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借金の種類(方法)6つを解説!それぞれの特徴や借入時の注意点

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
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お金を借りる方法には様々な種類があります。お金を借りる方法を知らないばかりに無理に金利の高いところから借りてしまったり、信用を傷つけてしまい、結果的に限られた機関からしかお金が借りられなくなり・・・悪循環に陥ってしまう方がいます。

今回はお金を借りる方法を7種類ご紹介いします。ぜひ、ご自身に無理のないようにお金を借りるようにして下さい。

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自分に適したお金を借りる方法を検討しよう

冒頭でご説明したように、お金を借りる方法には様々なものがあります。今回ご紹介する内容には、あなたが知らなかったお金の借り方も登場するでしょう。ぜひその中からあなたができそうなお金を借りる方法を取ってください。

お金を借りる方法と聞くと、何を思い浮かべますか?たいていは、「CMで見かけるような消費者金融」や「知人や親せきの中で、ある程度気心知れていて、かつ生活に余裕があり、優しそうな人」が思い浮かぶでしょう。

もちろん、それらからお金を借りることも可能ですし、今回もご紹介します。しかし、それらの借りる当てがダメだったときに、金利の高い違法な金融機関に引っかからないようにしたいものです。

様々なお金を借りる方法を知っていることで、選択肢が広がるのです。もちろん、お金を借りるだけが選択肢ではありません。後述しますが、お金を借りる以外の方法も今回はご紹介させていただきます。

借入先別のお金を借りる方法6つ

1:銀行からお金を借りる方法

では早速、お金を借りる方法をご紹介いたします。まずは、銀行からお金を借りる方法です。金融機関からお金を借りるとなると、真っ先に消費者金融(サラ金など)が浮かびますが、銀行からの借り入れも可能です。

正規の消費者金融の場合、「原則的に年収の3分の1以上は借りられない」という、総量規制があるため、年収が少ない方や他からのお借り入れが多い方は審査に通らないことも考えられます。また、金利に関しても、消費者金融のほうが銀行に比較して高い傾向にあります。

消費者金融のほうが敷居が低いイメージがありますが、そのようなことはありません。銀行では銀行カードローンでの借り入れが可能ですが、その条件も消費者金融と変わらず、「収入が安定的に見込めること」「過去の信用情報に問題がないこと」が基本的な審査基準です。

しかし、上記でお伝えしたように、総量規制で消費者金融から断られた、収入の無い専業主婦の方も配偶者の収入が安定していれば認められこともあるでしょう。銀行へ直接お問い合わせいただくか、インターネットなどを使い、各銀行カードローンを比較してみましょう。

2:消費者金融からお金を借りる方法

消費者金融と言えば、審査さえ通れば「お金を借りたい」と思っている人にすぐに融資してくれる非常にニーズに合った借入先です。しかし、よく考えてほしいことは、銀行は融資以外にも、株投資、手数料、信用創造など様々な方向からの利益があります。

一方、消費者金融は一般の方への融資による金利のみで利益を出していることがほとんどです。つまり、銀行や他の借入先より金利を高くしないと会社としてやっていけないのです。

貸金業法でも決められている金利ギリギリを設定している消費者金融会社がほとんどで、消費者がそのことを知らずに安易に借りてしまうと、消費者金融の良いように毎月金利を払い続けることとなってしまいます。

もちろん、すぐに融資を行なってくれる消費者金融は便利なのですが、そのようなことを考えた上で、さらに、今は「最初の1カ月金利ゼロ」など、会社によってキャンペーンを設けているところもありますので、約款よく確認したうえで上手に利用しましょう。消費者金融(サラ金)からお金を借りる前には以下のコラムも一度ご覧ください。

【関連記事】サラ金の実態とシステム|利用する前に考えてほしい4つの事

闇金からお金は絶対に借りないこと

消費者金融でも、「収入が不安定」「ブラックリストに載っている」などの理由があれば、もちろん信用ができませんので、審査が通らないことがあるでしょう。そこで「他者から断られてもOK」「ブラックでも借りられます」などと打ち出している消費者金融があります。

どうしても他から融資を断られてしまうと、そのような宣伝文句についつい引き込まれてしまいがちですが、その場合闇金である可能性が非常に高いのです。闇金では、他からお金を借りられなくなった人をターゲットに違法な金利を貪り取られることが考えられるでしょう。そのような宣伝文句を見かけても絶対に関わらないようにしてください。

【関連記事】
闇金とは|闇金の手口と絶対にお金を借りてはいけない理由
ソフト闇金とは|ソフト闇金の実態と巧妙な手口

3:クレジットカードを利用してお金を借りる方法

すでにクレジットカードをお持ちの方は、クレジットカードにキャッシング枠があれば、現金を借りることができます。ほとんどのクレジットカード会社では公式サイトにアクセスし契約状況を確認することで、自身のキャッシング枠の有無を確認することができます。

クレジットカードにキャッシング枠が設けられていたとすれば、審査も行わずに提携ATMで簡単にお金を借りることができます。つまり、その辺にあるコンビニATMからも簡単に借りられてしまうのです。

あまりにも簡単に借りられてしまうため、「本当に必要なお金か?」「しっかり返せるのか?」「金利はどうなっているのか?」しっかり考えた上で利用しましょう。

4:生命保険を利用してお金を借りる方法

以外と知られていませんが、生命保険に加入している場合「契約者貸付制度」を利用できます。契約者貸付制度は、生命保険の解約返戻金の7~9割の金額まで借り入れが可能となっています。

この場合、積み立て型の生命保険の場合利用が可能です。貸し付けなので、利息は発生してしまいますが、もともと自身が受け取る権利のある解約返戻金からの貸し付けなのでリスクは低いでしょう。詳細は保険会社によって違いますので、各保険会社にお問い合わせください。

5:公的融資制度でお金を借りる方法

それぞれ条件は厳しく限られていきますが、国からお金を借りることで他の金融機関とは比にならない低金利でお金を借りることが可能となります。このことを公的融資制度と言いますが、当てはまる方はまず、こちらから検討しましょう。

  • 生活福祉資金貸付制度

どうしてもお金が足りずに困窮している世帯が自立できるようにサポートする制度です。金利は非常に低く0~1.5%程度です。

参考:「厚生労働省|生活福祉金貸付制度

  • 年金担保貸付制度

年金を受給している方が利用できる制度のことで、年金を担保にお金を借り入れることができる唯一の制度です。金利も1.9%と低く設けられています。

参考:「独立行政法人福祉医療機構|融資制度のあらまし

  • 国の教育ローン

子どもの養育費が支払えない場合に利用できる制度で、主に子供の大学進学に合わせて利用している方が多いようです。融資限度額は350 万円以内となっており、金利は2.05%。奨学金を考える前に検討していただきたい制度です。

参考:「日本政策金融公庫|教育一般貸付

  • 借りる以外の給付金の利用

このように国からお金を借りる方法もありますが、そもそもお金がない方は支援を受けることも可能です。詳しい解説は省きますが、以下のようなものが考えられます。

・住宅支援制度・・・住む場所がない、失いそう

・求職者支援制度・・・就業できず生活が苦しい

・生活保護・・・様々な制度を試しても生活水準が最低以下

6:親戚や知人からお金を借りる方法

これらの方法以外にも親戚や知人からお金を借りる方法があります。一番融通も聞きやすく、金利もかからないでしょうから、方法としては十分ありでしょう。しかし、誠意を持って返済を行わないと、親戚や知人内での信頼を失ってしまいます。

また、何度も借りてしまうと、相手からの印象も下がってしまうでしょう。金の切れ目が縁の切れ目と言うように、リスクなく借りられるからと言って、親戚や知人からお金を借りることに依存してしまわないように、自身で立て直せるような施策を取っていきましょう。

お金を借りる際に注意してほしいこと4つ

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ここまでお金を借りる方法を解説してきました。あなたが知らなかったお金を借りる方法も出てきたのではないでしょうか?なるべくリスクの少ない方法から検討されて下さい。しかし、お金を借りるという行為は、やはり安易には行ってはいけないかと考えます。

お金を借りなければ、何か弊害が生じるのであればしょうがありませんが、逆にお金が返せなくなった時のリスクも大きいのです。必ず以下のことをご自身に当てはめてしっかり考えた上でお金を借りるようにして下さい。

 1:借りる前に必ず返済計画を立てること

まず、借りる前に必ず返済計画を立てるようにして下さい。「収入が低い」「過去に返済が滞った」など、返せる予定が認められないと、貸主から断られることがありますが、ご自身でも「いくら必要で」「いつまでに返して」「月々いくら返せるのか」などの返済計画を立てたうえで、借りるようにして下さい。

「返せるか微妙だなー」という状態では、返せずに後に首が回らなくなる可能性大です。以下のコラムを参考に借金返済計画を立ててから借りましょう。

【関連記事】借金返済計画|効果的な返済方法のまとめ

2:借りたら必ず返すこと

当たり前のことですが、借りたら返すことです。中には、「そのままにしておけば逃げ切れるんじゃないか?」と、考えている人もいます。確かに借金には時効がありますが、そのことから逃げ切るのはほぼ不可能です。

債権者(貸している人)から、催告書や差し押さえなどの法的な対処を取られれば簡単には逃げ切れないでしょう。場合によっては訴訟問題にも発展しますし、最初から返すつもりなく嘘をついていれば詐欺罪にもあたります。

【関連記事】
借金の時効が成立する条件|時効成立までの流れと手順
督促状と催告書の違い|督促状が届いた方の正しい対処法
差し押さえにより起こりうるリスクとその対処方法

3:複数から借り入れないこと

借金問題の怖いところは、一か所の借入先で限度額に達したり断られたりして、さらに別のところから借り入れをし、その借金を返済に充てる、多重債務の危険性があることです。こうなってしまうと、まるでもぐら叩きのように借金や金利が次から次へと膨らみ、終わりのない返済サイクルが出来上がってしまいます。

もし、お金を借りるのであれば、複数から借りることは避け、一か所から借りるように計画を立てましょう。もし、その借り先から断られたり、希望額に満たない場合は、そこからいったん借りて、もう一か所を探すのではなく、借入先が一か所で済むように計画を立て直して下さい。

【関連記事】多重債務者が借金返済するために取るべき行動のまとめ

4:借金を返済するために新たなお金を借りないこと

上記と関連していますが、もうすでに借金をされている方の中には、借金を返すために別の機関から借金を借りる行為を延々と売り返している方がいます。確かに目の前の借金を何とかしなくてはいけないと考える気持ちも分かりますが、よくよく見てみると、増え続けている金利だけを返済し、元本は減っていないようなケースもあるのです。

言い方を変えると、消費者金融などに良いように出し抜かれているのです。このまま借金返済をまともに続けていても、いつ完済できるか分からなくなっています。この場合、債務整理という方法も取れますので検討してみて下さい。

【関連記事】債務整理とは|任意整理・自己破産などのメリットとデメリット

まとめ

お金は様々なところから借りられますので、しっかりと自分に合ったところから借りるようにして下さい。また、世の中はどんどん便利になり、ネットで、電話一本で、カードだけで、と、借りること自体が簡単になってきています。

しかし、お金を借りるという行為は安易に行うべきではありません。返せなかった場合のリスクも踏まえ、しっかり考えた上で計画的に借り入れを行うようにしていってください。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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本記事はベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ債務整理(旧:債務整理ナビ)に掲載される記事は弁護士・司法書士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。