2019.1.21

【弁護士監修】債務整理を弁護士に依頼したいときに知っておくべき7つのこと

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
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「債務整理」が得意な弁護士に相談して悩みを解決
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「債務整理を依頼できる弁護士を探している」「債務整理を弁護士に依頼したいけど、依頼するとどうなるの?」という思いを持っている方は多いのではないでしょうか。

 

この記事は、弁護士への依頼を検討している方へ向けて、以下のことをご説明しています。

 

  • 債務整理について相談できる相手
  • 債務整理を弁護士に依頼するメリット・デメリット
  • 依頼費の相場、費用が払えないときの対処法
  • 弁護士を選ぶポイント
  • 依頼して借金を解決した例
  • 相談から手続き完了までの流れ、期間

 

また、東京や横浜をはじめとして、全国の弁護士をご紹介しているので、ぜひ一度ご覧ください。

 

1:債務整理について相談できる相手とは?

以下は、債務整理について相談できる相手です。弁護士や司法書士はもちろんのこと、そのほかの無料窓口もご紹介しているので、ぜひご活用ください。

 

弁護士

当サイト『債務整理ナビ』でも、債務整理の経験が豊富な弁護士をご紹介しています。相談は無料で受け付けており、相談時には依頼費を提示してもらうことも可能です。どなたでもお気軽にご相談ください。

 

司法書士

司法書士も債務整理について相談できる専門家です。司法書士の依頼費は、弁護士よりも安いことが多いので、司法書士に相談してみるのもよいかもしれません。

 

しかし、原則として、借金が1社あたり140万円を超えている場合は、司法書士は債務整理の手続きを代行できません。

 

そのため、1社あたりの借金が140万円以上ある方は、弁護士、もしくは下記「その他」の機関へ相談してください。

 

弁護士 司法書士 違い

 

その他

以下のように、弁護士・司法書士以外にも相談できる機関はありますが、弁護士や司法書士に相談すると相談時にそのまま依頼することも可能なので、特に対応を急いでいる場合は弁護士や司法書士への相談がおすすめです。

 

  • 法テラス
  • 国民生活センター
  • 消費者センター

 

2:債務整理を弁護士に依頼するメリット

以下は弁護士に依頼するメリットです。デメリットとあわせて確認してみてください。

 

 

メリット①取り立てが止まる

弁護士は依頼を受けると債権者に『受任通知書』を送付します。これにより、原則として債権者は取り立てができなくなります。

 

これに対し、個人で債務整理を行う場合は、取り立てが続行します。

 

参考:貸金業法

 

メリット②手続きを一任できる

債権者との交渉や裁判所へ提出する書類の作成・提出などの手続きを、ほとんど代行してもらえます。そのため、依頼者であるあなたは、債務整理中でも普段通りの生活を送れます。

 

一方で、個人で債務整理を行う場合は、必要書類を一から作成したり、平日に裁判所へ行ったりしなければなりません。

 

メリット③債務整理をしていることが知られにくい

依頼すると連絡は基本的に弁護士宛てにいくので、債務整理を行っていることが周囲に知られにくくなります。

 

一方で、ご自身で債務整理を行うと、債権者からの連絡や郵送物があなた宛てにいくため、周囲に知られてしまうかもしれません。

 

メリット④借金を大幅に減額できる可能性がある

弁護士は法的な知識と経験をもって、借金を可能な限り減額できるように交渉を行ってくれます。また、債権者の側も、交渉相手が弁護士だと借金の減額に応じる可能性が高くなるかもしれません。

 

言い換えれば、個人で交渉を行うと、話し合いがうまく行えなかったり、債権者に足元を見られて借金があまり減額されなかったりする恐れがあるでしょう。

 

3:債務整理を弁護士に依頼するデメリット

弁護士に依頼すると依頼費がかかります。しかし、個人で債務整理を行う場合のリスクを考慮すると、依頼したほうが安全ですし、総合的なメリットは大きくなるでしょう。

 

依頼費の額については下記「:債務整理の弁護士費用はいくらかかる?」をご覧ください。

 

4:債務整理の弁護士費用はいくらかかる?

下表は、弁護士費用の目安です。あくまでも目安であり、実際にかかる費用は弁護士事務所や債権者数などの諸要素により変動するので、参考としてお考えください。

 

 

費目と相場 

相談料

最近は無料に設定している弁護士も多いようです。

 

着手金

個人再生と自己破産は一律に、任意整理に関しては債権者ごとに設定している事務所が多いようです。なかには、任意整理の着手金を無料にしている事務所も見られます。

 

報酬金

任意整理と個人再生は、減額した債務の10%を報酬金として定めている弁護士が多いです。

 

例えば、個人再生で債務を100万円減額した場合、報酬金として10万円を払うことになります。

 

自己破産は、破産者の経済事情を汲んで、多くの事務所が報酬金を無料にしています。

 

報酬金は、日本弁護士連合会で上限が定められているので、不当に高い額を請求されることはありません。

 

参考:債務整理における報酬規制|日本弁護士連合会

 

その他

裁判所への交通費や出頭費用などは実費として支払います。

 

個人再生の手続きでは、裁判所費用が発生します。

 

裁判所費用は、収入印紙代、官報掲載費用、郵便切手代、個人再生委員会への報酬などを合算すると、3万円ほどになるでしょう。裁判所費用が着手金に含まれている場合もあります。

 

自己破産では裁判所費用に加えて、出頭費用が1回につき1万円発生します。出頭費用は着手金に含まず、別途でかかるケースが多いです。

 

重要なのは実際の合計金額

重要なのは、弁護士費用の合計です。近年は無料で相談を受け付け、依頼費を明快に示してくれる弁護士が多いので、できれば複数の弁護士に相談し、費用を比べてみるのがいいでしょう。

 

弁護士費用が払えないときの対処法

現時点で弁護士費用を工面できなくても、法テラス()の立て替え制度を利用したり、分割払いや後払いに対応している弁護士を探したりすることで、依頼ができるようになるかもしれません。

 

弁護士費用を抑える方法もご確認ください。

 

※法テラス

法的トラブルを解決するための国の機関で、一般の人も利用可能

 

5:弁護士を選ぶポイント

弁護士を選ぶ際は、以下のポイントに留意しましょう。

 

債務整理の実績が豊富か

弁護士事務所のHPには実績が公開されていることが多いので確かめてみましょう。債務整理案件の経験数や、過払い金の返還率などが、その弁護士の実績を計るバロメーターといえるでしょう。

 

依頼費が明快か

多くの弁護士が相談時に依頼費を提示してくれますが、その際に費用体系が明快であるか確かめてみてください。

 

費用に関してあいまいなまま依頼すると、後々トラブルになりかねせませんし、明示してくれない弁護士はあまり信頼できません。

 

依頼費はその後も確認できるように、書面で提示してもらうことをおすすめします。

 

デメリットやリスクも伝えてくれるか

債務整理のデメリットやリスクを伝えてくれる弁護士は、依頼者の立場を考えてくれているといえます。

 

依頼費をもらうことしか考えていない弁護士なら、債務整理のメリットだけを伝え、強引に依頼させようとしてくることもあり得ます。

 

事前に債務整理のデメリットを確認しておき、相談時に弁護士がそれを伝えてくれるかどうか確認してみるのもよいでしょう。

 

6:依頼して借金問題を解決した例

以下は、実際に債務整理を弁護士に依頼して借金問題を解決した方の一例です。

 

あくまでも例なので、あなたの借金が同様に減るとは限りませんが、債務整理で借金が大幅に減額できる可能性がある点はご理解いただけると思います。

 

個人再生を依頼したケース

債務者プロフィール

[年齢]50歳

[性別]男性

[借金を作った理由]生活苦・養育費など

[手取り月収]約35万円

 

<個人再生前の借金事情>

[借金の総額]約1,240万円

[月々の返済額]約18万円

[完済見込み期間]約5~6年

 

<個人再生後の借金事情>

[借金の総額]約240万円

[月々の返済額]約4万円

[完済見込み期間]約2年

 

任意整理を依頼したケース

債務者プロフィール

[年齢]40歳

[性別]男性

[借金を作った理由]ギャンブル

[手取り月収]約33万円

 

<任意整理前の借金事情>

[借金の総額]約350万円

[月々の返済額]約9万円

[完済見込み期間]3年以上

 

<任意整理後の借金事情>

[借金の総額]約90万円

[月々の返済額]約4万円

[完済見込み期間]約2年

 

 

7:依頼から手続き完了までの流れ 

以下は、各債務整理の大まかな流れです。一般的に、債務者(借金をしている人)の手続きの負担と減額できる借金の額は、任意整理<個人再生<自己破産だといわれています。

任意整理の流れ
個人再生の流れ
自己破産の流れ

 

各債務整理にかかる期間

以下は、各債務整理の所要期間です。あくまでも目安であり、実際にかかる期間とは異なる可能性があるため、参考としてお考えください。

 

 

相談予約をする

弁護士に依頼するにあたって、まずは相談予約をしましょう。予約方法は弁護士により異なりますが、弁護士事務所のHPの予約フォームから予約したり、電話で予約したりするのが一般的です。

 

通常は、相談予約をしたら、指定された日時・場所で弁護士と面会する形になります。

 

相談時に弁護士に伝えること

相談時に伝えることについては、こちらをご覧ください。

 

相談時の持ち物

相談時の持ち物は、こちらをご覧ください。

 

まとめ

債務整理について相談するなら、弁護士をおすすめします。相談時にそのまま依頼ができ、依頼条件もないためです。さらに、弁護士に依頼すると、取り立てが止まったり手続きをすべて代行してもらえたりするなどのメリットがあります。

 

一方で、費用がかかるというデメリットもありますが、依頼費を抑える工夫をすれば、負担が軽くなるでしょう。

 

実際に弁護士に相談する際は、上記「5:弁護士を選ぶポイント」を参考に、その弁護士が信頼できる人物かどうかチェックしてみてください。

 

債務整理をすることに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、債務整理は必ずしも珍しいものではありません。

 

債務整理により、借金がなくなり、生活が好転した方もたくさんいます。あなたもその一人になりませんか?

 

債務整理をご検討の方へ

長年の借金問題も債務整理で解決することができます。できるだけ早い段階で弁護士司法書士といった借金問題の解決が得意な専門家に依頼することが解決への近道です

 

専門家への依頼では、以下のようなことが望めます。

  1. あなたに最適な債務整理を提案してくれる
  2. 業者との関係を断ち切れる
  3. 受任後から利息をカットできる
  4. 返済計画を一緒に考えてくれる

借金原因は問いません。ひとりで悩まず、まずは専門家に相談してみましょう。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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債務整理では、債権者と交渉する任意整理や法的に借金を減額する、個人再生や自己破産などがあります。また、過去の過払い金がある方は、過払い請求を行うことも可能です。

ただ、どれもある程度の法的な知識や交渉力が必要になってきます。債務整理をしたくてもなかなか踏み切れないあなたを債務整理ナビの弁護士・司法書士がサポートいたします。

編集部

本記事は債務整理ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※債務整理ナビに掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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