漏れは、免責に影響する場合があります。何を申告すべきかを整理してもらえる点も、代理人がつく意味のひとつです。

家族や勤務先に知られずに進められる

事務所からの連絡方法を指定しておけば、家族に知られずに進められます。官報には掲載されますが、一般の人が日常的に確認するものではありません。

郵便物を事務所留めにする、連絡は携帯電話だけにするといった配慮も依頼できます。自宅に裁判所からの書類が届く場面は限られます。

勤務先に知られる経路として現実的なのは、給与の差押えです。差押えを受ける前に受任してもらえば、職場に通知が届く事態を避けられます。

同居する家族がいる場合、家計の状況を示す資料として家族の収入を尋ねられることがあります。事情を伝えれば配慮した進め方を相談できます。

家族に借入があっても、それが本人の手続きに影響することはありません。

自己破産を弁護士に依頼するデメリット

自己破産には失うものもあります。申し立てる前に理解しておきたいのは次の5点です。

返済義務はなくなる一方、財産の処分と数年間の制限を受けます。生活設計と合わせて考えましょう。

一定額以上の財産は処分される

不動産や価値のある自動車、20万円を超える預貯金は処分され、債権者へ配当されます。保険の解約返戻金も同じ扱いです。

生活に必要な家財道具と、99万円以内の現金は手元に残せます。

自動車は年式と走行距離から査定され、価値が20万円以下と判断されれば手元に残せます。通勤に使っている車であっても、価値が高ければ処分の対象です。

生命保険は解約返戻金の額で判断されます。学資保険も同じ扱いのため、加入している場合は相談の段階で伝えましょう。

破産管財人が換価するのは、生活に不可欠でない財産です。家具や家電、衣類などは処分されません。

判断に迷う財産があれば、相談の段階で伝えましょう。申告せずに後から判明するほうが、はるかに不利に働きます。

手続き中は資格・職業が制限される

破産手続開始の決定から免責許可の確定までの間は、一部の職業に就けません。警備員や生命保険募集人、宅地建物取引士、士業が対象です。期間はおおむね3か月から6か月です。

会社員の場合、制限を受ける職種は限られます。

制限を受けるのは手続きの期間だけです。免責が確定すれば復権し、あらためて資格を使って働けます。

制限のある職業に就いている場合は、休職や配置転換で乗り切る方法もあります。勤務先にどう伝えるかまで含めて、相談時に対応を決めておきましょう。

会社の取締役は、破産手続の開始によっていったん退任となります。あらためて選任されれば復帰できます。

信用情報に約5〜10年登録される

信用情報機関が事故情報を登録します。期間は免責確定後、CICとJICCで約5年、KSCで約10年です。登録されている間は、クレジットカードの新規発行やローンの契約が難しくなります。

信用情報機関 主な加盟機関 登録される借入
CIC クレジットカード会社・信販会社 クレジットカード・ショッピングの分割
JICC 消費者金融・信販会社 消費者金融のカードローン
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 銀行・信用金庫 銀行カードローン・住宅ローン

どの借入がどの機関に登録されるかは、借入先の業態によって決まります。

登録されている間は、クレジットカードの新規作成、住宅ローンや自動車ローンの契約、携帯端末の分割購入が難しくなります。家族の借入には影響しません。

買い物にはデビットカードやプリペイド式のカードを使えます。銀行口座があれば審査なしで作れるため、支払い手段として代わりになります。

官報に掲載される

官報に載るのは、破産手続開始の決定と免責許可の決定です。氏名と住所が掲載されますが、官報を日常的に確認する人は限られます。

掲載される期間は限られ、紙の官報が保管されている場所も一部の図書館などに限られます。勤務先が官報を確認する例はまれです。

掲載を理由に解雇されることもありません。破産を理由とする解雇は、法律上の解雇理由として認められないためです。

掲載されるのは氏名と住所、事件番号です。勤務先や借入額までは載りません。

保証人に一括請求が及ぶ

保証人がついている借金があれば、本人の返済義務がなくなる分だけ保証人へ請求が向かいます。免責が確定した後、7年間は再度の自己破産ができない点にも留意してください。保証人がいる場合は、事前に相談しておきましょう。

保証人が請求を受けた場合、保証人自身も分割交渉や債務整理を検討することになります。奨学金や事業資金の借入では親族が保証人になっている例が多く、事前の説明が欠かせません。

自己破産では対象の債権者を選べないため、保証人付きの借入だけを外すことはできません。誰が保証人かを相談の前に確認しておきましょう。

保証人が支払えない場合、保証人自身も債務整理を検討することになります。親子や夫婦で同時に手続きを進める例もあります。

事前に事情を説明しておけば、保証人も準備ができます。突然の請求を避けるためにも、早い段階で相談しましょう。

自己破産を弁護士に依頼する前に確認・準備しておくこと

相談の前に情報を整理しておけば、事件の種類の見通しを初回で聞けます。

準備が整っていれば、初回相談で事件類型と費用の見通しまで聞けます。以下の4点を確認しておきましょう。

借入状況の把握

借入先の名称、残高、借入を始めた時期を一覧にしておきましょう。滞納している税金や保険料の有無も伝えましょう。

借入先がわからない場合でも、信用情報機関へ本人が開示請求をすれば一覧を取れます。手数料は1,000円程度で、郵送やインターネットから申し込めます。

税金や国民健康保険料の滞納は免責の対象外です。金額がわかる通知書があれば持参し、申立てと並行して分割の相談を進めましょう。

開示請求は3つの機関それぞれに行います。どの機関に記録が残っているかは借入先の業態によって違うためです。

手数料は1機関あたり1,000円程度で、3つすべてを取っても数千円で済みます。相談の前に取っておくと、初回から具体的な話ができます。

過払い金が発生していないかの確認

2010年より前から借り入れている場合、引き直し計算で借金が減るか、過払い金が戻る可能性が残ります。回収できれば費用にあてられます。

回収できた過払い金は、申立て時点では財産として扱われます。金額によっては管財事件になる要素にもなるため、自己判断で請求せず弁護士に相談しましょう。

完済した借入でも、最後の取引から10年以内であれば請求できます。心当たりがあれば、業者名だけでも伝えておきましょう。

契約書・取引履歴などの資料準備

申立てに要るのは、給与明細や源泉徴収票、預金通帳などです。保険証券や不動産の登記事項証明書も準備します。手元にあるものを持参しましょう。

直近2か月分の給与明細、前年の源泉徴収票または課税証明書、過去1年分の通帳の写しが基本です。世帯全体の収入がわかる資料も求められます。

手元にそろっていなくても構いません。何が足りないかを示してもらえるため、まずは相談に行くところから始めましょう。

申立て前の1年から2年の間に、財産を売却したり、特定の債権者にだけ返済したりした事実があれば伝えましょう。管財人が確認する項目です。

隠しても後から判明します。先に伝えておけば、説明の仕方まで含めて準備できます。

信用情報に登録されることの理解

自己破産をすれば、信用情報機関が事故情報を登録します。生活の再建計画を立てるうえで、登録期間をどう過ごすかも相談時に確認しましょう。

登録期間中に住宅を借りる場合、保証会社が信販系だと審査に通りにくくなります。連帯保証人を立てる方式の物件を選ぶ、公営住宅を検討するといった対応が現実的です。

家族の進学時期や住み替えの予定があれば相談時に伝えましょう。着手する時期まで含めて提案を受けられます。

京都市で自己破産に強い弁護士の選び方

自己破産は、どの事件類型で申し立てるかによって費用と期間が変わります。京都市で事務所を選ぶ際に確認したいのは次の5点です。

同時廃止で進められるかどうかで費用は倍近く変わります。地元の運用を踏まえた見通しを示せる事務所を選びましょう。

自己破産の解決実績を公開しているか

同時廃止で終えた事例と管財事件を扱った事例の両方があるかを確認しましょう。免責に争点があるケースを扱った経験も判断材料になります。

確認したいのは、事業をしていた人の申立てや、免責不許可事由があるケースを扱った経験です。単純な同時廃止しか扱っていない事務所では、途中で対応が難しくなる場合があります。

実績が数字で示されていない場合でも、無料相談で自分の状況を伝えれば、過去の事例をもとにした見通しを聞けます。

同時廃止と管財事件のどちらになるかの見立てを、根拠とともに説明できるかも確認しましょう。費用の差に直結します。

費用体系が明確か

弁護士費用と予納金を分けて説明しているかを確認しましょう。管財事件になった場合に費用がいくら増えるかも、契約前に聞いておきたい点です。

確認したいのは、着手金と報酬金の内訳、予納金が別途かかること、そして同時廃止から管財事件に移行した場合の追加費用の3点です。

見積もりを書面で出さない事務所は避けましょう。契約書に費用の内訳が記載されているかも、その場で確かめられます。

法テラスの立替制度に対応しているかどうかもあわせて聞いておきましょう。対応の可否は事務所によって異なります。

京都市の裁判所・債権者の運用に詳しいか

少額管財を運用しているか、即日面接ができるか。こうした扱いは裁判所ごとに違います。京都地方裁判所の運用を把握している事務所であれば、期間と費用の見通しを早い段階で示せます。

少額管財を利用できるのは、弁護士が代理人についている場合に限る運用が一般的です。20万円で済むか50万円かかるかは、この点で決まります。

京都市で継続的に申立てをしている事務所であれば、提出書類の様式や審尋の有無まで踏まえた見通しを最初の相談で示せます。

即日面接の制度を採用している裁判所では、申立て当日に開始決定を得られる場合があります。期間の短縮につながる運用です。

提出書類の様式や添付資料の範囲にも地域差があります。慣れている事務所であれば、やり直しを避けられます。

無料相談で相性を確認できるか

自己破産にかかる期間は、相談から免責の確定まで4か月から12か月です。その間、財産や借入の理由について踏み込んだ話をすることになるため、話しやすさを確認しましょう。

確認したいのは、質問に対して具体的な数字で答えるかどうかです。かかる期間や費用を聞いたときに、根拠とともに説明できる弁護士であれば安心して任せられます。

手続き中の窓口が弁護士本人か事務員かも見ておきましょう。財産や借入の理由について踏み込んだ話をする以上、話しやすさは重要です。

手続きの間は、財産や借入の理由について繰り返し確認されます。話しにくい相手では、必要な情報が伝わりません。

初回相談で率直に話せるかどうかを見ておきましょう。

自己破産弁護士のランキングや口コミはどこまで信頼できるか

インターネット上のランキング記事や口コミには、広告として作成されたものが含まれます。掲載順が広告費で決まっている場合もあるため、順位をそのまま実力の指標として受け取らないようにしましょう。

確認すべきなのは、費用体系が明示されているか、管財事件になった場合の説明があるか、相談したときに事件類型の見通しを具体的に示せるかどうかです。ページ上部には、京都市で自己破産の相談に対応している事務所を一覧で掲載しています。対応範囲や事務所の特徴を見比べて、相談先の候補を絞り込みましょう。

口コミも同様で、対応の丁寧さは参考になる一方、手続きにかかった期間や費用は個々の事情によって変わります。短期間で終わった事例だけを取り上げた記載は、判断の材料になりません。

比較する際は、同じ質問を複数の事務所に投げてみましょう。事件類型の見通し、かかる期間、費用の総額の3点を尋ねれば、説明の具体性に差が出ます。

即断を求める事務所は避けましょう。持ち帰って検討する時間を認めるかどうかも、判断の材料になります。

【関連記事】[2026年8月最新] 債務整理で注目されている法律事務所(費用も徹底比較)

京都市で借金問題を相談できる窓口一覧

弁護士事務所のほかにも、借金の相談を受け付ける公的な窓口があります。

公的な窓口は無料で利用できる一方、代理人として申立てを行うことはできません。方針を整理する場として使い、依頼先は別に検討する流れになります。

京都市の弁護士会の相談窓口

京都弁護士会では、借金や債務整理に関する法律相談を実施しています。相談料が無料または低額に設定されているのが一般的です。

予約制で、1回30分程度が一般的です。担当する弁護士はその場で決まるため、自己破産を多く扱う弁護士に当たるとは限りません。

相談した弁護士へそのまま依頼することもできます。相性が合えば申立てまで任せられる仕組みです。

窓口名 所在地 電話番号
京都弁護士会法律相談センター 京都市中京区富小路通丸太町下ル 075-231-2378

京都市の司法書士会の相談窓口

京都府司法書士会でも、多重債務に関する相談を受け付けています。ただし自己破産の申立てを代理してもらうことはできません。

書類作成という形での支援は受けられます。ただし裁判所とのやり取りは本人が行うため、負担の大きさを踏まえて判断しましょう。

借入額が小さく、任意整理で解決できる見込みがあるかどうかを確認する場としては利用できます。

窓口名 所在地 電話番号
京都司法書士会総合相談センター 京都市中京区柳馬場通夷川上ル五丁目232番地の1 075-255-2566

京都市の法テラス

法テラス京都では、収入と資産が基準を下回る場合に無料の法律相談を受けられます。弁護士費用の立て替え制度も利用できます。

利用には収入と資産の要件があります。単身者で手取り月収18万2,000円以下が目安で、家族の人数によって基準は上がります。

無料相談は同じ問題について3回までです。立替制度と合わせて使えば、費用を用意できない状況でも申立ての準備を始められます。

窓口名 所在地 電話番号
法テラス京都 〒604-8187 京都市中京区御池通東洞院西入る笹屋町435 京都御池第一生命ビルディング3F 0570-078332
法テラス福知山 〒620-0054 福知山市末広町1-1-1 中川ビル4F 050-3383-0519

京都市の消費生活センター

京都府消費生活安全センターの相談先は、借金の返済や貸金業者との問題です。消費者ホットライン188からも案内を受けられます。

貸金業者の取り立て方法に問題がある、契約内容に納得できないといった相談にも対応します。闇金の被害を受けている場合は、警察への相談と並行して利用できます。

助言を受けられる窓口であり、代理人として手続きを進めることはできません。

窓口名 所在地 電話番号
京都府消費生活安全センター 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70(新町通九条下ル) 京都府民総合交流プラザ(京都テルサ)内 (075)671-0004
綾部市消費生活センター 〒623-8501 綾部市若竹町8-1 (0773)42-4263
宇治市消費生活センター 〒611-8501 宇治市宇治琵琶33 (0774)20-8796
京都府山城広域振興局農商工連携・推進課 〒611-0021 宇治市宇治若森7-6 (0774)21-2426
亀岡市消費生活センター 〒621-8501 亀岡市安町野々神8 (0771)25-5005

多重債務者向けの公的相談窓口

日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター、日本クレジットカウンセリング協会の多重債務ホットラインでも相談を受け付けています。いずれも無料です。

自治体が主催する多重債務相談会では、弁護士や司法書士が直接対応する枠を設けている場合もあります。開催は月に1回から数回で、事前予約が必要です。

家計の立て直しまで含めて相談したい場合は、社会福祉協議会の生活困窮者向けの窓口も利用できます。

生活が立ち行かない状況であれば、生活困窮者自立支援の窓口で家計改善の支援を受けられます。申立ての準備と並行して利用できます。

税金や国民健康保険料の滞納がある場合は、自治体の徴収担当へ分割の相談ができます。免責の対象外のため、別に手当てが必要です。

まとめ|京都市で自己破産を検討しているなら早めの相談を

自己破産は、免責許可を得ることで返済義務そのものがなくなる手続きです。減額ではなく免除であるため、収入の見通しが立たない状況でも生活を立て直せます。

一方、一定額以上の財産は処分の対象です。信用情報機関も事故情報を登録します。免責に争点がある場合は、説明の仕方によって結果が変わる場面もあります。同時廃止と管財事件のどちらになるかで費用は倍近く変わるため、見通しは早い段階で確認しておきたいところです。

督促が続いている、給与の差押えを受けた。こうした状況であれば、時間が経つほど選択肢は狭まります。ページ上部の一覧から京都市で自己破産を扱う事務所を探し、まずは無料相談を申し込みましょう。

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相談したからといって、その場で自己破産を決める必要はありません。財産と収入を確認したうえで、他の手続きと比べてから判断できます。

京都弁護士会や法テラス京都のような無料の窓口もあります。費用を用意できない段階でも動けるため、返済の見込みが立たないと感じた時点で早めに相談しましょう。

判断の基準になるのは、収入から返済にあてられる金額があるかどうかです。ないのであれば、時間をかけても状況は改善しません。

財産の有無と借入の理由がわかれば、初回相談で事件類型と費用の見通しまで聞けます。準備を整えて臨みましょう。

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