収入減からリボ払いに依存し返済不能に。自己破産で全額免責となった事例

この事例を解決した事務所
ひまわり司法書士法人
自己破産
60代
男性
会社員
借金の理由
生活費の不足、収入の減少
債務整理前
借金総額
360万円
月々返済額
8.9万円
借り入れ社数
9社
借金の期間
14 年0ヶ月
減額できた借金総額
360 万円
減額できた月々返済額
8.9 万円
債務整理後
借金総額
0万円

依頼前の状況

60代の男性からのご相談です。
定年退職後は再雇用というかたちで働いておられましたが、
現役時代よりもご収入が減少していました。

日々の生活費の不足を補うため、
軽い気持ちでクレジットカードのキャッシングを使い始めたそうです。
最初は数万円のつもりが、やがて支払いが追いつかなくなり、
買い物もすべてリボ払いに切り替わっていきました。

毎月の返済額は増える一方で元金は一向に減らず、
借入は9社、総額360万円。月々の返済額は8.9万円に達していました。
「これ以上はどこからも借りられない、返すこともできない」。
意を決して、当事務所へご相談にお越しになりました。

依頼内容・対応と結果

初回のご面談では、「60歳を過ぎて自己破産なんて人生の終わりだ」
「世間体が悪くて誰にも言えなかった」と深くうつむき、
大きなショックを受けておられるご様子でした。

まずはその張り詰めたお気持ちをほぐすことから始めました。
自己破産は決して人生の終わりではなく、
国が認めた生活再建のための正当な制度であることを丁寧にお伝えしています。
現在のご収入とご年齢を考えると、
360万円を分割で完済していく任意整理や個人再生は極めて困難です。
自己破産こそが最も確実に生活を立て直せる道であるとご説明し、
ご納得のうえで手続きを進めることになりました。

受任後は速やかに各債権者へ受任通知を送付。
直接の取り立てや督促の電話がぴたりと止まり、
この時点で「数年ぶりに生きた心地がした」と涙ぐんでおられました。

その後は申立てに向けて、生活費が不足した原因の分析と、
リボ払いに依存していた家計の収支の見直しを並行して進めます。
ご本人にも家計表をつけていただき、お金の流れを可視化。
裁判所へ提出する資産や家計の状況を隅々まで精査しながら、
再び借金に頼らずに暮らしていける生活基盤を一緒に整えていきました。

結果として無事に免責が許可され、360万円の借金はすべてなくなりました。
「これからは限られた収入の範囲で工夫して暮らしていきます」と、
力強く前を向いてお話しくださっています。

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